皆様、こんにちは。

仙台在住で、CookingStudio I-e(イーエ)というお料理教室を主宰しております中村美紀です。
ミキティママもしくは、

ミキティと呼んでくださいね。

 

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いつも長文なんだけど

今日はかなり長文です。

 

お料理を伝えはじめた当時、

私は何を思っていたのか、

誰を救いたかったのか、

もう一度振り返っています。

 

たぶん

救いたかったのは、

私の母。

そして、母になった、私自身

 

 

お料理ができるようになって

私は人生が180度変わりました

罪悪感と母親の呪いから

解放されて

私自身が真ん中にいる

そんな人生が送れるようになりました。

 

もしもあの時のわたしのように

苦しんでいるお母さんがいたら

こっちだよ、大丈夫、って

手をひいて差し上げたい。

いつもそう思っています。

 

料理を通じて、

あなたの人生も

180度変わる、

そんなお手伝いが

できたらいいなって。

 

・・・

 

遡ること17年前…。

長女を産み、

専業主婦に

憧れていた私は

仕事をやめて

家庭に入ることを

選択しました。

 

毎日何をしていたのかと

言えば、

慣れない育児と

家事で疲労困憊

 

子どもが赤ちゃんなので

ママ友もなかなか出来ず、

実家に遊びに

行くくらいしか

やることがなかった。

 

未婚の同年代の友人は

バリバリ働いて、

習い事や旅行、

飲み会など華やかな

日々を送っていて、

育児疲れでスッピン

髪の毛ボサボサな

私はすっかり

自信をなくしていました。

 

はじめての子育ては

物凄く大変です

 

とにかく大変さを

わかってほしくて、

夫が仕事で疲れて

帰宅しても

ワンオペ育児の大変さを

アピールして

ばかりだった気がします。

 

 

そうそう、

趣味は夫だった、

あの頃。

(夫に話したら、

懐かしいねと笑われそうだけど)

 

夫の携帯を盗み見ては

アヤシイメールを

見つけて怒ってみたり。

(夫の携帯なんて、

怪しいものしか出てこないから、

今は絶対見ないけど笑)

 

飲み会やゴルフで

遊びに行く

夫の行動をみては

イヤミを言ってみたり。

 

とにかく怒って、

イライラしてばかり。

 

何で私がこんなに

大変なのに、

あなたばかりが

自由で楽しそうなの!

って。

 

娘はかわいくて

仕方なかったけど、

本当に

余裕がなかったから

可愛い頃を

よく覚えていません。

 

 

自分が望んだ

専業主婦という立場が、

私には全く合って

いなかったんだと思います。

専業主婦を楽しめる人は

たくさんいるのだろうけど

私には合わなかった。

 

・・・

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家事の中で、

唯一料理だけが好きでした

なぜって、

一番夫の反応の

よい仕事だったから

 

何しろ、

彼だけが

唯一、自分の仕事に対して

反応してくれる

大人の人間だったから(笑)

 

 

夜中起きて授乳して、

おむつを替えて、

家を掃除して、

お洗濯しても、

具体的に

褒められることはありません。

 

洗濯干し方うまいね!

とも、

埃がなくて気持ちいいね!

ともいわれません。

 

ほぼほぼ無反応。

当たり前。

これが私には

何より辛かった。

 

なにせ、

一人っ子育ちの

結果主義者、

褒められて伸びる子なので

 

自分のやったことが

全く評価されないという

世界にいたことが

なかったからです。

 

仕事は、

やればやっただけ

「結果」を評価されます。

数字でそれが見て取れる。

お給料にも反映されます。

 

何より、

周りが反応してくれます。

 

スーパーのバイヤーを

していたころは

面白いように結果が出て、

夜中まで仕事しても

楽しくて仕方なかったのに

突然、

社会と隔離状態

これがしんどいのなんの。

 

 

家事と育児は、

無収入、無反応。

 

これを当たり前にこなせないと、

何だか自分がすごく

ダメな妻、母親になった

気にさせられるのです

夫はそうは言ってないし、

大変だと

認めてはくれているものの、

自分自身が

勝手にそう感じてしまう

 

ちょっと家事が

滞ってできていないと、

夫に舌打ちされてしまう気がして

「ごめんね」と

言ってしまう自分がいる。

何なんでしょう、

この罪悪感。

娘時代には絶対に

ありえなかった罪悪感。

 

 

これを私は

「母親の呪い」

と呼んでいます(笑)。

 

女の子としてこうあるべき、

理想の女子にならなければ

愛されない、

幸せになれないという

不自由さ

 

小さい頃からずっと、

そのように母親から

言い聞かされてきたから

ずーっと我慢している人の

何と多いことか。

 

 

ねぇねぇ、ちょっとまって

そもそも、

幸せにしてもらうという発想って、

昭和初期じゃなーい?

 

令和になってもう2年目、

そんなシーラカンスみたいな

発想していたら

幸せになれないと

思いますわよ。

 

・・・

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じゃあ、

理想の女性像ってなんだ?

ということに立ち返りますと。

 

 

私はこう思うの。

「私が幸せであるために、

自分の中心に

きちんと自分がいる女性」

なのではないかなって。

 

・・・

 

昭和27年生まれの私の母は、

私が幼い頃

いつも不機嫌でした。

 

福島の田舎町で

看護師をしていた母は、

病院では医師に怒られ、

家では姑である

私の祖母に怒られ。

 

祖父と父は

とても優しい人だったけど、

母は怖い相手に

認められることしか

考えていなかった。

 

自分を認めてもらいたいと、

看護師である自分と、

嫁という役割を

必死にこなしていました

 

母である役割は、

ごはんを作ること、

洗濯してあるきれいなものを

着せること

 

母は、

お料理が嫌いでした。

何故って、

認めてほしい姑である

祖母が

「美味しい」と

言ってくれないから

 

いつも辛そうで、

いつも私に対して

イライラしていました。

 

 

私は、

仕事から帰ってきた母に

テストや図工の作品を

見せた時、

台所仕事の手を止めて

「すごいね!」って

褒めてほしかったけど、

 

母から返ってくる言葉は必ず

「今忙しいから後でね」

だった。

 

お洋服なんて

毎日きちんと

洗ってなくたっていいから、

 

ごはんなんて

たまに疲れたら

カップラーメンでいいから、

母に笑って欲しかったんです。

 

・・・

 

祖父も祖母も

亡くなってしまった今、

今は

母と私の笑い話に

なっていますが、

きちんと役割を

こなせないと

幸せになれない、

愛されないというこの、

「母親の呪い」は、

私の代で

断ち切らないといけないと

真剣に思いました

 

想像以上に

子どもというのは、

お母さんのことが大好きで、

お母さんの影響を

受けやすいもの。

 

 

実は長女がまだ2歳の頃、

大きな病気をして

妊娠できないと

思っていたのですが、

次女を授かることが

出来た時、

誓ったことがあります。

 

 

それは、

「私が笑っていれば、

必ず子どもたちは

幸せになれる」

ということ。

 

母が幸せでいないと、

子どもは絶対に

幸せになれません。

母親の自己肯定感が、

真っ直ぐ

子どもの自己肯定感に

繋がります。

 

それからは

必死で好きなことをしました(笑)。

明日死んでも、後悔しないように

 

 

・・・

 

では、笑っているためには。

 

疲れたら、

手を抜くべし(笑)。

手の抜き方に、

必死で頭を使うんです。

 

人生を楽しむには、

 

  1. 必死で遊ぶ。休む
  2. なるべく嫌なものを受け入れない
  3. 自分の好きなことだけに向かう
  4. 自分の気持ちが華やぐ方法を知っておく
  5. 自分の幸せってどういう状態かを毎日真剣に考える

 

私は母に、

母としての役割を求めて

いたんじゃない。

 

笑っていてほしかった

一人の女性として、

自信を持って

幸せでいてほしかった。

 

 

だから今、

料理が苦手な人の

お料理を教えています。

 

料理が大嫌いと言っていた母が、

姑である祖母に

「美味しいね」と

褒められるような

魔法のレシピがあったなら、

タイムマシンに乗って、

母に教えに行ってあげたい。

 

 

たまたまお料理だけは

好きだった私ができること。

 

私の母のような

お母さんたちに、

笑っていてほしいなって、

思うのです。

役割をきちんとこなすことが、

幸せであるとは限らない。

母として妻としての

理想像が、

自分の幸せの

足かせになっては

いないだろうか

 

 

私の中心に戻ってくること。

 

これが、

自分と自分の愛する人を

幸せにできる、唯一の方法。

 

役割をこなしきれない

罪悪感なんて、

ただの呪いなんだから。

 

・・・

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今日も

最後まで読んでくださって

ありがとうございました。

 

今日もあなたにとって

心華やぐ1日になりますように。

 

フォローしてね

・・・

 

■ミキティのオンラインcooking 

6月の予定がリリースされました!

 

 

6月の予定

 

【平日コース】

6/3/(水) 「コロナ太り解消!お豆腐のお好み焼き」17時~
6/10(水) 「チキン南蛮」17時~

6/17(水) 「牛肉とトマトの重ね蒸し」17時~

 

【休日コース】

6/13(土) 「本格エビチリ」11時~

6/21(日) 「ジンジャーエールのもと」11時~

6/27(土) 「大豆のキーマカリーと自家製福神漬け」11時~

月3回 見放題チケット 3,500円 発売中 5/31締切
1回毎のチケット      2,000円 発売中 6月末締切
*その日お休みの場合でも、録画がいつでも見られます

 

お申込み・詳細はコチラ↓

https://mikittymama202006.peatix.com/

 

5月の予定

【平日コース】  単品チケット発売中
5/20(水) 17時~17時40分 「ごちそうお豆腐ステーキ~特製セロリだれ」
5/27(水) 17時~17時40分 「椎茸とパプリカのアジアンマリネ」

【休日コース】  終了

【GW特別講座】 終了

・・・

5月は、あと2回のみ

お申込み・詳細はコチラ↓

https://mikittymama202051.peatix.com/

 

 

 

【花と食のユニットBonheur Vol.4 】

おうちで愉しむ花と食とワイン

 

1. 大江由美先生の暮らしを彩る花束セット
2. 料理研究家ミキティ厳選の調味料セット
3. 川村ソムリエセレクト、仙台市のナチュールワイン専門店、Bottonオリジナル
ファットリア・アルフィオーレ「ある晴れた日」はじめ、アルフィオーレワインセット

 

お申込み、詳細はコチラ↓

 https://bonheur20200520.peatix.com/

 

 

■オンラインで講座をやりたい!

「講師のためのZoom講座」

今回の講座で、どんなことをやるのか?

オンライン講座をやる意味とは?
●オンライン上でのレッスンフィーのやりとり
●オンライン講座のメリットとデメリット
●告知と集客の方法
●オンラインで行う、魅力的な講座の組み立て方
●お客様へのアフターフォロー
●実際の使い方



特典1 この講座に、ミキティのオンラインcookingが1回ついてきます
 

一度、どんな講座をやっているのか実際に参加して見ていただくことができます。
その後、実際の講座でやっていることを質疑応答させていただきます。

特典2 オンライン講座のデモを、ミキティと1対1で行うことができます
 

わからないことはやってみるのが一番!
直接やってみることで、できることできないことが一目瞭然。
日程は、後日調整いたします。20分間、1:1でしっかりレクチャーいたします。
 

お申込み、詳細はコチラ↓

https://mikittymamaonline2020.peatix.com/

 

 

■シェフズオンラインcooking

 

 

Vol.1 楽食健美-KUROMORI-

黒森シェフと餃子を作ろう

5/18(月) 16時~17時半

 

締切ました。オンラインcookingは明日16時~!

https://mikittymama20200518.peatix.com/

 

 

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CookingStudio I-e公式HP 

http://www.studioi-e.com/

 

 

杜の都仙台+福島の小さなお料理教室 CookingStudioI-e(イーエ)公式facebookページ

https://www.facebook.com/cookingstudio.ie/

 

 

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I-eレシピ バックナンバー 「ミキティママのI-eごはん。」

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