「誰彼発恋。 ~たそがれはつこい」 バレンタインver.1 | 美咲ゆうのキュン♡をお届けします

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美咲のきゅん♡が詰まっています
ぼーいずらぶにはまってしまった美咲の勝手な妄想をダダ漏れ公開チュ♡賞味期限が切れているので、注意してね☆

こんにちは!

今日の日付変更ちょっと前から、スマホのメールが数分間鳴りやまないという事態ww
あぁぁ…ブログ更新のお知らせ

後ろ髪引かれながらもエディタとにらめっこする美咲

何度となく我慢できずにチェックリスト眺めたら
何んとまぁ…チョコレートのかほりが充満しているじゃないですか!!


今回FC2の方では一年前のSSを修正加えて掲載し
オリキャラか二次でバレンタイン妄想を書きたいなぁ…と思っていたら
ジャストなタイミングで美咲を刺激してくれた方がおりましたw

BL成人玩具(株)の第二弾企画
星藍学園 恋愛報告書 という「物書き×絵描き」のコラボ作品を掲載しているのですが

あたしととももさんのオリキャラ
誰彼発恋。 ~たそがれはつこい*R18
笠置 晶(かさぎ しょう)先生×柴山 優哉(しばやま ゆうや)のバレンタインイラストを
この企画でご一緒したべリアルさんが描いてくれました!

べリアルさんと萌葱ちゃんの作品
~異色恋愛報告書 兄弟は恋愛の始まり~*R18


はい…素敵なイラストを目の前に触発されないわけがありません…
幼稚な脳みそを雑巾のように何度も絞り「もう何も出ねーよ!」ってまでに絞りました


バレンタインver.を書くにあたって

みちこさんとちべた店長さんのオリキャラ

相葉 匡(あいば きょう)くんと澤村 美守(さわむら みかみ)先生 CPを
友情出演でお借りしました…。(事後報告…スミマセン…)
少しキャラが違っちゃっているかもなんですが…

原作はこちら→『~Step Together~』*R18 

全てpixivへリンクされてます
*ちなみにR18作品は登録をされてないと閲覧できませんのでご注意ください!

こちらのSSは後ほどFC2サイトの方へ一括掲載いたします


! ATTENTION!
この小説は、BL小説です。
不快に思われる表現が出てくるかと思われます。
BLにご理解のない方は、この先に進むことをお勧めしません。












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浮かれている…完全に浮かれすぎている。
そして俺もその一人…製菓会社の戦略だろうが陰謀だろうがどうだっていい。猛烈にソレに乗っかってやろうとしているんだけど、今日も眺めるだけ…。気合は十分なのに…あの人だかりの中に入って行けない。



ここ数日、学校帰りに寄り道ルートが追加された。駅前のデパ地下街…。
いつもならまっすぐ電車に乗り込むのに駅の構内にピンク色の大きな看板が
設置された。
曇りがちな空が大きこの季節、そこだけパッと花畑になったように眩しい。
最近、人気急上昇中の俺らとそう歳の変わらない女の子が、ハート形のクッションを抱えて寝そべりながら超有名な赤いパッケージの板チョコを手にこちらをじっと見つめている。

『大切な想い♡あなたに届け♡』

ありがちな安ーいキャッチコピーもなぜかキラキラと輝いて見える。そう俺はその看板にまんまとハートをわしずかみにされてしまったのだ。決してその女の子に落ちたわけではない。10も離れた恋人の喜んでくれる顔がみたいと思ったんだ。
その10も離れた恋人は俺の通う学校の先生。もちろん秘密の関係。

付き合って初めてのバレンタインデーなんだ。今までは俺にとっては全く気にすることのないイベントだったのに…
そう言えば去年は駅で突然告白された。丁寧にお断りして伊吹たちに怒られたっけ…。それが一年後、まさか自分がこうしてデパ地下のチョコレート売り場を遠巻きに眺めているなんて誰が想像できただろうか…。

頬を真っ赤に染めて女の子たちが一生懸命チョコレートを選んでいる。

「かわいいよなぁ…」

明らかに場違いな俺…。どうしよう…。とてもじゃないがあの人だかりの中に入っていく勇気など持ち合わせていない。

店内は暖房も効いて熱気と相まって暑い。
けれど羞恥からマフラーを取ることもできず、顔半分を埋める。

ダメだ…もう帰ろう。

そう諦めて入ってきた通りを振り返った時、この場にいる筈のない人物に出会った。

「あれ?柴山君より道ですか?…にしては、ずいぶんと可愛らしいところにいますね」

美術教師のミカちゃんこと澤村美守(さわむら みかみ)が声をかけてきた。呼び名のとおり背格好は華奢で、大勢の生徒の中に紛れてしまうと見失ってしまいそうだが、容姿端麗で儚げな姿が憂いを誘う。ミカちゃんならあの女の子たちの人だかりの中に入って行っても全く違和感はないだろう。

「いや…別に…ここに用事があったわけじゃなくて……」

何も考えておらず咄嗟の言い訳が苦しい。顔が上気してのぼせそうだ。そんな俺の態度に反してミカちゃんは大人な対応でクスリと口角をあげた。

「そんな隠さなくても……。お互い何も知らない仲じゃないんだから…ね?」

意外だった。学校でのミカちゃんとは全く違って、別人じゃないかと目を疑った。

「ミカちゃんも…買いにきたの?」「ん…僕は紅茶を切らしちゃってね。買い足しに…そしたら、うちの制服が見えたから誰かな?ってチョット好奇心…ゴメンね。
柴山君を困らすつもりじゃなかったんだよ」

何もかも見透かした視線はやり切れない。制服姿でうろつくなんて迂闊だったと今更ながらの後悔。そっと視線だけミカちゃんに送ると「帰ります」と一言告げてその場を立ち去ろうとした。

「待って…柴山君!」

グイッと腕を掴まれ引き戻された。

「チョコレート買おうと思うんだけど、一人では恥ずかしいからチョット付き合ってくれる?」

そう言うとそのまま俺を引っ張って甘い香りの人だかりへと入っていった。恥ずかしいからなんて言いながら、やっていることは注目の的だった。すり抜けていく女の子たちが小さく歓声を上げている。明らかに俺たちの関係を誤解するような言葉が飛び交う。ミカちゃんはお目当てのショップブースに入ると、周りの視線を全く気にせず、ショーケースの中のチョコレートに目を輝かせていた。

「試食いかがですか?」

不意に店員に声をかけられた。そのチョコレートはピンクや緑、きいろにオレンジ、色とりどりで夜空に浮かぶ星のようだった。トレーに並べられたチョコレートを「どうぞ」と無言の笑顔で差し出しだされると、断るのも申し訳なくて一つ摘まんだ。口の中で柑橘系の香りとチョコレートの香りが広がる。

「あ…美味しい」

その瞬間、先生と初めて教室で見たあのオレンジ色の景色が広がり、口の中の奥の方が締め付けられた。ほんのり酸っぱくて甘い…。その味覚は、あの時先生に対する想いとシンクロする。

先生もコレを食べたらどんな顔をするだろう。そう思ったら先生にも食べて欲しくて堪らなくなった。

「それ…気に入ったみたいだね…。買っていったら?」

ミカちゃんに背中を押されコクリと頷き何とか購入することが出来た。包装を待っている間、隣の女の子たちの持っている色鮮やかな包装紙でくるまれたチョコレートを見て、一抹の不安を覚えたが「お待たせしました」と差し出されたチョコレートは、ダークブラックの無地の包装紙に赤いリボンを添えられたシンプルなものだった。

ミカちゃんもちょうど包装されたチョコレートを渡されほんのりと顔を赤くしていた。

―――相葉一人にあのチョコは多くねぇ?

俺の視線に気づいたミカちゃんが「喜んでくれるといいね」と笑顔を向けられたけど、恥ずかしくて頷けなかった。


決戦は土曜日…。イヤイヤ…俺と先生は両思いなんだし、付き合っているんだし…。

ただチョコレートを渡すだけなのに、昨日はあんまり寝付けなかった。そのせいで、朝寝坊してしまい支度に手こずり遅刻ギリギリに学校に着いた。

教室へ上がる階段の途中で先生と鉢合わせ、こんな状況でもどうやって渡そうか、なんてことを考えていたので必要以上に驚き「わっ!」と声をあげてしまった。

「ずいぶんと今日はゆっくりなんだね。寝坊でもした?」

先生は黒く光沢のあるスーツに深みのあるストライプのシャツを重ね、えんじ色のネクタイを締めている。アッシュブロンドの艶が一段と映えて見える。
どこをどう見たって完成された大人の男だ。
その目の前の人物が自分の彼氏だなんて、未だに嘘じゃないかと疑ってしまう時がある。

じっと見入っていると優しく大きな手が髪に触れる。ただそれだけでオレの心拍数は一気に跳ね上がってしまうというのに「髪…はねてる」と笑われ余裕な態度に、自分だけが振り回されているのが腹立たしくなった。


先生と同時に教室へ入るとウワーッと大歓声が沸き起こり、指笛まで鳴らすものがいた。
一体何が起こったのかと入り口で二人呆然と立ち尽くしていると、騒ぎの中から一人が声を張り上げた。

「柴山ーー!お前水臭いぞ!先生と付き合っているんだろ!!」

「えっ??」

俺は自分の耳を疑った。

俺と先生が付き合っているのがバレた――――!

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ごめんなさい!文字数制限に引っかかって分割してます…

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