辰野町でご飯を食べるなら、あのお店に行きたい!とずっと思い続けてきたお店があります。
それが、辰野町小野にある「御料理タイガー」(旧タイガー食堂)です。
このお店は、かの山下清が寄留していたことがあるお店で、辰野町の名産である「ぎたろう軍鶏」を手軽に味わえることで有名なお店なんです。
【過去ログ】 藤よし② ~美味しんぼでも取り上げられた辰野町産「ぎたろう軍鶏」~
以前にもここでお昼を食べようとした私ですが、出張した日がたまたま定休日だったりで、願いは叶いませんでした。
この日は土曜日。
伊那から松本の実家に帰る途中でお昼を食べようと思い立ったのです。
いよいよだ。よしっ。
メニューを拝見。
美味しそうなお昼のメニューが並んでいますが、私の眼は「ホタル丼(要予約)」に釘付けになりました。
地元の方に「ぎたろう軍鶏を使っている」と聞いたからです。
奥様に聞いてみました。
「ホタル丼は要予約と書いてありますが…」
「軍鶏肉を味噌漬けにするので予約じゃないと作れないんですよ。ほとんど出ませんし。」
談話室ミキモトさんで「次にホタル丼を食べるならタイガー食堂」と決めていた私ですが、ここは断念して次回に期待することにしました。
【過去ログ】 談話室 ミキモト② ~既成概念を打ち破る豚肉のほたる丼~
「今度来るとき、一つでも予約できますか?」
「結構ですよ。早めに言ってくださいね。」
いや待て。一つだけ予約だなんて気の毒だ。
出張の際に複数名で来ることにしよう。
ここは、同じくぎたろう軍鶏を使った「ソースシャモカツ丼」(850円)を注文します。
ボリューム満点ですね。ヒレカツのような形をしたシャモカツが5枚載っています。
むしゃむしゃ、ぱくぱく。
おっ、ジューシー。肉汁がしみ出てきますよ。
店員さんに聞いてみます。
「この肉はどこの部位ですか?」
「胸肉です。」
えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!
胸肉って噛みごたえがあって淡白、そして、肉汁を感じないものだと思ってました。
この肉は、とってもジューシーでふんわりして、簡単に噛み切れます。
うまーい
ソースはあっさりめの薄味に仕上げられています。肉のうまさを味わうためでしょう。
想像以上のうまさです。
シャモカツに夢中になり、ご飯が余り気味になってしまいましたが、きんぴら風の大根や、キャベツの浅漬けの助けを借りて今日もめでたく完食です。
肉がジューシーだったので、コーヒー(250円)に砂糖を入れてしめます。
「細かいのがなくてすみません。シャモカツ丼が850円でコーヒーが250円だから1,100円ですね。」
と千円札2枚を出すと…
「950円ですよ。」
「えっ?」
コーヒーは単独で頼むと250円なのですが、食事と一緒だと100円になるんですって。
スゴイ得した気分
とてもおいしかったし、近いうちにまた来たいですね。
うーん、せっかくだ。山下清のエピソードとか聞けないでしょうか。
そして、何で「タイガー食堂」と命名したんだろう。
店内をぐるっと見回しながら、奥様にお話を伺うことにしました。(続く)(momo)
<御料理タイガー>
住 所 長野県上伊那郡辰野町小野359-3(地図
)
電話番号 0266-46-2072
営業時間 11:30~21:30 (ラストオーダー21時)
定 休 日 月曜日 (※ 祝日、予約がある場合は月曜日も営業。その場合、後日振替休業。)
ホームページ http://www.tigersyokudo.jp/
そ の 他 休業日の情報等はFacebookページ
で