またまたビールに最強なレシピを考えました! あんた、ビールはもう1滴も飲まないと公言しているけれど、実は嘘で、本当は今でも水代わりに飲んでんちゃうの?と疑われそうなものばかり作っている今日この頃。
嘘じゃありません!本当に1滴も飲んでません!でも、ご心配ご無用です。アル中なので他のアルコールは毎日欠かさず水代わりに飲んどりますので。
アメリカ時代、タイ料理のレシピ本を持っていました。その中に、これ、日本の手羽ギョーやん!と勘違いするほどそっくりな料理がありました。それを思い出し、昨日はトムヤム風味のタイ風おつまみを作ってみました。
タイ風手羽餃子
こちらのお料理に使ったのは、今月のスパイス大使の課題の1つ、ハウス食品のトムヤムミックスです。
このトムヤムミックスが今月の課題に含まれているを見たとき、どうしようかと悩んでしまいました。トムヤムスープは大好きだけれど、そのペーストをスープ以外の料理に活かすアイデアが私には全く浮かばなかったから。
開封して匂いを嗅いでみると、トムヤムスープは好きなのにあまり私好みの香りではなかった。やけに濃そうな香りがしたんだね。ますますレシピを考案するのに苦労しそう。 とりあえず、この難関ミックスを使うレシピからまず考えようと知恵を絞りました。
そんな時思い出したのが、昔レシピ本で見た日本の手羽餃子そっくりのタイ料理。餃子の肉種にこのトムヤムミックスを使い、タイ風の手羽餃子にしてみたのです。
レシピの前に手羽の骨抜きの仕方をご説明します。これ、難しそうですがハサミを使うと意外に簡単で、1本骨抜きするのに1分もかかりません。
肉種を詰めるのは手羽中の部分。この手羽中には太いのと細いの2本の骨があります。この2本はしっかりくっついているので、まずはハサミをこの中間に入れ、手羽先との間接まで押し込み2本を切り離します。
次に細い骨の反対側にハサミを入れ、こちらも間接まで押し込んで骨と肉を切り離します。細い骨を指で掴んで関節のところで折り、ねじりながら引っ張るとするっと骨は抜けます。
次に太い方の骨を抜きます。ハサミを骨に当てるようにして、骨の周りについている肉をパチパチと間接のところまで切り離します。後は細い骨同様に関節のところで折り、指で掴んでねじりながら抜き取ります。これで骨抜き完了。
昨日私は14本の手羽を使いましたが、骨抜きにかかった時間は10分ほどでした。慣れるまではもう少し時間はかかると思いますが、鶏の皮ってかなり頑丈なので、手荒く扱ってもそうそう簡単には破れませんから、グイグイハサミを突っ込んで骨抜きしてみてくださいませ。
では、ここからはこの骨を抜いた手羽を使ったタイ風手羽餃子の作り方です。
<材料 14本分>
(肉種)
キャベツ...100g
鶏ミンチ...170g(私は昨日ももミンチを使いましたが、胸ミンチの方が良いと思います。)
刻み葱...大さじ2
刻んだパクチー...大さじ2
片栗粉...大さじ1
ハウストムヤムミックス...小さじ2
薄口醤油...小さじ1
酒...小さじ1
瓶入り果汁100%ライムジュース(無糖)...小さじ1(なければレモン汁でOK!)
ブラックペッパー...たっぷり
(その他)
上の要領で骨を抜いた手羽...14本
醤油...小さじ1
酒...小さじ1
小麦粉...適宜
サラダ油...適宜
<作り方>
1.沸騰している湯にキャベツを入れ、1分程度茹でる。ざるに空け、冷めたら細かく刻んで水分を手でしっかり絞る。
2.1とその他の肉種の材料をすべてボウルに入れ、トムヤムミックスが全体に満遍なく行き渡るまでよく混ぜ合わせる。30分程度置き、調味料の風味をしっかり肉に含ませる。
3.骨を抜いた手羽に竹串で2か所穴を開ける。(裏表両方に穴が開くようしっかり貫通させてくださいませ。)ボウルに手羽を入れ、醤油、酒を加えて手でよく混ぜあわせる。30分程度置く。
4.3の手羽を外側にめくり、茶こしに入れた小麦粉を手羽の内側全体にしっかりふりかける。手羽を元通りに戻し肉種を適量詰める。爪楊枝で口を閉じる。
5.薄く油を引いたフライパンを熱し、手羽のぶつぶつした面が下になるように並べる。蓋をし、比較的弱めの火で7~8分しっかり蒸し焼きする。
6.上下を返し、同様に6~7分蒸し焼きする。
爪楊枝を抜いてお皿に盛ったら出来上がり!タイ風なので、スイチリと食べるのが美味しいかも...と思い準備してみましたが、この手羽餃子、見た目のギトギト感とは正反対の爽やか風味なので、スイチリは風味が強すぎ不向きでした。
昨日はメインにグリーンカレーを。夏野菜ばかり使ったグリーンカレーです。でも、ベジタリアンではないのよ。手羽から抜いた骨を一度茹でこぼし、20分くらいグツグツ茹でたストックを使っているので、鶏の旨味も含んだベジカレーです。
昨日は午前中に英会話レッスンがあり、その帰り道、開店して間がない産直野菜屋さんでたくさん新鮮な夏野菜が手に入ったので、まるでラタトゥイユのタイ版って感じのグリーンカレーを作ることを思いつきました。
サツマイモはココナッツミルクとチキンストックを煮立ててから入れ、冷凍インゲンとチェリートマトは調理の残り時間が4~5分になった時に加えました。合わせ調味料を加え、最後にたっぷりパクチーを加えました。大量に作ったのでもう一晩グリーンカレーが登場します!
おつまみでお腹いっぱいになっちゃいそうな食卓ですが、食の落ちる暑い夏には、こういうタイな食卓嬉しいね。なんぼでも食べれちゃうのは、私が底なしだから?
このタイ風手羽餃子、私の想像とは全く違う味でした!
トムヤムミックスの匂いを嗅いだ時、その濃そうな香りが私はちょい苦手でした。出来上がった手羽餃子がその匂いと同じような濃いものだったら、食べれないかも...って心配していたのですが、まったく濃くない!さっぱり風味でめさ旨い!
特に、ブラックペッパーをふりふりしてレモン汁をたっぷりかけて食べると、トムヤムの爽やかな風味と相まって、手羽だから見た目ギトギトなのに、そのギトギト感を全く感じさせない淡泊な味のおつまみ。手羽紫蘇餃子よりも爽やかかもよ。
昔母が、カレーやシチューのルー、調味料はハウスやないとあかん!と言って、別のメーカーのは一切買いませんでした。スパイス大使と言うモニターだからよいしょするのではなく、練りわさびやからし1つ買っても、私も母に同感なのでハウスの製品しか買いません。
開封した時の匂いと、それを使った料理の味が全く別物だったことに、さすがはハウスや!と昨日改めて実感しました。
残ったのを今朝食べたら、トムヤムの風味はアツアツより弱まってはいるものの、やっぱり美味しい手羽餃子でした。残ったのはお弁当のおかずにしても良いですよね。もっとも、ビールを飲みながら食べてたら、残るってことはまずないと思うけれど。
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