先日ブラック&ブルーサラダを作るのに買ったブラックことアメリカ産アンガス牛。腐っても鯛と言うのか、靴底でもアンガスと言うべきか、不思議の水も湧かないし結構柔らかく、次回はこれでステーキを焼こうと旦那と話しながら美味しくいただきました。
昨日アンガス牛が売っているスーパーへまた行ったので、大きな脂肪が切り取りやすい部分にあるのを2枚選んで買い、ステーキを焼きました。国産牛とは比べ物にならないけれど、なかなか柔らかく美味しかったよ。
そのステーキで、バーガーよりも美味しい、私がアメリカ時代大好きだったサンドイッチの1つを作りました。うちのカフェでもメニューに加えていたサンドイッチで、その当時もお客様に結構人気でした。
フレンチディップサンドイッチ
昨日、このスーパーに行く前に業務スーパーにも寄ったんだけれど、そこで大失敗をしてしまいました。今日はその失敗談と、絶対に買わない方が良い業務スーパーの商品のご紹介を致します。
いつも私の料理教室をお手伝いしてくれる絵留萌さんが、今月女子旅でおフランスに行ったの。うらやましいワン、この時季のヨーロッパを旅できるなんて...
その絵留萌さんからおフランスのお土産をいくつかもらいました。その1つがこちら。これは袋付チキンのシーズニングです。
この付属の袋ってのがただの袋じゃなく、ロースティングバッグと言うもの。袋にチキンとシーズニングを入れてフリフリしたら、口を閉じてそのまま袋ごとオーブンで焼けるの。袋の中は蒸し焼き状態になるので、柔らかくジューシーにチキンが焼けます。
鶏のドラムスティック8本、または1.2kgの雛鳥を使ったレシピがパッケージの裏に紹介されています。それ見て思い出したのが、アメーバートピックスで先日紹介されていた記事。
その記事で知ったのだけれど、業務スーパーではデンマーク産の冷凍ドラムスティック1kgが、500円ちょっとで売っているらしいのよ。
ドラムスティックというのは人間の足で言うなら膝から下の部分。もも肉を買うと、半分より上は長方形で下は三角形じゃない。あの三角形の部分がドラムスティックに当たります。クリスマスに食べる骨付きもも肉の手でもつ部分ね。
手羽元の様な形をしているけれど、手羽元の2倍以上ある大きさで食べごたえがある。日本では骨付きのから揚げと言うと手羽ですが、海外では骨付きフライドチキンと言うと、必ずこのドラムスティック。
そのデンマーク産ドラムスティックをゲトし、絵留萌さんにもらったシーズニングとロースティングバッグを使って焼こうと勇んで業スーに行ったんだけれど、2軒覗いたけれどどちらの店舗にも置いてなかった。残念...
しかし、そこで見つけたのが、国産親鳥中抜きの丸鶏。800gで315円とお値段も超安い。レシピの目方よりちょい小さ目だけれど、雛鳥サイズのこの丸鶏が使えそうと思い、ドラムスティックの代わりにこれを買ったのよ。
ちなみに写真はパッケージの裏側だけね。頭こそついていないけれど首はついているし、足も付け根ぎりぎりのところでカットしてて、かなりグロテスクな姿なので、表側は見ない方が良いと思います。
でもね、親鳥でこの目方ってのも不思議だし、800gのうち8割は骨ばっかみたいなやせ細り方なので、せっかくのおフランスのお土産を台無しにしないため、念のためこの丸鶏のレビューをググってみたのよ。
したら、こんなブログ記事が検索結果に現れました。やはり私が思った通りのレビュー。(リンク先の記事ではこの丸鶏のグロテスクな姿も拝めますです!かなり怖い姿なので、覚悟してリンクをクリックしてね。)
でもさぁ、もう買ってしまったし、いまさらこれ持って業スーに行き、レビューがひどすぎるので返品したいとも言えないじゃん。で、料理の方向転換。
身の硬い年寄りの親鳥を柔らかく食べるお料理が、おフランスにはあるではないか!そのお料理にこの丸鶏はバッチリじゃん!
そう、ローストではなく赤ワインでじっくり煮、コックオーヴァンにして食べることを思いつきました。そこで夕べ一晩冷蔵庫でこの丸鶏を解凍し、今朝、解体作業をしました。
ところが、解体作業を始めると、兎に角ひどすぎる丸鶏で、脂肪の色なんか黄色を超えてオレンジ色。身は殆どついていないし、中抜きとは言え半分に割ると、まるで獣に食われた後の食べかすの様に無残な汚い姿。
こんな丸鶏を料理するのにワインやベーコンやと買って、結局食べれなかったら大損。犬に食べさせるのも憚られ、結局捨てる羽目になってしまいました。
私もバカなんだよね。この丸鶏の横に冷凍の鶏ガラが売っていて、その値段が200円以上してたんだ。ガラと殆ど値段の変わらない丸鶏ってとこで、買う手を止めるべきでした。
以前業スーでインド産のタンドリチキンのソースを買って失敗したけれど、そんなものどころじゃない大失敗!
業務用スーパーということで、飲食店の人もたくさん買い出しに来ているけれど、この丸鶏を買っている飲食業者を目にしたら、たとえガラ代わりにストックを取る目的だけでも、その店には絶対に食べに行きたくないと思うほどひどい丸鶏!
いやはや、参りました。業スーさんもこんなのを売っちゃいけないわ。輸入食料品店で買うと高価なものも、お得なお値段で購入出来ていつも助けていただいてますが、これはド最低中のド最低な商品です。皆さまもお気をつけ遊ばせ。
余談が長すぎ申し訳ありません。今朝、この丸鶏にかなりショックを受け、まだ動揺しているもんで、ついつい長々と綴ってしまいました。
気を取り直し、ここからはフレンチディップサンドイッチのお話。
アンガス牛のステーキはバゲットの幅の2倍はある大きなもの。焼き上がってパンに挟んでも、冒頭の写真の通り半分は剥きだし!
肉を焼く前に先ず小鍋にバターを熱し、たまねぎとニンニクを飴色になるまでしっかり炒めました。途中砂糖を少し加え、更に濃い色になるようにしましたよん。
そのたまねぎとニンニクを皿に取り出した後、シーちゃんとベイ坊用にボイルした胸肉のストックを300mlほど鍋に加え、コンソメ1個とブラックペッパー、塩少々とローリエでジューを作りました。たまねぎを炒めた後の鍋だから、色の濃いジューが出来上がりました。
お肉は余分な脂肪を切り捨て、塩をして20分くらい置いてから、表面に浮いた水分をペーパーでしっかり取り除き、ブラックペッパーをたっぷりしてバターでさっと焼きました。
焼き上がり寸前に飴色たまねぎを載せ、バゲットに挟めばサンドイッチの出来上がり。
このサンドイッチをジューに浸しながら食べるのね。これが最高に旨い! 至福のサンドイッチです。一人250gくらいあるステーキだったけど、もち、二人とも完食。
アンガス牛で100g178円とお値段も安いし、国産牛に比べたらもち硬いけれど、この程度なら全然問題なく食べれる。ステーキ大好きだから、これからはちょくちょく買って焼きたいと思う雨牛です。
チキンもこの店のは明らかに質が良いので、ドラムスティックがうちの近所の業スーには売っていないと分かった今、近い内にドラメット(手羽元)をここで買って、絵留萌さんにもらったシーズニングで焼いてみようと思っています。
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