皆様、こんにちは。
仙台在住で、CookingStudio I-e(イーエ)というお料理教室を主宰しております中村美紀です。
ミキティママもしくは、ミキティと呼んでくださいね。
・・・
【お写真は、ナチュールワインのみを取り扱いされているバトンさんにお借りしています】
なんだかちょっと
震災のときの感覚に
なりかけていた気がします。
使命感みたいな。
なんかやらなきゃ、みたいな。
ちょっと急ぎすぎていて、
もしかしたら八方塞がりな誰かを
傷つけていた可能性もあるかも
しれないよね。
そんな私を立ち止まらせて
くれたのは、
この投稿でした。
長文ですが、決してネガティヴではありませんよ^_^
新型コロナウィルスのSNSの投稿や、メディアやニュースが全世界を占拠しておりますね^_^
私も3月からずっと考えておりました。
関東や関西で、営業自粛したりしている飲食店の仲間のこと。
日本のこと。
自身やワイナリーの事業のこと。
いろいろ。。。
考えても、考えても、何も解決しませんでした。
現在も緊急事態宣言が、日本全国の主要都市で発令された中で、飲食店のみなさまには、本当に大変な心境なのだと思っています。
しかしながら、そんなみなさまに対して、全てのみなさまに、何かご協力できることなど、とてもじゃないですができません。
もちろん、私達のワイナリーも、みなさまがそんな状況ですので、収益としては過去最悪な状況です。
それでも、なんとか少しでも売上を上げることを、散々考えました。
しかし、いいアイデアが全く出てきません。
「ワイナリー自身で、個人のみなさまに販売したらどうか？」
それは、私達の想いを繋いで下さい酒販店さまの利益を取ってしまうことになるから、常時販売はできない。
私達を支えてくださる飲食店さまや酒販店さま、そしてもちろん、それを購入して飲み支えてくださるみなさまがあって、私達がおります。
そこで。
ようやく気がつきました^_^
可能な限り耐え得るところまでみなさまと一緒に耐えて、それでも限界が来てしまったら、潔くやめてしまえばいいや！って。
残ったワインは、ぜひ生き残って欲しい方に、全て還元して、やめてしまおう！！^_^
それが、自然の循環だから。
無理にしがみついていても、頑張ってくれているスタッフにも、みなさまにも、迷惑をかけてしまうかもしれないですから。
私達がワイナリーを立ち上げた理由も、この宮城の地方都市で、農業が継続していくために、私達が希望を見出したワインというものが、今後の東北の農業を少しでも活気的にできる可能性があるんじゃないだろうか？と。文化として継続していくのではないのだろうかと。。。
その一助になれればいいなぁと思ってはじめたのです。
立ち上がったばかりのワイナリーが、不運にもダメになってしまっても、それも淘汰される運命だったかもしれません。
しかし、私達には、5年もの間、生活を共にしたぶどう畑があります！
ようやく今年にも、ぶどうが実り始めるでしょう！！
ワイナリーがなくなっても、ぶどう畑はあります。半自作した家もあります^_^
野菜を育てる畑も、田んぼもあります。
今から始める仲間のチーズも、元スタッフだった放牧豚もあります。
美味しいコーヒーもあります！
美しい音楽を生み出す仲間もいます。
お料理を作る術も、
山菜やキノコを見極めて採取する術もあります。
それ以上、何が足りていませんでしょうか？
いや、ほかに何も要りません^_^
私達が川崎町に移住した頃は、元スタッフだったたけしくんしかいませんでした。
それが、たった5年で、こんなにもたくさんの魅力ある人々が、気づいたら川崎町に移り住んで来ているのです^_^
毎日が楽しい日々を過ごしております。
私達が、今、目の前に飛び込んでくる情報は、もしかしたら、みなさまそれぞれが、行き過ぎた情報社会の中で混乱し、すこしだけ、人の豊かさの本質的なことから、遠ざかっているのかもしれません。
そして、この新型コロナウィルスという、使者によって、今一度、人の本来の豊かさとは何か？ということを、気づかさせてくれるためのものかもしれないのです。
決して宗教的な意見ではなく、現在の情報化社会に麻痺してしまった人のミクロな視点を、もっと長い時間軸まで離れてみたマクロの視点に立ってみたら、そう難しいことではないように思います。
自分が生きている現在だけをみたら、いい事も悪い事もありますけれど、自然の営みからみたら、そう大したことでもないことなのかもしれません。
少なくとも、私はそう思います。
そう思って、毎日豊かな日々を送ることが、きっと周りの楽しい人たちが集まってくれる理由だと信じております！
みなさま
どうか健康を第一に考えて、少しでも穏やかな日々を過ごしていただけることを、心から願っております❤️
宮城県、川崎町の体育館を改装し、
ワイナリーを立ち上げた、
目黒さんの
Facebookの投稿です。
奥様の怜奈さんと、
かなり振り切っている
すばらしいワインを
この宮城で作られています。
何度か師匠の
川村ソムリエにアルフィオーレの
ワインを飲ませていただきましたが、
ナチュールワインの世界に
はまればはまるほど
目と鼻の先に
こんなすばらしいワインの
作り手がいることに
ちょっと震えるぐらいの
喜びを感じます。
好みはいろいろ
あるかもしれませんが、
川村ソムリエに飲ませていただいた
一本の中で、
一番好きだったのがこの、
「ある晴れた日」。
【お写真は、ナチュールワインのみを取り扱いされているバトンさんにお借りしています】
わたし、ちょっと、
情報の渦に
飲まれそうになっていた。
だから怒っていたんだわ。
そうだ、
元々、私の幸せって
何だったんだっけ。
そうだそうだ。
人・食・酒が
人生の三種の神器
だったね。
大切な家族、仲間。
この人たちと、飲んだり食べたり。
笑ったりしながらワイワイやれる。
これさえあれば、
私は何もいらないのだった。
これ以上の幸せなんて
ありえないから。
・・・
カナダ留学から帰国したムスメが、
「日本人ていつも怒ってるよね」
って言うんです。
朝、テレビをつけると、
国の代表でもないコメンテーターが出てきて、
よくわからないことを
国民の味方をしてるふりをして
怒りながらコメントしている。
わからない不安を煽っていると。
この絵が、
相当異様だと。
「私、カナダにいるとき
こんなにイライラしなかったかも。
国土の大きさもあるのかもしれないし
国民性があるのかもしれないけど、
なんだか
幸せそうじゃない。
怒りながらコメントしている人も
心配している人も、
あんまり幸せそうじゃないように
見える。」
そんな話をしてくれて。
・・・
そんな時に目黒さんの投稿を
拝見して、はたと気づいたんですね。
あれれれ、
元々の幸せは、
目の前にあるのに
わたしはどうしてこんなに
怒っているんだ？って。
フラットにもどろう。
自分を、
真ん中に持ってこよう。
使命感からでなく、
「自分の楽しみのために」
おいしいお酒を買って、
おいしいテイクアウトをして、
そして家族で楽しむひとときを
味わいつくそう。
わたしはいつも
そこを間違えやすいから。
自分のパラダイムってやつね。
そうだそうだ、
間違えるところだった。
まずは
自分が愉しんで
自分が整ったら、
誰かのために幸せをシェアする。
これが、ナチュラルな順番。
「ある晴れた日」という
ワインの作り手である目黒さんが
どんな想いでこれを
飲んでほしかったのか。
きっと、
シンプルに、
仲間と楽しんでほしかったのかな。
かしこまった形でなく、
地元の野菜やチーズやパン。
気軽なおつまみを囲んで、
ワイワイ、楽しく。
いつもと変わらぬ、
なんてことない、幸せな日常をね。
人間が経済活動の中で
どんだけ騒いでいても、
自然の中の循環に
身をおいていることには変わりないし
人間は生きていけないのだ。
こんな時期ですら
静かに自然はめぐる。
季節は、清明。
緑が萌え、鳥や蝶が舞う。
そろそろ、末候、
「虹始見 (にじはじめてあらわる)」 季節。
春が深まると空気が潤い、
晴れた日に虹が出るようになる。
月明かりに浮かぶ
淡い虹は、「月虹」と言われます。
ある晴れた日。
どうせひきこもらなきゃ
ならないのなら、
朝からワインを一杯
ひっかけてから
はじめるのもいいな。
そんな毎日が過ごせたなら。
・・・
今日もあなたにとって、
心華やぐ一日になりますように。
・・・
本日締切りです！
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■ミキティのオンラインcooking
4月の予定はコチラ
第4回 4/15(水) 17時～17時40分 「作りたくない日のミキティごはん」
第5回 4/21(火) 17時～17時40分 「アスパラの肉巻き サラダ仕立て」
第6回 4/29(水・昭和の日) 11時～11時40分 「塩トマトラーメン」
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