初めてです。日本にフェスが開催されてから数十年経つのに、初めてです。
場所は幕張「サマーソニック2024」とある事情で参加したので、リスナーとしての観覧は出来ず。
それでもビーチステージの2日目はすべて音を聞くことが出来ました。
簡単にレポートを。私は素人ですから、ファン目線でもないし、失礼があったらご容赦ください。
まずは知っているバンドが少ない(笑)、還暦ハンディか?
15時に会場到着なので、まずは「never young beach 」ここまで、この場所が似合うバンドは無いですね。
もともとファンなのですが、今回は「ロックバンド」であることと「ギターバンド」であることを再認識。
音も良かったと思いますし、なにより「曲がいい」。最近の「編曲凄い&ハイトーン&超テク」なヒットバンドとは
一線を画す実力は、このバンドが長く続くことを証明していると思いました。
そして「ORANGE RANGE」が圧巻。スタートのMCからしてベテランの風格と、煽りの上手さを感じました。そしてヒットパレードかと思いきや新曲も「アーティストなんで」と前置きしながら、ぶっこんでくる。もちろん、それにこたえるリスナーもフェスならではと、なにより「楽曲が良い」のです。
今のヒットバンドも素晴らしいと思いますが、あまりの完成度で、気軽に歌えない。カラオケでも上手に歌える奴なんていない(多分)
国民的バンドORANGE RANGEには、理屈なく踊れる楽曲が沢山あるわけですが、それもこれも「楽曲」が良いからです。メロディー&歌詞の完成度が、数十年経っても色あせずに生き続ける。
私が驚いたのは、20代が「口ずさみながら」ステージに向かっていくこと。「君たち、生まれてないよね」と思ったのですが、さにあらず。
順番だから仕方ないけれど、次の「BLUE ENCOUNT」は厳しかった。最初2曲を遠目からステージを拝見しましたが、確かに技術は高い。ドラム、ギタリスト、素晴らしい。けれど還暦には、ちょいきつい。PBMもあるのだけど、メロディが入ってこない。もちろん、これはORANGE RANGEの残像のせいだとわかっていても。
それでもタイトなライティングと、真上に位置したフルムーンが素敵でした。
そこにいくと、私は全く知らなかった「HOOBASTANK」は、さすがアメリカのバンドという音でした。
還暦世代には、グッとくるビートは初めて聴くのに、前から知っているかのよう。
これがロックの大切な要素なんですね。音作りは、ベース低音が響きすぎて、ちょいきつかったけれど、20時をすぎて
続々とインバウンド含めて、多くの人がビーチステージに向かいました。
いわば半日しかすごしていなかったけれど、初めてのフェス・サマソニ・ビーチステージは、多くの感動がありました。接客もしたので、沢山の人と話せたし、なんと「知人」にあうという数万分の1の奇跡!も体験。
これはハマるね。還暦予算では楽でないけど、500円貯金始めます!