ひっさびさにおもしろい漫画に出会いました。
最近は、もっぱら
さいとうたかおの『鬼平犯科帳』しか
読んでなかったけど
出会っちゃいました。
ゴールデンカムイ。
おっもしろい！！！！
あらすじは、
日露戦争帰りの兵士とアイヌの女の子が
協力して、アイヌが隠した埋蔵金を探す話し
明治頃、北海道では砂金が取れまくったらしい。
ゴールドラッシュってやつですな。
その金塊をめぐって
さまざまな人たちが争うってゆー話し。
その闘いの様子はすごくリアル。
顔の皮とかベロンと剥がれるし。
人間同士の闘いもあるけど、
ヒグマとの闘いや自然との闘いもある。
ついでにアイヌの人たちの暮らしぶりや
アイヌ料理が出てきたりもする。
アイヌの人たちの装備品や服など
さらには狩猟の仕方なども知ることができて楽しい。
主人公は、“不死身の杉本”と呼ばれた
日露戦争帰りの兵隊さん。
この杉本、不死身と謳われただけあって
めっちゃくちゃ強い！！！！
銃で撃たれても翌日には走り回ってる。
そして、杉本と一緒に行動するのが
アイヌの少女・アシリパ。
アシリパさんが狩猟のプロなのです。
かっこいいんですわ。
そして捕った獲物のアイヌ料理がおいしそうなこと！
最初は硬派な漫画かな？
と、思ってたけど…。
マジメにボケるところがちょいちょいあっておもしろい。
色々と濃いキャラが出てくるんだけど
脱獄王・白石は最高に笑える。
白石出ただけでちょっと笑ってしまう。
作者もだんだん筆が乗って来たのか
巻を重ねるごとにおもしろが増してます。
特に、５巻の『殺人ホテルだよ全員集合！！』は
ドリフネタがちょいちょい入ってくるし
白石も冴えまくって爆笑必至です。
『しむらぁ～ うしろぉ～～～』
も、ちゃんと入ってるのでお気に入りの話し。
その他に、土方歳三が出てきたり
無敵の男・牛山
ちょっと変態将校・鶴見中尉
などなど濃いキャラ盛りだくさんです。
あたしは白石の次に
阿仁マタギの谷垣さんがお気に入り。
男臭が、むぅっっわぁ～～～～と溢れていて
ステキ過ぎます。