「焼きカレーがよかったなぁ。やっぱり食べたかったなぁ。」
「ほたる丼は何回も食べたので、よほどのサプライズがないと想像できちゃうんだよなぁ。」
などと言いながらも、探究心に負けてほたる丼を頼んだ私。
果たしてミキモトさんのほたる丼とは…
来ましたよ♪ こちらがミキモトさんのほたる丼(980円)です。
ちょっとちょっとぉ。美味しそうじゃありませんか。
マヨネーズがいい感じです。さあ、食べよう!
ん?他店の甘じょっぱいタレとは違う、少しやさしい味わいがします。
味付けは控えめで、肉はジューシー…
おかしいな。鶏肉ってこんなにコクがあったっけ
よく見ると肉の端っこに脂の層がある。
これは豚のロース肉じゃないですか
えー!? ほたる丼って鶏肉じゃなかったの?
あわててご主人に確認します。
「ほたる丼って信州鶏を使うんじゃなかったでしたっけ。豚でもいいんですか?」
「問題ありません。イベントに参加して安価で提供するときは、採算が合わないんで鶏肉にしますが。」
その瞬間、私の既成概念は台風一過のごとくキレイに吹き飛んでしまうのでした。
信州鶏でほたる丼を作っているお店の皆さん、ごめんなさい。
もしかしたら、私はこのほたる丼が一番好きかも知れない。
だって、肉がジューシーかつ油にコクがあっておいしいんです。 豚ですから
薄い衣もさくさくしてますし、これはほたる丼というより、むしろ洋風カツ丼ですね。
「ご主人、もしかしたらミキモトさんのほたる丼が一番好きかも知れません。」
「ありがとうございます。」
当然、今日も完食です
信州鶏を使わなくていいとしても、単価の高い豚肉を使うということは、営業面ではマイナスのはずです。
にもかかわらず、豚肉を使ってほたる丼を作ろうというご主人の心意気、なかなかすばらしいではありませんか。
そして、豚肉使用というアレンジをお認めになる「信州辰野名物ほたる丼の会」会長さんの度量もすばらしい。
ここで、今までいただいたほたる丼を改めて整理しますよ。
テンホウさん サラダ風(鶏もも肉)
むうさん 中華前菜風(鶏胸肉)
鳥きんさん 和風(鶏もも肉)
ミキモトさん ちょっと洋風(豚ロース肉)
4店食べましたが、すべてに個性がある。
ほたる丼の世界は、実に奥深いものなのですね。
次はどこのほたる丼をいただこうかな。
熟考の末、私は次なるターゲットを定めました。
小野地区にあるあのお店です。 (momo)
<談話室 ミキモト>
住 所 長野県上伊那郡辰野町大字辰野1539-4(地図
)
電話番号 0266-41-1256
営業時間 10:00~16:00 (※ 夜は5名以上の予約のみ)
定 休 日 日曜日
駐 車 場 8台