昨日はびっくりするくらいたくさんのグラスマーカーを作り、ランチョンマットなどなどを作り、そりゃもう肩こりがひどいわ・・・なコックしろです。
先日見つけた生地がとても素敵だったので、ランチョンマットは母にも送ろうと思っています。
久しぶりに布に一目惚れ
これは近々ご報告しなければ。
さてさて、イベント続きだった先週、疲れがピークでもどうしても行きたいところへ。
3か月に1度行っているので、もう飽きていらっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんが(そういえば7月のはブログにアップしてないけど・・・)、恵比寿の3つ星フレンチ「ジョエル・ロブション」。
こちらでは、3か月に1度、シェフによる料理のデモンストレーション&ランチコースという贅沢なイベントがあり、私はもう2年弱参加させていただいています。
今回は、シェフパティシエによるお菓子のデモンストレーション。
シェフが教えてくださったレシピは、後のランチコースで出てくるので、私はむしろ食べるのが楽しみでした。
そんな楽しみなランチコース、今回もなんともいえずおいしかったです。
まずはアミューズブッシュ。
鹿児島産金時いも 冷たいヴルーテ仕立てにして タルトタタン風味のジュレに注いで
これ、去年の秋にも出てきて、(このとき→☆ )ものすごく気に入った1品。
もう、このスープ、一体どうしたらこんなになめらかになるのかわからない。
そういえば、以前家で真似して似たようなのを(スープじゃなくムースにしたけど)作ったら、旦那に「ナイスデザート!」と言われたのがちょっぴり苦い思い出に・・・。(カラメルりんごジュレとさつまいものムース→☆ )
とにかく、また味わえて嬉しかった。
冷たいオードブル
根室産秋刀魚と完熟柿 和歌山産牡蠣酢でマリネしてからテリーヌに スモークしたクリームのエスプーマと新芽のサラダそ添えて
脂の乗った秋刀魚は柔らかい酸味で包まれていて、甘い柿との相性もすごく良くてびっくり。
秋刀魚と柿を合わせようという発想が本当にすごいな。
軽い泡にはスモーキーな香りがあって、これをつけて食べると、一瞬秋刀魚を焼いたような風味もして、クリームはさっぱりだけど濃厚で、中央にほんの一筋引かれた秋刀魚のワタのソースも奥深い。
ひと皿でいろんな味が楽しめて、本当に手がかかっています。
温かいオードブル
岩手県産帆立貝 シトロンコンフィ、生姜 シチリア産アンチョビのコンディモンをのせ パルメザンのリゾットとゆり根のカプチーノと共に
とても大きくてやわらかい帆立の貝柱は、ほんのりレモンの香りで、アンチョビの旨みとハーブの爽やかさも。
リゾットは完璧な固さで、ゆり根はほっくりとして甘い。
ゆり根がこんなにおいしかったなんて、人生で初めて知りました(大げさじゃなく)。
余談ですが、お皿の模様に見える金色は、お皿自体に付いた柄ではなくて、金箔(だと思う)でひと皿ひと皿書いてあります(貼ってあるのかも)。
触ると指が金色になるので、ちょっと注意が必要です。
ほんと、いろんな所、芸が細かい!!と感動。
タスマニアサーモン ゆっくりとポワレし バスク地方料理「ピペラード」を2つの表現で
ジューシーで驚くほど柔らかいサーモンにトマトやパプリカ、たまねぎの旨みたっぷりのソースがかかっていて、これもおいしかった。
上に乗っているのはウズラの卵。
黄身はとろとろの状態なので、割って絡めると味がまろやかになります。
ピペラードには卵を入れることが多いけど、それを繊細にしたかんじ。
ほんと、芸が細かいな。
大山地鶏 高山にんにくと共にバロティーヌに エシャロットコンフィのクーリーとこくのある赤ワインソース
実は、この時もうかなりお腹が一杯で、残念ながら全部は食べられませんでした
鶏肉なのに本当に濃厚で、おいしい・・・んだけど、食べられなくて残念。
真ん中にはまるごとにんにくが入っていて、「これがにんにく?」な味と食感だったようなのだけど、すみません・・・私にんにくはそんなに得意じゃなくて、食べられなかった。
このお料理に関しては、半分もシェフの意図を味わえなかったということで。。。
申し訳なかったです。
アヴァンデセール
ポワール クーリーを忍ばせたピスタチオのブリュレ わらび餅とマリネを添えて
アヴァンデセールって、いつもはシャーベットくらいなんですけど、この日はデモンストレーションでこちらを教えてくださったので、こんなにゴージャス。
さっぱりとした洋ナシとコクのあるピスタチオブリュレのコントラストがすごく良くて、本当においしい。
クレームブリュレもこんなになめらかでおいしいのは、なかなか食べられません。
マロンの軽いクリーム ラム酒のジュレとミルクのアイスを包み込んで
泡にしたマロンクリームとかなり濃厚なマロンクリームとミルクのアイス、サクサクの食感のプラリネ+チョコ、ラムのジュレが層になっていて、さくっさくのメレンゲで蓋がしてあります。
なんて手が込んでいるんだろう。。。
もうっっむちゃくちゃおいしいんです。(でもお腹いっぱいで全部食べられなかったーーー涙)
そして、こちらの器が載っているお皿には、またしても金箔で「MARRON」のスタンプが
そういう演出、大好きです。。
これはデモンストレーションのひと品だったのだけど、できる気がしません。行程が多すぎて(笑)。
おなか空いてるときに味わいたい。
そうそう、今回はワインもいつもと違い、シャンパンがない代わりに、上品な甘さの貴腐ワインが出ました。
ソムリエの方が、おもわず買い占めてしまったほど掘り出し物だったよう。(シャトー・ラ・トゥール・ブランシュ 1996)
こういうのが味わえるのもこのイベントの楽しみのひとつです。
最後に濃厚な小菓子がコーヒーと共に。
濃厚なチョコレートクリームが下に隠れていて、こんな小さなひと皿にも手が込んでいました。
何回通っても、ここに来ると絶対に何かしらの感動が得られて、本当に幸せになります。
こんなレストランはやっぱり他にはないな。
次のイベントは1月。
今から待ち遠しい私です。
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