第51回全国支部将棋対抗戦 東地区大会に次男君が参加しました。
日本将棋連盟に所属する各支部の対抗戦で、3人一組の団体戦です。
大会形式は予選リーグを行い、2勝通過2敗失格で決勝トーナメントへの進出権を争います。
決勝トーナメントは、予選を突破した14チームでトーナメント戦となります。
この大会、ベスト４まで勝ち上がったチームは、大変名誉な四段免状がいただけます。
逆に四段免状を持っている方は、参加できないというルールもあります。
また、ベスト４に進んだチームは翌日に行われる準決勝、決勝に進むことができます。
我がチームですが、
大将 KIさん（30代）
中堅 KAさん（中学生）
先鋒 次男君（中学生）
の3名で臨みました。
2月の代表選考会では、KAさんが5勝で一位。
KIさん、次男君が4勝1敗でした。
力的には3人共にほぼ互角でしたが、KIさんが厳しい大将を買っていただきました。
KAさんは、前回の研修会で女流棋士の資格を得られましたので、この大会が最後になります。
KAさんに花を添えられるようにベスト４まで勝ち上がってほしいものです。
この日に備えて、メンバーで3回の研究会、前日はKIさんの部屋に集まって3局の練習対局をこなしました。
事前準備はばっちりです。
9時からの開会式を終えて、いよいよ対局開始です。
会場の様子
まずは予選リーグです。
1回戦 3勝 勝ち
2回戦 3敗 負け
3回戦 2勝1敗 勝ち 予選突破
2回戦の様子
2回戦は、3人共にいい将棋ができていたのですが、最後は力負けしてしまいました。
後のない3回戦は、KIさんが一方的に攻められるも中段玉でぎりぎりしのぎながら、相手の鉄壁の囲いをじわじわと寄せていき、勝利することができました。
私も後ろで観戦していましたが、30秒将棋の中で見事な差し回しでした。
お昼休憩を挟んで、ガチの決勝トーナメント。
1回戦 3勝 勝ち
1回戦は3人共に会心の将棋で、2回戦に進むことができました。
あと一つで四段免状獲得です。
2回戦（準々決勝）
準々決勝の様子
1勝2敗 負け
残念ながらここで敗退となってしまいました。
この対局は後ろから観戦していましたが、最初に終わった対局が勝ちだったので、後の二人のどちらかが勝てば…という展開だったのですが、残念ながら敗れてしまいました。
2局とも大接戦で、かなり難解な将棋でしたので、仕方ありません。
3人共に朝から激戦の5局を指して、よく頑張ったと思います。
結果はベスト８でしたが、チームでワイワイやりながらの団体戦は「見る将」の私も楽しかったです。
大将を買っていただいたKIさんには、事前の研究会から大変お世話になりました。
中学生のKAさん、次男君を引っ張っていただきました。
二人の子供達もいい経験、いい思い出になったと思います。
KAさんに四段免状という花を添えることができず、ここが一番残念でした。
KAさんは、次のステージでも大いに活躍してほしいと切に願っています。
KAさんとは前日に角落ちで練習将棋を指していただきました。
下手の私が王手飛車取りをくらって投了となんとも冴えない将棋となりましたが、とてもいい思い出です。
最後に3人で記念撮影
では、今回はこの辺で。
全国支部将棋対抗戦の記事でした。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました