ロブションへ行ってきました。 | コックしろのおうちで簡単ビストロレシピ

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簡単だけどお店で出てくるようなおしゃれな料理のレシピ、

お酒に合うおつまみレシピを中心に紹介していきます。

そのほか、食器、お酒、食べ歩きの話も。

昨日はいつも楽しみにしているロブションのクッキングデモンストレーションへ行ってきました。


恵比寿のフレンチレストラン「ジョエル・ロブション」(ホームページはこちら→ )では、シェフの料理デモンストレーションを見て、その後ランチコースを楽しむというイベントが定期的に開催されています。


ここ2年間くらい、このイベントには何があっても参加している私。


為になるしおいしいんだもの。


何回行っても飽きません。



今回のデモンストレーションでは、渡辺シェフ「春野菜を使った料理」を教えてくださいました。


相変わらず美しく計算し尽くされたお料理に感動。


食材の組み合わせ方や気を使うポイント、調理テクニックなど、毎度のことながら勉強になります。


おうちで全く同じものはできなくても、ひとつひとつの要素はいろいろ活用できそう。



デモンストレーション後のシェフ。


コックしろのおうちで簡単ビストロレシピ


実はこの写真を撮る前、衝撃のひとことが渡辺シェフの口から。


「コックしろさんでしょ?」


名字じゃなくて、「コックしろ」と呼ばれたんです。


ひえぇぇぇーーあせる


名乗った覚えはないのにどうしてご存じなのか・・・かなりパニックになりました。

(シェフ、ググったの?どうして私ってわかっちゃったの??といろんな疑問が頭の中に。)


大好きなレストランだから悪口は書いてないけど(そもそも悪口書かなきゃいけないところはブログには載せないけどね)、なんか恥ずかしい。。


許されるならそのまま膝をついてダンゴムシのように丸まりたい気分でした。ぐるぐるーっと。


ランチで程よくワインがまわるまで、手の震えが止まらなかった(笑)。←周りから見たらアル中?



で、なぜわかってしまったかというと、前回のデモンストレーションの時に書いたこちら→


バターのくだりでわかった!とのことでした。


なんであんな質問しちゃったんだろうなー。そして、どうしてブログに書いちゃったかなー。


そもそもグーグルとかで検索したら私のブログが出てくるのか?と帰って試してみたら、「ロブション+ランチ」でも余裕で出ました。けっこう上の方に。(うそーーーんあせる


恐るべしネット社会(笑)。



・・・ということで、1枚目の写真は、ブログ用にとシェフがポーズをとってくださったもの。


手が震えていた為かピントが甘いのはご容赦を。


いやぁ。本当に驚きました。(そして、畏れ多くて。。そりゃ、手も震えます!)



そんなこんなで、もの凄い緊張の中(?)始まったランチコース。


今回は、春野菜づくしの美しい料理たちでした。


諸事情により、いつもより写真に力が入ってます(笑)。



まずはアミューズ


コックしろのおうちで簡単ビストロレシピ


ステビア栽培のとちおとめ フルーツトマトと共にガスパチョ仕立てに フレッシュミントのジュレに注いで


なんでしょう?この美しさ。


食べるのもったいないくらいかわいい!と思いながらもあっという間に食べてしまった。。


いちごとトマトのガスパチョは、なめらかな口当たりで甘く、旨みが濃いんです。


毎朝グラス1杯飲みたい。と思ったほど。(長生きできそう。たぶん。)


これを下のジュレと合わせるとミントの爽やかさが味をきゅっと引きしめてくれて、また違う印象に。


このジュレの固さ(というかゆるさ)が絶妙で、とろんと口に入ってくれるんですが、すーっと溶け、ゆったりとミントが広がります。


たぶんジュレの固さが変わるだけで、口に広がる味がかなり違うんだろうな。


そして、今回はオードブルに合わせて、シャンパンではなく最初から白ワインだったので、この爽やかさが嬉しかった。(なんとなくシャンパンで爽やかになったところで食べるモードになるんですが、今回はその役目がこのひと皿だったみたい。)


毎回のことながら、この小さなお料理にいろいろなものが詰まっていて、シェフの凄さを感じます。

(※ シェフが読んでいらっしゃるから書いているわけではありません・・・笑)



冷たいオードブルは、デモンストレーションで教えていただいたもの。


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色とりどりの春野菜 パンツァネッラ仕立てにし 64℃で加熱した地鶏卵とフキノトウ入りタプナードと共に


和の食材であるフキノトウをタプナード(黒オリーブ、アンチョビ、オリーブオイルなどで作ったペースト。プロバンス地方のお料理)と合わせたものの上に絶妙な火入れをされた卵が乗っています。


この組み合わせ、斬新。


天ぷらが定番のフキノトウもこんな風に料理されるとは思わなかったに違いない。



フキノトウの苦みもほんのり感じるタプナードは、卵と絡めるとまろやかに。


この卵の黄身がまた良いかんじで、とろっとしているけれど、フォークにまとわりつくくらいの固さ。


ただの卵なのに(失礼汗)どうしてこんなにおいしいんだろう。と思いながら食べていました。


64℃で40分加熱・・・とおっしゃっていたけど、家ではちょっと固めの温泉卵で代用しよう。



お野菜は、シュークリーヌ(南仏のお野菜だそう。初めて食べました)のシャキッとした食感やマイクロトマトのぷちっと弾けるかんじ、フレッシュアーモンドの食感もおもしろくて、口に運ぶ度にいろいろな感動が。


ひとつひとつ意味があってここに乗ってるんだなぁ。と実感しました。



暖かいオードブルもデモンストレーションで教えていただいたもの。


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グリーンアスパラガスの完全活用 リゾット・エチュベ・フライに 天使の海老とエストラゴン風味のジュを添えて


これ、絶品でした。


アスパラは、穂先を素揚げし、皮は桜エビ、エビの殻と共にブイヨンに変身、残りは小さく切って蒸し煮にして、歯ごたえは残しつつやわらかく。


1本のアスパラでここまで変化がつけられるんですね。


これだけでも料理に対する意識が変わります。



アスパラとエビの旨みを吸ったお米はもちろんおいしいんですが、その周りに垂らしてあるエビの頭で作ったソースが濃厚で、一緒に食べるとなんとも言えないおいしさ。


たまに蒸し煮にしたアスパラと一緒に口に入れてみたり、サクサクに揚げられた桜エビと食べてみたり、プリプリでジューシーなエビと一緒に・・・とひと口ごとに楽しめました。


せっかく細かく教えていただいたので、これはおうちで作ってみたいな。(旦那にも還元せねば。)


エビは、天使の海老じゃないと思いますけど。きっと。



次はお魚料理・・・なんですが、まだまだあって長くなりそうなので、後編へ。


メインもデザートも美しいです!




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