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男の料理 byハカセ

40代妻子持ちサラリーメン「ハカセ」のじわじわ来る料理ブログ

男の料理。本日はパンケーキ。

 

イラストは粉を混ぜている男の図だ。

 

パンケーキと言っても

読者諸君もご存知のとおりパンケーキは別の食べ物だ。

どちらも小麦粉が主原料であるが、

小麦粉というのは時に

うどんに、ピザに、カレールーに、たこ焼きに、

変幻自在に姿を変える魔法の粉だ。

 

今回はこの魔法を

我が食卓に再現せんとする。

したがっていつもの男の料理とは

一線を画する

革命的な意義を含む世紀の大革新という位置づけである。

 

平常時は、家族のためにフライパンをふるうスタンスで、

生きるため。の料理を展開している。

したがって味などは必ずしも

「ビックリするほど旨い」

という必要性はない。

 

ところが、今回に限っては、その対極である

お菓子づくりなのである。

わざわざそこにお菓子を作るという

必要性、必然性は皆無だ。

食べてみたいから。

作ってみたいから。

楽しいから。

以上3点が主な理由である。

個人的には妻に連れられ食べに行ったパンケーキが美味しかったのだ。

 

その昔

マリーアントワネットは

食べ物がないならばブリオッシュを食べればよいと

言ったそうだが(諸説あり)

それならばその

ブリオッシュ(に該当するお菓子)

を我が手によって

生み出そうではないかというプロジェクトなのである。

 

少々話は脱線するが

実はそのころフランスでは、小麦の価格が高騰して、

パンはブリオッシュの倍のコストがかかっていたそうだ。

完全に誤解してましたすんません。

決してアホな発言ではなかったとのことで、安心してレシピに進みたい。

 

 

 

ふわふわスフレパンケーキ 

 

クックパッドでそれらしいレシピを物色。

ここであえて

ホットケーキミックスは使わない。

理由は、個性が強すぎるから。

それを使うと何でも全部ホットケーキ味になってしまうことが

最初から分かっているから。

決められたレールの上を走るなんてクソだぜ!

 

ホケミで簡単!などのうたい文句に騙されてはいけない

俺たちだけのパンケーキを焼くのだ。

そこに約束された道は存在しない。

かすかに見える光だけを頼りに大海原に船を出すのだ。

 

 

小麦粉とベーキングパウダー、卵黄と卵白、砂糖。

あとバニラエッセンスが(あれば)という表記だったのでないものは入れない。

 

まずはメレンゲを立てる。かちゃかちゃかちゃかちゃ。

泡だて器をキリのように、原始人が火を起こすように両手で高速回転だ。

文明の起源を体で感じながら、卵白をかき混ぜる。多分正しい使い方ではないような気がするがなんとかツノが立った。

 

そして残りを全部混ぜて、最大のコツである

超弱火で20分くらい焼く

ことに挑戦だ。

 

そういえば、この手の美味しい店では

「お時間20分くらいよろしいでしょうか?」

と言われることを思い出した。

ははーーん。

やはりそういうことか。

 

そうやんな。

分かってるって。

 

もはや

もう上手く焼ける気しかしない。

 

もちろんフタも活用だ。フタをすることにより

厚みのあるパンケーキでも、サイドからの蒸気で

形を保ったまま焼けるんだ。

厚みの秘密

はこんなところにもあるんだわ。

 

決して焦げない温度でゆっくり熱を浸透させる

それにかかる

最低限の所要時間

が20分というわけだ。

 

注意点としては

超弱火にすると、知らぬ間に火が消えていることもあるので、

監視を怠ってはならない。

ちょうど良い温度を常にキープすることが

明日への力となる。

 

 

人はパンのみでは生きて行けない存在なのだ。

 

Jumpin' Jack Flashが聴こえてきたら

そろそろ時間だ。

フタを開けてひっくり返すんだ。

 

せーーーーーのっ!!

 

 

想像と違う色。

 

ずいぶんと色の黒い小麦粉だ。

 

いや違う

 

焦げた

焦げの苦みが甘味を上回る出来栄えだ。

 

バターとハチミツでさぁ!夢の世界へ!!

 

どーーーん!!

 

 

まずい。

高校生になる長い男(長男)は醤油で召し上がられた。

 

この尊い犠牲があなたの力になりますように。