わくわく終活第1回 「年賀状を出すのはやめました」

 

今回から「わくわく終活」というテーマで考えていきましょう。

自分の残りの人生は有限だと考えたことがありますか?

僕の生活全般についてひとつずつ考え直していきましょう。

 

まず、自分の残りの人生を数えてみましょう。

もちろん、人間はいつまで生きるかわかりません。

逆に言うといつ死ぬかわかりません。でも必ず死にます。

死んでしまうと何もできませんので、生きているうちに自分が死んだあとのこと

まで考えておきましょう。これが終活だと思います。

 

あと何年生きるだろうか? と考えて、平均寿命まで生きるとしたら20年ほど

です。春の桜はあと20回見ることができます。

こう考えてみると毎年1回1回の花見はすごく貴重なことのように思うのですが

いかがでしょうか?

例えば滅多に会わない友人と食事をするとしましょう。

あと20年の時間の中で何回食事ができるだろうか? と考えてみましょう。

1年に1回ぐらいならちょっとリッチなところで思い出を大切にすると言うふう

に考えられないでしょうか? あるいは美味しいと評判のところで食事をすると

か。ちょっとわくわく感があることをしたいですね。

 

自分の残りの時間が限られているとして小さなことから始めています。

具体的なことをあげると年賀状はやめました。

年賀状を書いている時間があれば自分が死んだ後のことを考えておこうと思いま

す。

12月に入って年賀状を書く時間てすごくもったいない。わざわざ暮れの忙しい

時に書く必要性があるのだろうかと疑問に思うようになりやめることにしました。

きっと年賀状を出す相手も大変な中年賀状を書いていると思います。

僕自身は年賀状を出すことはすごいストレスでしたね。パソコンで印刷していた

頃は大変でした。年1回だけ使う年賀状ソフトに慣れるのに時間がかかり、滅多

に使わないプリンターに戸惑ったり。インクジェッターがなくなり買いに走った

り。それはそれはすごいストレスでした。住所の確認も大変ですよね。

年始は僕のウェブサイトでご挨拶します。

年賀状を書かない分、遺言状を書いておいたり、ACPと言われる「もしもの時の

治療方針」を書き留めておきたいと思います。