先日、歩いていたときのこと。
たまたま通りかかった場所に、
初めて見る神社がありました。
東京都台東区竜泉にある
「千束稲荷神社」です。
立ち寄る予定ではなかったのですが、
鳥居の向こうにいた
きつね様と目が合ったような気がして……
思わず、そのまま参拝しました。
こちらにいたのは、
口を開いているきつね様と、
静かに口を閉じているきつね様。
二体でひとつの「阿吽」です。
こちらのきつね様たち、
凛々しいというよりも、
どこかやさしいお顔をしています。
そして私が妙に惹かれたのが、
その肉付きの良さ 笑
細くてシュッとしたきつね様ではなく、
どことなく、ふっくら。
その姿に親しみを感じて、
しばらく眺めてしまいました。
千束稲荷神社の創建時期は、
はっきりとは分かっていないそうですが、
江戸時代の寛文年間、
1661年から1672年頃と推測されているそうです。
かつては北千束郷の氏神様として、
その後は龍泉寺村の氏神様として、
この地域で大切にされてきた神社なのだとか。
(千束稲荷神社公式サイトより)
御祭神は、
五穀豊穣をつかさどる神様として知られる
倉稲魂命(うかのみたまのみこと)と、
八岐大蛇(やまたのおろち)を退治したことで知られる
素盞嗚尊(すさのおのみこと)。
二柱の神様がお祀りされています。
また、樋口一葉の小説
『たけくらべ』に登場する祭礼の舞台でもあり、
写メを撮り忘れましたが、
境内には樋口一葉の文学碑も建てられています。
周りには高いビルが建っているのですが、
境内に入ると、思いのほか空が広く感じられます。
きちんと手入れされていて、
静かで、居心地のいい場所。
都会の中にありながら、
時間の流れがゆっくりしているようでした。
観光地として調べて訪れる神社もいいけれど、
こうして偶然通りかかって、
なぜか気になって足を止める神社もいいなぁって思います。
きつね様と目が合ったような気がしたのも、
「ちょっと寄っていきなよ」
と、呼び止められたのかもしれない。
思いがけず、
いい場所に出会えた一日でした ![]()





