サッカー日本代表 2―0 サッカー中国代表




サッカー日本代表の主力かつ守備の要の選手2人が不在で、不安の中ワールドカップアジア予選が再開されましたが、中国の関係者の方々には誠に申し訳ないですが、
【結果的に今回の試合の対戦相手が中国代表でラッキーだったな】
というのが率直なところです。
というのは、特に中国代表の海外組や帰化選手のコンディションもあまりよろしくない(しかも帰化選手の一部が合流していない・累積警告による出場停止)と言われていて、その方々が体よくメンバーに入ってくれたからです。
蓋を開けてみたら、予想以上に中国代表の選手の方々のパフォーマンスがよろしくなかったですね(日本代表の選手の方々のパフォーマンスも何とか及第点にいくかいかないかという出来で特別良くはなかったように見えましたが)。自分が中国代表のサポーターだったら、愕然として声も出ないだろうなと思わざるをえないくらいでした(万全のメンバー構成ではなくて、かつ、急造センターバックで、しかも、それほど全体的な出来も芳しくなかった日本代表を向こうに回して、試合全体でシュートがたったの2本・枠内シュート0本という体たらくだったので)。
そういう感じだったので、自分はDAZNで上記の試合を見ながら、特に伊東選手が追加点をあげてほぼ試合の趨勢が見えた以降は、アニメ「ヱヴァンゲリヲン」の「碇ゲンドウ」のような態様で「相手にシュートする余地すら与えるなよ」という台詞を何度も口に出す感じで試合を観ていました(∵シュートされなければ失点することはまずないと思われるので)。
私見としては、FIFAランキング上位の強豪国(特にドイツ代表みたいなかなり真面目で堅実な戦いを遂行するチーム)ならば、あのまま相手にシュートを打つ機会すら全く与えずに容赦なく封じ込めて完封してダメ押し点を取って止めを刺して3―0くらいのスコアで試合を収束させた可能性が高かったように思われます。そういう点でも、サッカー日本代表が世界的にみればまだ「発展途上国」で、大相撲で例えるならばまだ「前頭中位~下位」レベルの新鋭力士の域を出ていないのではないかと感じざるをえません。


さて、次節はサウジアラビア戦ですが、
今回は昨年の第3節の借りを返して勝点3をGETするのが至上命題になってくるでしょうね(さもないと、下手をすれば最終節のサウジアラビアとオーストラリアの直接対決がサウジアラビアにとって消化試合になってしまってオーストラリアの勝点が削られない可能性も高まるので)。相手は展開力はそれなりにあるようなので、あまり相手のペースに付き合わないで要所要所でボールの出所をチェックして効果的にカウンター攻撃を仕掛けるのもアリかと。
願わくば、次節の2月1日の夜がかなり冷え込んで(→サウジアラビアの選手の動きが多少鈍くなって)いて、かつ、オマーン代表がオーストラリア代表の勝点を上手く削ってくれるのを期待しています。