鮭のおいしい時期。
先日自家製いくらも作ったので、鮭といくらのガレットを。
親子ガレットと名付けようか・・・と思ったけど、鶏の卵も乗せちゃったしなぁ。とか細かいことで悩んでしまった。
そば粉で作るガレットは、もともとフランス西部、ブルターニュのお料理で、ハムと卵を包んだ「ガレット・コンプレット」は特に有名です。
そば粉だけで(小麦粉などを入れずに)生地を作り、ブルターニュのお塩が入った溶かしバターをしっかり塗るのが特徴。
・・・と、ここまで書いた瞬間、「以前、これ、書いたような。」と遠い目をしてしまったコックしろです。こんにちは。
今調べたら、ほんとに書いてた。9年前に。(→サーモンたっぷりそば粉の美肌ガレット)。
しかも同じように和風でサーモン使ってる
料理の発想は昔と似ているらしいけど、昔の写真・・・どうにかならないものかなぁ(笑)。
ちょっとツッコミながら見てしまいました。
ガレット生地のレシピが変わってるのも自分でおもしろい。←いつも思いつきで作っているので、こういうことがけっこう起こります。
さて、ガレット生地はとてもシンプルなので、きっとどんな具でもおいしい。
◆ ガレットの材料(25cmのもの4~5枚分)
・ そば粉 80g
・ 卵 1個
・ 塩 ひとつまみ
・ 砂糖 ふたつまみ
・ 水 180ml
本場ブルターニュでは生地を最初に1時間くらい練ってから水でのばすと以前に見たことがあるのですが、今回は少量だけだったので、生地を練らずに作っています。
混ぜるだけで、簡単だった。
まず、ボウルに卵を割り入れて泡立て器でほぐします。
そこにそば粉をどさっと加え、さっと混ぜます。
少しずつお水を加えながら混ぜていきます。
お水が全部入った状態。
ラップをして、冷蔵庫で一晩寝かせます。
◆ 具の材料 (2枚分)
・ 好みのキノコ 150gくらい
・ 秋鮭 ふた切れ弱
・ チーズ 適量
・ 温泉卵 ふたつ
・ いくらのしょうゆ漬け お好みで
・ 万能ネギ 少量
今回のキノコはエリンギ、しいたけ、舞茸、しめじにしましたが、ここはお好みのものを。
キノコは食べやすい大きさに切り、しめじなどはほぐします。
中火にかけたフライパンに10gのバターを入れて溶かし、キノコと大さじ1のお水を入れてさっと炒め、最後にしょうゆをさっと回しかけます。
好みで黒こしょうを振るとおいしいです。
温泉卵は、冷蔵庫から出した卵を温泉卵メーカーで14分。
鮭は軽く塩をして、あらかじめ魚焼きグリルかフライパンで焼き、適当な大きさに切っておきます。
熱したフライパンに油を薄くひき(キッチンペーパーで伸ばす程度で大丈夫)、お玉で生地を流し入れ、フライパンを回して生地をのばします。
中火で焼き、片面がカリッとしてきたらチーズを乗せます。(加熱はしたまま。具を乗せるのに時間がかかりそうなら弱火に落としてもOK。)
後で側面の生地を折るので、具は中央に。
炒めたキノコをのせます。
鮭を乗せます。
後で中央に温泉卵を乗せるので、真ん中を空けておくのがおすすめ。
手とフライ返しを使い、生地を折ります。
やけどに気をつけて。
この状態になったらお皿に移し、温泉卵といくらを乗せ、ネギを散らしたら完成。
鮭といくらと卵の組み合わせ、すごく良いです。
秋鮭が特においしい。
キノコの食感も良いかんじでした。
チーズは、もう少しあってもいいかも。お好みで調節してください。
いくらがないときは塩味が少なくなるので、お塩かおしょうゆをかけても。
ガレットは具を変えると味わいは無限大。
秋しか食べられないものを他にも作りたくなります。
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