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今日未明にサッカーアジアカップ2023カタール大会が開催されましたね。

今大会も優勝がノルマになるのは言うまでもないことでしょうが、
ぶっちゃけた話、サッカー日本代表がここまで前評判が高かったことって今までにありましたっけ?

個人的には、アジアカップに関しては

がもっともインパクトに残っていて、今見てもなかなか良いチームだったなと思えてしまう(∵特に名波選手がかなり泥臭く地味に堅実な活躍をしていて、かつ、シドニー五輪で活躍した若手がかなり躍動していたので)のですが、

今大会に臨むサッカー日本代表の顔触れや一昨年のワールドカップからの戦績を見る限りでは、各選手が自分のやるべきことをきちんとやって、かつ、変に油断しないで不幸な事故みたいなことが起こらなければ、上記の頃の日本代表を上回るようなパフォーマンスで優勝をするのも夢ではなさそうな感はありますね。


ただ、アジアカップで優勝しても一昔前のようにFIFAコンフェデレーションズカップの出場権獲得といった旨味がなくなってしまった以上、理想としては堅実に7連勝してFIFAランクを少しでも上げて2年後のワールドカップ本戦でほぼ確実にPOT2以上に入る位置に定着してもらいたいですね。当面の課題は如何にしてワールドカップ本戦でベスト8以上に入ることのできる確率を上げられるか、にあるかと考えますので。現監督は優勝を目標にしている旨を明言していたようですが、私見としてはまずはベスト8以上に確実に食い込めるような状況を作った上であわよくば…という感じの方が現実的かつ妥当かと考えます。例えば、登山をイメージしていただけると比較的分かりやすいと思うのですが、高度が高くて厄介な山になればなるほど頂上に到達するまでにはかなり難儀な目に遭う(ex.思わぬ強風に晒される、ブリザードに遭う、滑落する、高山病や凍傷等に苦しむ、クレパス等に落ちるetc)ことはほぼ確実に見込まれますので。

さて、肝心の具体的な組み合わせをザッと見た限りでは、優勝しやすくするためにはグループDの1位を堅実に確保することはほぼ不可避になるのではないかと考えます。というのは、他の優勝候補国を見る限りでは、余程の波乱が起きなければ、日本代表がグループDの1位になれば、比較的厄介な相手は決勝トーナメントでの準決勝のサウジアラビアorオーストラリアと、決勝での対戦国になることが予想されるからです。加えて、決勝トーナメントでの反対側の山でイランやカタールやウズベキスタン等が泥試合を繰り広げて上手いこと潰し合い・削り合いをしてくれれば願ったり叶ったりです。

ちなみに、
「日本代表にこれだけ豪勢な顔触れが揃っているのだから、アジアではどこの国を相手にしようが圧倒して勝って優勝してほしい」という趣旨の論調も少なからずあるようですが、学生時代から特に数学では裏ワザ大好き人間だった私としては、かなり一本気的な論調を唱えるつもりはサラサラなく、確率論やリスク管理的な見地も度外視できないですね。つまり、特に対外試合において一定の成果を出すためには、できるだけ失敗するリスクや自分達のチームの消耗度合いを軽減して効率的・効果的なルートを辿った方が、選手達の今後のことや選手達の所属クラブとの折り合いを悪くしないようにするという見地を加味しても、よっぽどベターではないでしょうか(ある特定のチームに勝てばFIFAランクが確実に劇的に上がるといったような特段の事情があれば話は変わってくるでしょうが)。ただでさえ、国全体で日本代表をやたらと比較して敵視して煽りまくって選手を削ってくるような鬱陶しくなるナショナルチームもあるようですし。

とにかく、明日の日本代表の初戦の戦いぶりに注目しつつ、他の優勝候補国の代表の戦いぶりにも注目していきたいですね。


※(1月15日の)追記部分※


昨日、日本代表はグループステージ第1節でベトナム代表を相手に多少苦戦を強いられてしまったようですね。2失点もしたのはさすがにいただけないですし、「点を取られすぎ」だという謗りを受けるのを免れないでしょう。
某国家試験の論文式試験で例えるならば、
【初っ端の科目で、一応は触れるべきであろうと思われる条文や論点を多少見落として幾分滑ったような感じの答案を書いてしまって「一応の水準」的な評価にとどまってしまった】
ようなものかと考えます。
1失点目は「事故」みたいな感じだったのでまだ許容できるとしても、2失点目の場面は菅原選手の過失・遠藤選手の軽過失・GKの鈴木選手の重過失が立て続けに絡んでしまっているように見受けられることもあって全く看過できないですね。あの場面では、GKの鈴木選手としては、右側方向に向かって可及的遠くにボールを弾くのが妥当だったと思われます。特に鈴木選手にとっては、あのミスが「決勝トーナメントでの肝心な場面ではなくて良かった」と思った方が今後のためには精神衛生上良いのでしょうが。
攻撃面ではベトナム代表のコンパクトな守備陣形に多少手こずり気味ではあったものの、南野選手が至極好調なパフォーマンスでかなり目立っていましたし、中村敬斗選手の逆転ゴールはお見事でしたし、途中出場の久保選手による4点目のアシストもお見事でした。
ただ、今までに日本代表が優勝したアジアカップにおいて、初戦で比較的良い出来だったのは2000年のレバノン大会くらいで、あとは軒並み苦戦してるようですね。そういう見地からすれば、今一つの出来だという感触であっても4ー2で勝てたことは、以前よりも着実に日本代表のレベルが上がっていることの証左であると評価していいのかもしれません。
第2節のイラク戦ではどのようなメンバーで臨んでどのように修正してくるのかが見物ですね。
あと、ベトナム代表は概ね足元の技術が高くて、特にかなり若いFW(フォワード)の選手が躍動していたのが印象的でしたね。上記の試合の前半みたいなパフォーマンスを継続的にできれば決勝トーナメント進出も全く夢ではないのではないかと考えます。

※(1月20日の)追記部分

日本代表 1ー2 イラク代表 


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正直言って、「こんなに出来の悪い日本代表を久々に観ちまったな」という感じでした。某国家試験の論文式試験で例えるならば、超絶「不良答案」であることは間違いないでしょう。調子の悪いときのスペイン代表やポルトガル代表のアジア版超絶劣化バージョンみたいなチームを見ているみたいでした。日本代表としてはそんなに決定的なチャンスもなく、むしろイラク代表の選手の方がフィジカルも球際も強かったですし、それなりに良いパフォーマンスをしていたように見えましたね。また、特に日本代表が2失点目を取られた時間帯が「最悪」に近かったですし、その場面の点の取られ方も良くなかったですね。

また、私見としては、1失点目の場面ではGKの鈴木選手としては両手を出してグーパンチをして可及的遠くにボールをクリアをするのが妥当だったように思えました。

今後のことを見据える上では、とりわけ守備陣のテコ入れをするのは不可避になると思われます。第1節と昨日の第2節の試合を観た感じ、特に守備に関しては及第点をつけること自体がかなり難しいように見受けられますので。

しかも、ベトナム代表がインドネシア代表に負けてしまった以上、日本代表がD組1位になる可能性が消えてしまいましたし。D組2位通過の場合には、いきなり決勝トーナメント初戦の対戦相手がかなり面倒臭いことにもなりかねないですからね。

なお、万一D組3位通過になった場合(個人的には、最終節で1点差での負けならば何とかなりそうだなという予想をしていますが)には、決勝トーナメント初戦でオーストラリア代表と対戦する可能性が高そうです。



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