6月12日(木)に開業した東京最後の地下鉄といわれている副都心線に先日初めて乗りました。鉄道は沿線住民でなければ何が便利になったかわかりません。私の場合は、山手線の内側に住んでいるので、例えばもっとも近いターミナル駅・新宿の代わりに、池袋や渋谷から帰宅する際に、新宿三丁目が乗換駅になり、ショートカットができます。山手線で経由すると、込んでいる上に、上(JR)にあがったり、下(地下鉄)にさがったりの上下運動が面倒で、地下鉄で完結するのはありがたい気がします。
そんなわけで、というわけではないでしょうが、もっとも開業により良い影響を受けているのが、新宿三丁目付近の商業施設だと言われています。とりわけ伊勢丹はもともと評判が良いデパートですが、副都心線開通で明らかにお客さんが増えました。確かにどんなに良い百貨店でも立地が、自分の家からアクセスが悪ければ行かないという人は多いと思います。実際に私も渋谷が一番近かった時には、渋谷のデパートで用を済ましていました。そういう意味で伊勢丹は決して立地が良いとは言えなかったのです。
伊勢丹に限らず新宿三丁目近辺は、開業の随分前からそれを見越して準備をしていた感があります。早めの伊勢丹リニューアルはもとより、シネコン・バルト9の開業と周辺映画館のリニューアル。まもなくシネコン2館目が新宿ピカデリー の跡地に開業します。丸井だった三丁目角の好立地も建て替え中。そして何よりも街がきれいになったことを実感します。先日サンダルが道の凹凸にひっかかり、素足がそのまま路上につきましたが、結構神経質な私も気にならないくらい、ゴミもポイ捨ての吸殻もまったくない。バーニーズそばの道は路上イベントスペースになり、ライブなどをやっており、オープンエアカフェを営業しています。以前うっかり自転車で行ったら、大雨に降られ、ルール違反ですが、路上に置き去りにして帰ったことがあります。そのうえ、そのことをすっかり忘れ、三日三晩放置した時にも、取りに行ったら、盗まれるどころかいたずらもされず、籠にゴミもなく、そのままの状態で置かれていました。
渋谷もこれからさらに変わると言われています。出遅れてあせっていると言われているのは池袋です。先見の明も何も地下鉄開業は何年も前からわかっていることです。早めの対策をしている新宿が勝つのは当然のこと。でももともと利用していた身としては、込みすぎるのも不便ですが…。