車を見る技術④ 交換されているかどうか 続編 | クールマウンテン ブログ by クールマン ジロー

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趣味のクルマ屋クールマンで、バイヤーをしているジローのブログです。趣味を仕事にしております。思わず笑顔になるクルマを求めて、運転してたり、見たりしてあちこち行ってブツブツ言いいます。

前回は部品の裏側の色がグレーか黒かで交換されているかどうかを判断する方法をご紹介しましたが、今回はシーラント(シーリング)の判断方法をご紹介します。

シーラントとはパネルの合わせ目に塗るコーキング剤のことです。 樹脂状の保護剤で部品内に水の侵入を防いだり、錆びないように保護するものです。


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写真のように、パネルの繋ぎあわせの部分に使用します。 新車製造時に塗られたものが、写真のような雰囲気になります。

 


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ドアなどでは、シーラントの上に塗装を吹きかけますので、綺麗な山盛りに塗装が盛られた感じになります。

 


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爪で押してみますと、弾力があり爪痕もそんなに残りません。 ところが、交換したあとにシーラントを塗りますと、


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こんな形になります。 板金屋さんなどでシーラントを塗ると、塗りたてで乾いていない状態で塗装をしたりしますので、柔らかく形も均一ではなく、爪の先で押しますと、プチ、プチと塗装が割れる音がします。 結構病みつきになるような音です。

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均一に塗ってあっても、ムラがあったり

 


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異様にシーラントが薄かったりします。

まあ、爪で押すのがわかりやすいかと思います。

その部品の目につくシーラントのほとんどが、後から塗られていた場合は、交換と判断しても間違いないかと思います。