和食は、健康食志向や、ユネスコの無形文化遺産への登録を背景に、
世界で急速に人気が高まっている。
一方で外国では和食ブームに便乗した偽物和食の料理店も雨後の竹の
子のように誕生している。
寿司やラーメンなどもそのとおりで基本的な知識もなく、見ただけの
イメージで形だけをまねて客に提供しているようだ。
本場を知らないお客はそれを信じて食しているということだが、必ず
しも評判がいいわけではない。
和食を見たことも食べたこともない人が作っているケースもあり、ま
ずくて当たり前だ。
だが和食がまずい、と思われるのは心外だ。
日本人の我々は和食に誇りを持っている。もどきで和食を語ってもら
いたくない、まして名前を利用した便乗商法はもってのほかだ。
しかし、時代とともに食のありかたの変化も容認せざるを得ない。
そこでご当地の寿司やラーメンなどの和食はオリジナルを尊重しつつ、
日本の和食、寿司、ラーメンは、これだ、というように差別化する意
味で認定制度なるものを設けていただきたい。
認定は希望する店に一定程度の基準で審査して発行するもので日本式
を認めるものだ。
認定がないからと罰則があったり排除するといったものではなく、今
までどおりの営業を続ければよい。選ぶのはお客様だ。
本当の寿司とは、ラーメンとは、和食とはこういうものだ、というこ
とを知ってもらいたいためだけだ。