サッカー日本代表が無事にベスト８への進出を決めました。
今日の日本代表の試合の出来は、某国家試験の論文式試験で例えるならば、
【概ね主要な条文や論点は書けてはいるが、あと一歩というところでチョボチョボとミスが出て「一応の水準」にとどまってしまうような答案を書いてしまった】
ような感があります。
攻撃面は、終盤でダメ押し点(４点目)を取れるチャンスが何回かあったのにもかかわらず決めきれなかったこと以外は、それなりに良い出来だったように思われます。
ただ、個人的にもっとも気になったのは日本代表の失点の場面ですね。私見としては、あの失点の仕方は
【かなり恥ずかしい】
ですよ(厳しい言い方で誠に申し訳ないですが、一見「草サッカー」レベルにも見えましたし、法律関係で例えるならば「心裡留保」と書くべきところを「心理留保」と書いてしまった程の「重過失」に等しいようにも見えました)。特にGKの鈴木選手は猛省していただきたいですね(世界的にみて比較的上手いGKならば十中八九防げていたかと)。アジアカップ2011カタール大会におけるカタール戦で逆転ゴールを決められた場面でのGK川島選手に匹敵するかそれ以上にお粗末なプレイだったように見えてしまいましたね。あれでは、以後の対戦国からも「弱点」認定をされてほぼ確実に狙われるであろうと思われます。
まず、相手のCKからのヘディングシュートの場面は、右手または左手で、ボールを斜め後ろ方向に弾き逸らすのがもっとも妥当だったと考えます。そういったプレイがちゃんとできなかったからこそ、その直後の浮き球に対して慌てて不十分な態勢で両手でキャッチしにいった結果、十分にボールをキャッチできなくて上田選手と交錯してボールをゴールに入れてしまうという失態を犯してしまったわけで(代表チームのGKならば尚更、あのような大事な場面では、両手でボールをキャッチしにいったからには味方選手を多少吹っ飛ばしてでもボールをキャッチして離さないくらいの気概はもっていただきたい、というのが率直なところですが)。もちろん、あの失点前の数分間の鈴木選手のドタバタぶりもいただけないのは言うまでもないですが。
あとは、旗手選手と板倉選手の怪我の具合がかなり心配ですね。怪我明けから途中出場した三笘選手の出来はまずまずだったように思われますし、特に毎熊選手が攻守にわたって躍動してしたように見えました。
さて、数時間後に行われるイランvsシリア戦ですが、個人的な願望としては、特にシリア代表の選手の方々には頑張っていただいて、血みどろの泥試合または延長〜ＰＫ戦にもつれ込む程の消耗戦が展開されることを期待します(特に今大会のノックアウトステージは超絶「過密日程」で、優勝するためには選手の「コンディション調整」も重要なポイントになってくるのは明らかですので)。
※追記部分※
それにしても、某出版社はなんでよりによってこのタイミングで性加害疑惑報道を出すのでしょうかね？記事を出すことにより一時的に売上や知名度が上がるであろうとおぼしき某出版社以外はほとんど誰も幸せにはならないでしょうし、どことなく陰謀チックというか悪意的な意図すら感じざるをえないのですが。今回のアジアカップが終わって一段落ついてから、といったような配慮はできなかったのでしょうか。
個人的には、伊東選手の離脱以上に、旗手選手が怪我した(→以後の試合出場が厳しそう)のが痛いと思ってしまいますね。
