養老渓谷の続きです。
養老渓谷をハイキングできなかったので、大多喜城址にも立ち寄ることにしました。
大多喜城は、戦国時代から江戸時代前期にかけ徳川家康に仕えた家臣で上総大多喜藩の初代藩主本多忠勝の城です。前回の大河ドラマでもお馴染みの武将ですね。
下に駐車場があります。今は無料になっています。
町をあげて、大河ドラマ誘致運動しているようですね。
駐車場から徒歩で上り坂を上がっていきます。
大多喜城は江戸幕府が倒れたのちに取り壊しとなったそうですが、今は一部復元して、千葉県中央博物館の大多喜城分館として一般公開していたようですが、改修工事のため令和3年12月から休館しています。と言っても、ここもひっそりと静まり返り、工事もしている様子がありません
空堀の跡
大多喜城 研修館
ここに鎧兜やパネル展示されています。こちらも無人で、無料。でも自由に見学できます。
玄関では、立派な甲冑がお出迎え(レプリカでしょうか?)
説明書きはありませんが、右の黄金の甲冑は徳川家康のものに似ているような?
左から順に、山中鹿介、本多忠勝、井伊直政
本多忠勝像
1595年に描かれたものを1691年に描き写された作品だそうです。
刀や槍、小袖などの展示品も
当時はずらりと商店が立ち並び、城下町として随分栄えていたようですね。
大正時代の街並み
今の町は随分変わってしまっていますが、所々に城下町の面影を残す場所もあります。
いずみ鉄道大多喜駅前
大きな門の上部には『房総の小江戸』と書かれています。
同じく小江戸として人気の町、埼玉の川越や千葉北部の佐原に比べると、随分ひっそりと静まり返っています。私たちは城址を見学しただけであとは車で素通りしてしまったので分かりませんが、歩いてみるとまた違った印象だったかもしれません。
そして、一路アクアラインを渡って帰途につきました。
前方に海ほたる
この日は東京のビル群がはっきりと、随分近くに見えました。
これで一泊二日の千葉の旅はおしまいです。