皆様、こんにちは。
仙台在住、福島出身、料理研究家の中村美紀です
ミキティママもしくは、ミキティと巷では呼ばれております。
I-e式時短メソッドで暮らしに余裕が生まれるおうちごはん講座。
2時間で8品つくるお料理講座をやっております。
どうぞよろしくお願いします

杜の都仙台+福島の小さなお料理教室 CookingStudioI-e(イーエ)公式facebookページ
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新年ご一緒した皆様と、茨城県ひたちなか市までひとっとび。
京遊膳 花みやこ 西野親方のところへ伺ってまいりました。
西野さん、黒森さん、萩さん、皆様、料理人マスターズで賞をとられた
マスターズシェフ。
+古山果樹園古山くんと、KUROMORIのソムリエ小岩さん、わたし、
花みやこの女将。
料理人マスターズ、実はミシュランの星を取るより難しいと言われています。
たくさんの証書、賞状や感謝状が。
道場六三郎さんの、書も。
ふと見ると、かわいいお雛様がいらっしゃいました。
マスターズシェフの証。
お品書き。
西野親方の技が詰まったお料理の数々。
食材も全国各地から選りすぐりの物のみを使用。
古山コージくんがお誕生日なので、
西野親方がシャンパンをあけてくださいました。
KRUG。
ドン・ペリニョンよりもこちらの方がお好きという方も多いのでは。
美しい泡

コージくんとは同級生です。4〇歳おめでとう~

そろそろ中二みたいなこと言うのやめて、大人になってね
煮凝りにはっと目の覚めるような和辛子がとてもいいアクセント。
西野親方は、お話もとってもおもしろい。
食育講座もされていて、次世代の若者育成にも力を尽くしてらっしゃいます。
一組8名様限定のお店は、海外からチャーター便でいらっしゃる
極秘のお客様もいらっしゃるのだそう。
なかなか予約がとれないのだとか。
常陸太田市の、松盛の大吟醸。
すっとしみいるようにさらさら飲めてしまう。
チーズ、からすみなどなど…シンプルなだけにごまかしのきかない
そんなお料理の数々。
とにかく一つ一つが丁寧で感動するおいしさ。
自家製の千枚漬けと尾崎牛、雲丹の鮨。
お造りにはなんとブラッドオレンジ!!
鰆の良さが前面に出てるーーー!!すごい!!
ブラッドオレンジの自家製柚子胡椒もまぁなんと美味。
海ブドウも爽やかにいただけます。
どれもこれも本当にずらしかった。

が
ふぐの白子を炭火であぶっていただきました。
山午房、おいしかったなぁ~
春を感じるぬた。
桜の塩漬けがまたとてもよいアクセントに。
こんな美味しく酢味噌作れない~!!
親方、ぜひレシピお待ちしております(笑)。
さてさて。
仙台からの道中、黒森さんたちのお車に同乗させていただいて、
たくさんのお話を伺うことができました。
ずっと知りたかったことがあるんです。
黒森さんのように、抜きんでている方っていうのは
同じ時間でもきっと使い方が違うんじゃないかって。
それをお聞きすると黒森さんは、こう仰いました。
「別に、目標とかこうなりたいとかを決めてやってるわけじゃないですよ。
目の前のことを黙々とやっていくこと。これに尽きます。」
ひとりのお父さんとしてもいつも自然体な黒森さん。
マスターズの表彰式にも、奥様と娘さんの姿が当たり前に傍にありました。
黒森さんがはじめてお料理をしたのは、3歳の時。
お母さまがとてもおおらかな方で、
男の子だから多少のケガはありだと、
たくさんお台所に立たせてくれたのだそう。
小学校1年生の時にはりんごの皮をすいすい剥けて、
おもしろくて10kgのりんごを1箱むいてしまって、
それでも怒りもせずすごいねぇと褒めてくれて。
小学校3年生の時には、スポンジケーキにはまって、
学校から帰ってくるとスポンジケーキばかり焼いていて。
理由は
「失敗しないから楽しかった」
それだけ。
小学校6年生になると、母親の作るものは
一通りすべて作れるようになっていたのだとか。
これは料理人あるあるだそうで、
お料理の仕事というのは好きじゃないと続かないから、
大抵皆様小さいころからこんな子どもらしいです。
母からしたら、なんて素敵なんだろうと思うけど
これはこれで「許す」という寛大な心が必要

考えてみたら私も小3くらいからひたすらおやつ作ってた気がする。
型付けしないでよく母におこられていたけどめげずに作ってたな~
高校生のとき、お弁当自分で詰めていたしなぁ。
わたし、仙台に来てずっと迷っていました。
そして、まだまだ、ここで胸を張れる自信がなかった。
仲良しのお友達に「またミキティは穴掘って勝手に埋まってる」
って笑われちゃうかもしれないけど、
料理を通じてどういうことを皆様にお伝えしていったらよいのか、
なんとなく整理できなくなっていて、ずっともやもやしていた。
私が私のエネルギーをまっすぐに発揮できてなくて、
これでいいのか?と。
私が私を決められなくて
楽しんでいらしてくださるお客様に申し訳なくて、
自問自答をずっと繰り返しておりました。
昨日、黒森さんと話していて、見えてしまった。
私が、圧倒的に足りない部分。
そして、進むべき道。
今朝は、清々しい挫折感とともに生まれ変わったみたいに起床。
なんて最高の朝

悩んでいたのは、私のやっている家庭料理というジャンルを、
講座に来てくださるお客様にどうわかりやすく伝えるか。
ジャンルは何ですか?とよく聞かれるのですが、
家庭料理です、としか答えられない。
だって、なんでも作るから。
伝えるとき、わかりにくい。
家庭料理ってそもそも何なんだ。
どう伝えたらいいんだろ、って。
つまり、差別化のテクニックばかり気にしていたことに気づいたのであった。
時短は、日常感。
おもてなしは、非日常感。
おやつにも、日常と非日常があって、
和洋中、イタリアン、家庭料理ってなんでもやる。
わかりにくいんじゃないかって思ってた。
どうやって伝えよう、どうやって絞り込もう…。
なんだかちょっと、わからなくなっていた。
そして、そこにこだわっていたのは、お客様じゃなくて、この私。
はー!なんてくだらない!
それ、どうでもよくない?
わかりやすくする必要ないじゃん。
何をしたいのか。何を伝えたいのかが大事。
特にお料理教室じゃなくたって、
形にこだわらなくたって、
伝えたいことは伝えられるじゃない。
すっっっっっっごい小さな枠の中に必死で収まろうとしていた。
いや、なんか怖くて飛び出せなかった感じなんだろうなぁ。
ジャンルはこうです。
「わたしの家庭料理」「ミキティの家庭料理」「I-e流家庭料理」
これ。これです。
今更??って思う方も多いでしょうが、
私の迷いはここにあったんです

黒森さんもベターホームさんでお料理教室をしてらっしゃいます。
もう4年目になるそうなのですが、仙台校と東京校と4クラスずつ持ってらっしゃって、
各クラス全て満席。大人気のお教室です。
KUROMORIで食べられるお料理はもちろん食材も超一流ですが、
ベターホームのお料理教室のレシピを作製されるときは
普通のスーパーに行ってお買い物をされるそうです。
黒森さん、実はものすごくお客様目線なところと、
超塩対応なところがはっきりされてる

「だって、この食材じゃないと、とか言ったら家で作らないでしょ?
いかに簡単に家で中華をおいしく作るか、それを教えるのがプロだから。
だから、フライパンで家庭用の火力でレシピを作ってます。
もちろん、調味料とかこだわるものはきちんとお教えします。
教室だと厳しいし塩対応だけど、
実は考えてることはかなりハートフルなんだよ
」
生産者さんとの付き合い方のお話もしてくださいました。
厳しいと評判の黒森さんの真意は、これ。
「宮城の食材をもっと世に広めたい。
適正価格で売りたい。
そして、地方の料理人も一緒に、売れていかないと。
高く売れるようになれば、作ってる人の収入も上がるでしょ。
全体の底上げをしていかないと、地方は続かない。
だから、厳しく言う人と優しくなだめる人、どちらも絶対必要だと思ってて。
僕は北風でいいんだよね。太陽役の人はいるんだから。
北風と太陽の法則
」
か、かっこよ。
俺はヒールでいいしって、かっこよすぎやしません?
なんか、黒森さんやっぱり見ている広さが違う。
そして、最後はこんな感じ。
「全然かっこよくなんかないですよ(笑)。
ただ、感動してもらえる料理を作りたいだけ!」
だって。
か、かっこよ!!
私に足りなかったもの。
それは、黒森さんが経験してきた、「料理人修行人生」と「経験値」。
フリーでやってきたから、迷ったときに立ち返る場所がなかった。
圧倒的に苦労が足りない、経験値が足りない、本気度と覚悟が全然違った。
黒森さんだって、震災後、仙台でゼロからスタートだったんだ。
「でも、修行してきた人間は修行先の癖やこうあるべきってところの
既成概念にとらわれやすいっていうデメリットもある。
フリーでやってきた人の強みは、あるべき形っていうのがない自由度。」
ふわぁ、なるほど。
自由でいいんだ、わたし。
黒森さん、愛がいっぱい。
なぜ、KUROMORIのお料理のファンが全国にいるのか、
理由がわかった気がします。
器がでっかいんだなぁ~

西野親方といい、萩さんといい、古山くんといい、
なんか皆さん、ただただ楽しそうな変人の会でした。
よかった、私が一番普通だと思ったけど、
変人の会に混ざれてもっとよかった

皆様、ふりきってらっしゃいます。
で、愛があって、見ている景色がもっともっと高いところにおありです。
黒森さん、本当にありがとうございました。
昨夜のレクチャー料は、後々お返しできるようにしたいと思います

そして、西野さん、萩さん、古山くん、西野女将、黒森さんの奥様、娘ちゃん、
かけがえのないひとときをありがとうございました。
西野親方のところにあった、道場六三郎さんの言葉。
響いたなぁ、これ。
「僕の料理は、遊びと反逆」
かっこよい。
遊びと反逆。
かっこよすぎて、かなりしびれた。
私も精進します。もっともっと。
楽しかったなぁ。
今日も皆様にとって、心華やぐ一日となりますように

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