自転車で多摩川の土手近くを走ると「よく、こんなところに家が建っているなぁ。」と思ったり、「ここに住んでるのか。」と思ったりする、旧い住居がある。

今日は近くのクリニックへ降圧剤と、足の痛みを相談に行った。待合室・・・80歳になろうかという

ご婦人二人のお話しが大声で響く・・・。

話の内容から、お一人が「その家」の住人であることがわかる。戦前の話から、地元の大事故、最近のゴシップネタまで・・・つい耳がダンボになってしまう。

そんな中でも、もっともだと思ったのは「祭りの音がうるさいって、あとから入ってきた若いやつらが文句言うとさ、自治会もそうですか?って、祭りの方をやめちゃうのよ。おかしいでしょ。お囃子の無い祭りなんて!」「子供みこしも来なくなった。つまらないよね。子供は楽しみにしてるのにさ。」

おばあちゃんの一言には、聞きたくないこともあるけれど、もっともなことも含まれている。

いつから日本中が「事なかれ」になってしまったかな・・・。

これから夏になって、地元のお祭りが多くなるのに、お囃子がうるさいからやめろってね・・・。