最後はカルビ弁当。 | 「おいしく活きる 」 ふじわらみき

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どうやったらおいしく出来る?を解決。
食材の使い方、組み合わせ、調理方法を日本語、英語で教えます。

料理指導、レシピ監修、メニュー開発、デモンストレーション、撮影調理、豊富な経験ございます。

高校生の娘が学校へ持っていく
最後のお弁当の日。
“なにがよい?” って聞いたら
カルビ!!
それか~ 焼くだけですけど、笑
でも焼肉のたれはもちろんオリジナル。
このたれをたっぷりご飯にかけてあげるのが
お気に入りで
私が作ってきたお弁当の
上位に入るのだとか。
 
シンプル is Best 
 
小松菜のナムル
豆もやしのナムル
にんじんのナムル
は前夜に作っておきました。
 
娘の大好物、大学芋は
お芋をオーブンの焼きいも機能で
作っておき、朝に
ココナッツオイルで焼いて
水あめをからめ、 黒ごまをまぶしたもの。
皮を少しカリっと焼き上げた香ばしさも
調味料のひとつとする、そんな感じでしょうか。

きんかんは冬になると必ず入ってる
っと子供達は思っているはず。
みんなから、それなぁに?
っと聞かれた事が多かったそうです。

ビタミンCもたっぷりだし
お弁当に便利で
私の中では、天然のサプリメント的な
存在なの。

 
野球部だった息子は
朝、暗いうちに家を出ていたので
朝陽が出る前に起きて作るお弁当が毎日。
朝練後に食べるおにぎり、
お昼のお弁当、午後練後の軽食を作り続けた
6年間。
 
アレルギーがある娘は小学校の給食で
食べれないものがある日はお弁当。
中学は毎日お弁当。
高校になり部活の練習で始発に乗ることも多く
それでも息子の時に経験済みの早起きが
娘の時は苦にもならず、
成長した自分と向き合いました、笑
中高の毎日お弁当が6年間
小学校と合わせると12年間。

8才違いの兄妹なので、、
もう何年お弁当を作ってきたのか
分からない、苦笑
 
私が料理を作るのが好きとはいえ
仕事で朝に帰宅することもあり
寝ずに作った日もあるし
始発前にタクシーで現場まで向かう日は
夜中にお弁当と朝ごはんを用意してから
出かけたり
しんどいなぁ…っと
思うこともありました…

それでも毎日作り続けられたのは
笑顔で『ごちそうさまでした』
『ありがとうございました』っと
言って、空のお弁当箱を差し出す
子供達がいたからですね。
 
さぁ、これで私が家族に作る
お弁当生活も終わり。
なんの後悔もなく、
やりきった気持ちでいっぱい。
 
これからは私の人生を
おいしく活きる。

私の料理は
食べてくれる人を想い描き
五感と愛と直感
で作る。それが
ふじわらみきの料理なんです。
 

 

コロナ禍は消毒液持参。

学校の机を拭いてから、いただきます。

 

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