勇気と愛を持って母と接する、そんなことが自分にできるだろうか?
『勇気と愛』という言葉は、映画『シンデレラ』で主人公が心に刻んでいたフレーズです。
『シンデレラ』では、問題の対象は継母でした。
でも、共通点は同じです。家の中というのは閉ざされた世界で、外の人からは見えない場所で起こっていた事です。
その中でいつも悪意を持って自分を押さえつけてきた相手に対し、シンデレラ自身が『どうしてそんなひどい事をするの』と、きっぱりと告げた、これはとても勇気のいる事だと思います。
ここで継母も、自身の中にある深い嫉妬心を認めていました。
もちろん、彼女の勇気はその他の部分でも発揮され、さまざまな奇跡を起こすこととなったわけですが。
シンデレラが起こした奇跡ほどではないにしても、ちょっとした奇跡を起こしたい。
誠意を持って語らなければ、きっと通じない。
これまで言えなかった数々の事を、自分はちゃんと母に告げられるのだろうか?
正直、緊張しました。
そして、母との面会。
母は、私が誰なのかわかりませんでした。
まだひどくはありませんが、認知症です。
私は、自分が娘である事と、名前を名乗り、母がこれまで何をしてきたのか、一つ一つ語って行きました。
まず、父方の祖母に何をしたか……。
(この多くの部分は、ここ5年ほどの間に父の妹つまり叔母から聞いて、私自身が知った話です。父は真実を押し隠してしまう人でした。その父も5年前から認知症になっています。)
兄や、私は、両親が結婚をした際、非常に貧乏で全財産が800円だった何度も聞かされていました。
それは、家が火事にあったという理由で、父方の祖母にお金を巻き上げられていたからだという話です。
ところが、これは母の作り話でした。
母は浪費癖でお金を使い果していたのを、祖母のせいにしていただけでした。父が渡した給料をあっという間に使ってしまったので、お金がなくなっていただけです。
母はお産(私を生む時)や、盲腸で入院した際、父方の祖母に世話になっていたそうです。
排泄物の処理までしてもらっているのに、母は『ありがとう』の一言も祖母へ言ったことがありませんでした。
見かねた同室の人から『こんな時はお姑さんにありがとうくらい言わないと』と母はたしなめられましたが、『こんなもん、いいように使ってやればいいのよ!』と、言っていたそうでした。
本当は、母は自分の実家の家族に手伝いを頼むことができたはずなのに、わざと父方の祖母に手伝に来させていました。祖母だってお商売をしていたのにです。
その話を告げ、私は母へ『自分の義理のお母さんを、ゴミや奴隷のように扱って、そんな事をするなんて……。
あなたはあなた自身が誰かから、ゴミや奴隷のように扱われたとしても、何も文句は言えないって事だからね!』と叱っていました。
(私もこの歳になると、自分の親へ『ママ』とは言えず、『あなた』と呼んでいます。父へもです。)
次は、他の親戚や身内にした事です。
母は血縁者だろうと義理の関係だろうと、女性への嫌がらせがすさまじいです。
特に相手が妊娠している時は、特に悪質です。
精神的にまいらせて、体調を崩させるほどです。
ある人は精神的にまいってしまい、障害を持った子どもを出産したり、他の人もやはり妊娠中に問題が起こってしまいました。
母の意地悪はさらに続き、『こんな子どもが生まれるのは、うちの血筋じゃない!』といった内容の手紙をそうした女性の実家の親戚へ送りまくっているのです。
この事が原因となり、離婚した人もいます。女性の実家の親戚の人たちも怒っていて『血筋などというのだったら、再婚し次の子がまともだったら、そうじゃないと証明できるじゃないか』という話になってしまったのです。
この過去の話を母へ語り、『どうしてあんな事するの! あの子(ハンデを持ってしまった親戚)に何か恨みでもあるの!? あの子は自分が生まれた事で、自分の両親が離婚したのではと考えてしまうかもしれないじゃないの!』と、私はまた叱りました。といっても、感情的になってぶつけたわけではありません。あくまで落ち着いた口調でです。
母は、首を大きく振って『恨みがあったわけじゃないのよ』と懸命に否定しました。
そうした親戚、身内の話をした後、私自身の妊娠中の話へと移りました。
私が妊娠中に、母はびっくりするような量の明太子を、一ヶ月あたり4回も送ってきました。
臨月近いてくると、今度は50キロほどの木箱入りの干しうどんを送ってきたのです。
そして、また何やら送ってきたので、受け取り拒否をすると、恨みを書き綴った手紙が送られてきました。
なぜ、母はこんな事をするのか?
『何が何でも第一子をまともに出産させてやるものか』といった彼女の気迫があるかのようでした。
『生涯を通じ、好きなようには行動させまいぞ』といういわばデモンストレーションといったところでしょうか…。
私は、出産を控え、『母に念力があるのなら、自分にだってあるはず。生まれてくる子への念をすべて自分が請け負ってみせる』と、決意していました。
1万例以上も出産を受け負われた有名な先生の元でお世話になりましたが、その先生ですら、『こんな事は今までになかった』といった難産(子宮口が開いても、子どもが出てこなかったのです)となり、結局他の病院へ緊急搬送され帝王切開で無事出産しました。
子どもは無事でしたが、その出産直後から私は難病を発病(ベーチェット病で、後に関節性リューマチへ移行)してしまいました。
もちろん、『母の恨みでこうなったとは限らない』ともみなす事はできます。
私が自分へ自己暗示してしまったととらえることも可能かもしれません。
証明できるものなど何もないのです。ただ、それでもこの時の私には、『自分が請け負ってみせる』と思う以外に、他にどうすることもできなかったのです。
母へこうした経緯を語ると、母は泣いていました。
全てを覚えているわけではないようでしたが、話した内容を否定はせず受け止めてくれているようでした。
『もう、体はずたずたなんだよ』と、私が言うと、母は大泣きで、『ごめんね』『ひどい事してごめんね』と言っていました。
初めて母から聞いた『ごめんね』という言葉です。
この直後、自分でも予想していなかった事を私はしていました。
読んでくださっている方、ありがとうございます。
分量オーバーしそうなので、続きはまた後日へ。
心理カウンセリング(一回約1時間 2千円)、ヒプノセラピー(一回約2時間 3千円)、スカイプにて行っています。
ご希望のかたは、左サイドバーにあるメールホームまたはメッセージよりお申込みください。
連絡先メールアドレス、および希望日時を第2希望までご記入ください。メッセージから申込みされる方は、@を⭐︎印などに変え、入力してください。
平日は10時から4時、及び夕方6時から8時。(月曜は朝の11時からとなります)
日曜は午後1時から4時あたりは可能です。
お気軽にご相談ください。
くうちゃん LINE クリエーターズスタンプ 承認され販売となりました。
専用URLはこちら⇩
http://line.me/S/sticker/1148468



