昨日、仕事終わりに保険屋さんと食事。
待ち合わせ場所に来た彼女の顔がなんとなく沈んで見えた。

「今日は飲みたい気分…」

オレの車に乗るなり彼女がつぶやいた・・・。
お酒をあんまり飲めないのに、そんな事を言う彼女。

「何かあった…」
心の中でそんな事を思った。



結局、お店で食事中に彼女の口からは何も語られなくて、「気のせいかぁ…」とホッとしていた。

運転があるからオレは飲まなかったけど、なんか楽しかった。

お店を出て、自宅まで送ろうとしたら急に彼女が

「夜景が見たいなぁ…」


・・・汗

仕方なく夜景の見える場所まで…。

車を降りてみればひんやり夜風が気持ち良かった。

夜景もキレイ。


少しだけ無言の時が過ぎ、彼女が話しはじめた・・・。


「あのね…」


その先は聞きたくもなかった。

聞かなくて済むなら・・・。



彼女、いろいろな事情で今月で会社を辞める事になった。


涙声で話してくれた。


何もしてあげられない不甲斐ない自分がそこに居た…。


心が切な色に染まっていた・・・。