自分の中にトラウマがあっても、なかなかそれに気づかない事は
よくあるようです。
堪え難いような非常に辛い経験をした時、自分自身を守るため、
自分を維持し生きてゆくために『辛い』という感情すらも押し隠
して心の奥の見えない部分へ放り込み蓋をしてしまうからです。
私自身も、『トラウマの存在に気づく』のにずいぶん時間がかか
りました。
以下はわたしのケースです。
赤ちゃんの時から虐待を受けてきました。
母により、膝に火傷を負ったのですが、その理由を知ったのは私
自身が20代になってからでした。
物心がつくようになっての幼児期以降は精神的虐待が主でした。
しかし、多くのこうした子どものケースがそうであるように、自
分自身が親から虐待を受けているという自覚はまったくありませ
んでした。
幼い子どもというのは、『虐待』という言葉すらもわからないも
のです。
自分の置かれている環境が『普通ではない』という事も気づかな
いままただひたむきに生きているものです。
わたしの子ども時代は、『虐待』というものが、親が子どもを意
味なく殴る蹴るを行う行為がそれに相当するものだと思っていま
したし、昔はメディアであまり取り上げられたこともなかったよ
うでした。
やがて成長し思春期の頃になると、自分自身がひどく屈折してい
るとはわかっていて、それが家族関係が原因している事は気づい
ていました。
ただ、誰でも子供時代というのは辛くて嫌な物なのだと捉えてい
たようでした。
『トラウマ』に気づいたのは、自分の出産後の育児に入ってから
でした。
妊娠時に関西から浜松へ移り住みました。
知り合いはゼロでしたが、平気です。
無鉄砲な方でしたので。
しかし、『虐待』というのは、対象となる相手を否定し攻撃する
事で『自分を肯定しよう』とする行為でもあり、そういった意味
でも、『他者をおとしめて自分を肯定』しようとする性質から、
子どもを虐待する人は依存的性質があると言っていいと思います。
ですからわたしの母は自分の子どもが大人になっても、執拗に関
わってこようとしていました。
出産直前も、遠方に住む母からたくさんの迷惑な行為を受け、拒
否すると恨みをいっぱい書きつづった手紙も送ってきもます。
そして出産直後、私自身、病気を患ったのですが、育児をしなが
らの病気がまたトラウマにもなったようでした。
色々な関節に激しい痛みが起こり、医者にかかっても病名もわか
りませんでした。
この事で、ドクハラや近所の人の病気への不理解による冷たい言
葉もありました。
でも、これは仕方がありません。
病状が突然ひどく悪化したり、急激に楽になったりと。自分でも
訳がわからないほどでした。
まずしゃがむ動作が困難になり、洗濯物をただパンパンと叩くに
も、ただ腕を上へ挙げたり、コンセントのプラグをはずすのも激
痛が走って、育児などの日常生活が非常に厳しいものでした。
『一日一日、なんとか生きていっている…』、そんな状況です。
夜中に多数の部位に炎症が起こった時には、その痛みの激しさで
眠れず、息をするのも苦痛でした。
ただ存在しているだけで苦しいのです。
明け方近く、遠くで烏が泣き始める4時半頃になって、やっと痛
みが遠のいて、呼吸が穏やかになり少し眠れるという日が何度も
ありました。
それから1年半ほどが経ち、病名もわかり、突発的にひどくなっ
た場合どう対処すれば病状が楽になるかもわかってきました。
『育児も、病状も、ほんの少し楽になってきた』、そんな時です。
ちょっとした時に、涙が止らなくなってしまったのです。
ひとりでいる時。
洗濯物をたたんでいる時。
いろんな時にそれは起こりました。
きっかけは自分のこども、赤ちゃんの鳴き声です。
泣き声を聞くと、たまらなく耐えられない自分に気づきました。
自分の子どもが泣きそうになる前に駆けつけていって、授乳やお
むつの取っ替えなどに必死でした。
とにかく泣かれまいとして。
(しかし、これは乳幼児の育て方としては失敗です。)
なぜ、こんな事をしてしまうのか?
それは、じぶんが幼い時に、『声を出して泣いた記憶がなかっ
た』からでした。
思い出してみると、家族の中で訳の分からない理由で殴り飛ばさ
れた時にも、夜になってから布団に隠れて声を押し殺して泣いて
いました。
泣いたりすると、母から激しくなじられるからでした。
そんなふうに感情を押し隠す癖がありました。
だんだん成長して大きくなっても、よその子が駄々をこねて泣い
たりしているのを見ると、『なぜ親はぶん殴って、叱らないんだ!』と不愉快にさえ思っていたものです。
20代くらいになって、世間の『親』をやっている人達が、必ず
しも子どもに対し高圧的であるわけではないと知るようになりました。
そうです。
たくさん泣いてもいい時に、泣く事を止められ、保護されていな
ければならない時機に、きちんと保護されていなかった。
その苦しみがトラウマで、『消えてなくなってしまいたい!』と
いう心の闇と向き合う時代が続きました。
つまりこういう事です。
育児と病が最も大変な時機を乗り越えた時。
自分自身が受け止められやすいその時機をずっと待ってくれてい
たのだと思います。
おそらく自分の心の奥、つまり潜在意識がいままで隠していたけ
れど、『もう出してもいいよ』という時を狙って『過去の感情』
が噴出したのだと、後になってようやくわかってきました。
それでも、トラウマを開放する術を知るのはもっと後になってか
らでした。
ここ数年の事です。
それまでは自分でもう克服できたと思っていても、そうではあり
ませんでした。
少しづつ軽減していったものの、ちょっとした事でまた、『消え
てなくなってしまいたい!』という心の闇が復活してしまうのです。
そして、今はほぼ大丈夫。(=⌒▽⌒=)
いろいろ、勉強したり、いろいろな対処法を試みたりするうちに
現象の裏にある真実を知る事で、ほぼクリアできたのではないか
なと思えます。
真実を知った今、親への感謝の気持ちもあります。
そして、自分とはどういったものなのかを見つめる事もできました。
次回から、しばらく一つ一つの出来事に焦点を当て、どのようにトラウマを開放して行ったかを紹介してゆきたいと思います。
読んでくださりありがとうございます。
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