昔、縮まないタルトの焼き方を模索ししょっちゅうキッシュを焼いていました。でも、全然飽きなかったワン。それどころか、キッシュは私が作るものの中で一番手がかかり、一番オサレな料理とさえ思って、有り難く美味しく食べていました。
ところが、その縮まないコツを掴んだら、キッシュの魅力は一気に薄れて行き、最近では面倒だし滅多に焼かなくなってしまいました。昨日は久々に焼きました。ブログを検索すると前回食べたのは去年の８月。そろそろ１年ぶりと言うキッシュ。
これまでいろんなフィリングのキッシュを焼きましたが。このシンプルなキッシュが一番美味しい！義母はキッシュを焼くと言うと必ずこれだったんだって。だから旦那にとっては懐かしい母の味のキッシュ。
キッシュロレーヌ
底の抜けるタイプのタルト型はいくつか持っているけれど、殆ど使うことはありません。あれを使ってキッシュを焼くと、高さがないから薄いのしか焼けなくて食べごたえがないから。
私が専ら使っているのは１００均で売っている使い捨てのアルミ皿。その中でもセリアで買ったこのスポンジ型は、ＢＢＱ用のアルミ皿よりも底が深いので、食べごたえ２００％の肉厚キッシュが焼けるので気に入っています。
昨日のキッシュもこれを使って焼きましたよん。かなり肉厚でしょう！高さがある分アパレイユも多めに作らないといけないので、昨日も全卵２個と卵黄１個、生クリーム１００ｍｌ、牛乳２００ｍｌ使いました。これだけ作っても、もうちょっと作っても良かったかなと思ったし。
６つに切り分けましたが、この大食漢の私でさえ１切れ食べたらお腹はずっしり。こういう肉厚キッシュ、大好き！ あっ、但し、キッシュを作りなれていない方には、このスポンジ型はオススメしません！
側面がほぼ９０度で高さもあるので、生地を貼るのがちょい厄介です。生地を貼るのに自信のない方には、ＢＢＱ用のアルミ皿がオススメです。あれは上広がりのパイ皿の形をしているので生地が貼りやすし、タルト型を使うより肉厚キッシュが焼けます。
私は焼きたてのキッシュってあまり好きじゃない。冷蔵庫で冷えたキッシュも嫌。室温に冷めたキッシュが私的には一番美味しい。昨日も午後に焼いて、室温に冷めてから食べるようにしました。
旦那のお弁当用サンドイッチに使うのにバゲットを買ったら、バゲットのサンドイッチは硬くて食べにくいから嫌！とリジェクトされたので残ってしまった。
そのバゲットでブルスケッタを作りました。
しょっちゅう我が家の食卓に登場するブルスケッタですが、これは今のところまだ飽きていません。飽き性なので、その内見向きもしなくなると思うけれど。
毎週英会話が夕飯時にある木曜の夕飯は、これまではぶっかけ飯でしたが、夏の間カレーライスは作れないし、この暑さじゃ煮込み料理も食べる気にならず、帰宅後即食卓に並べられるものを考えるのに苦労しています。昨日は久々のキッシュに救われた！
ブルスケッタも４つ５つ食べたけれど、私はキッシュ２切れで完全にギブアップ。それ以上どうあがいても、水すら飲めないほどお腹はいっぱいになりました。
旦那は残りのブルスケッタ全部とキッシュを３切れも食べたの。この肉厚キッシュをブルスケッタを食べながら３切れも食べれるって、すごい食欲やなと驚いていたら、残った１切れのキッシュまで食べちゃった！バケモンか！
結婚して間がなかった頃、私がキッシュロレーヌを焼くと、義母の焼くのと比べて絶対に１００％褒めてくれることはなかったけれど、年月とともに私の作ったものの方を美味しいと言うようになったね。
それでもキッシュロレーヌは、旦那にとって懐かしい母の味。沢山食べたのは美味しかったのもあるけれど、私の知らない義母との思い出に浸っていたのかも知れないね。
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