先日上京した際、新宿の「BOOK AND BED TOKYO」に泊まってみました!
このホテル(というかホステル、というかカプセルホテル)が池袋に開店した時はすごく話題になって、いつか行きたい…と思っていました。
でもタイミング悪いのか人気高いのか、いつも予約が取れず…段々当時の熱も冷めてしまっていたのですが、今回の上京が決まった時、ダメもとで予約サーフィンしてみたら…新宿が空いてた!しかもやっすい!
コンセプトが『泊まれる本屋』ですからねワクワクしながら向かいました。
数年ぶりに新宿歩きましたが…以前よりも更に汚くなってる気が
何回かでっかいネズミ見ましたよ!(道行く人が動画撮ってた)
そしてSTUDIO ALTAの電光掲示板に、広告募集のお知らせが映し出されているのを見た時は、思わず「うわあ…栄枯盛衰…」と感じてしまいました。来年あたり閉館するというのは何かで読んで知ってたけど、アルタの広告スペースが空いてるなんて、自分が若い頃には考えられない光景で…。
「BOOK AND BED TOKYO」は歌舞伎町の外れにありました。
歌舞伎町はもう、コマ劇もシアターアプルもとっくになくなってて、噴水広場も消えて、ただっぴろいたまり場になってました。そこと、手前の歌舞伎町入り口の道は、コスプレ風の若い客引きの子たちがずら~っと並んでまして。
もう全然知らない場所じゃん!と浦島さん状態で到着。
ビルの8Fにある「BOOK AND BED TOKYO Shinjuku」
本当に本屋さんのような内装でした!
書棚の間にベッドスペースがあってそこに潜り込む感じ。
コンセプト重視なのかコスパ事情かはともかく、ベッドは本当に「鰻の寝床」という感じです。私は小柄なので、荷物を足の方に置いたり、枕元にも眼鏡やらスマホやら書棚から持ち込んだ本やらを置いて寝れましたが、標準サイズの人だと結構圧迫感があるのでは?
でもまあ、本当に閉店後の本屋さんにごそごそっと忍び込んで、好きなように過ごせるイメージなので、もうそれ以外は文句言いません!という気持ちになりました。
ゲストは外国の人ばっかりでしたね。年齢層はまちまちでしたがカップルが多かったかな。
あ、トイレの水の流し方が分からないようで、よく見ると、Panasonicのシステムなんだけど、英語表記がないので、それは気の毒だった…スタッフの人が聞かれてるシーンも見たし、そこはちょっと不親切かな、と思いました。
↑みんな大好き!村上春樹コーナーもちゃんとありました。
本はこの2冊を自分のねぐらに持ち込みました。
エーリッヒ・フロムの「人生と愛」
バーネットの「秘密の花園」
どちらも全然読み切れなかったけど、エーリッヒ・フロムの本は「愛するということ」しか読んだことないから思わず手に取ってしまいました。
「秘密の花園」は、開くの40年ぶりくらいで、でもパラパラしただけでストーリー思い出した!新訳だそうでこれは再読したい!(帰ってから図書館で予約しました)
ここ数年、電子書籍派になりつつあった自分ですが…理由は老眼とスペースね…やっぱり紙の本は良いなあ!って思いました。でもとりあえずは今ある積読本にゆっくり取り組みます