フェラーリ 599 の製造過程 | クールマウンテン ブログ by クールマン ジロー

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趣味のクルマ屋クールマンで、バイヤーをしているジローのブログです。趣味を仕事にしております。思わず笑顔になるクルマを求めて、運転してたり、見たりしてあちこち行ってブツブツ言いいます。

今日は 『 フェラーリ 599 』 の製造過程を見ていきましょう。 工場見学みたいなものです。

まずは、金属の塊からですね。


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フロントのエンジンが乗るフレーム部分だと思われます。


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これは心臓部のエンジンです。 599のエンジンはエンツォ・フェラーリ用の6.0リッターV12エンジンをデチューンし620馬力にしてある 『 ティーポF140C 』 と呼ばれるものです。 ちなみに、ティーポとは、イタリア語でタイプという意味です。


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こちらはボディですね。 オールアルミボディです。 この状態でも十分綺麗ですね。 このボディデザインは当時ピニンファリーナに在籍していた日本人デザイナーの 『 奥山清行氏 』 が手掛けて日本でも話題になりましたね。

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エンジンをボディに積み込みます。


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マフラーもラッパみたいな形をしております。 まさに行進ラッパです。 フェラーリのマフラーは楽器です。 官能的なサウンドを奏でてくれます。 


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よくもまあ、こんなデザインを思いつくものです。 ちなみにこの画像を見ただけで、2006年~2007年式だとわかった方も多いかと思います。 2008年式からオプションだったカーボンセラミックブレーキが標準装備になっております。


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3000万オーバーのクルマは、ただ単に速く走るだけでは許されません。 どこを見ても、どこで乗っても、どこを触っても素晴らしいと呼ばれるものではなくてはなりませんね。 



エンジンルームも、美術品のようにエンジンが収まっております。  全体を見ても部分で見ても、どこも洗練されたデザインで、奇麗で見ていて楽しいですね。完成です。 カッコいいですね。 フェラーリのフラッグシップは、堂々としていて独特のオーラーがあります。