日本でピカタと言うと、パルメザンチーズを加えた溶き卵にチキンやポークを潜らせ焼いたものですが、アメリカやイギリスでは作り方がちょっと違います。子牛、チキン、または豚を焼いて、ケイパーを加えたレモンバターソースをかける料理をピカタと呼びます。
一昨日、毎度ながら、おつとめ価格に値下がりした豚フィレをスーパーで見つけたので、それを買って昨日は海外版レシピのピカタを作ってみました。
とても爽やかな風味のピカタです。旦那好みのソース多めのレシピにしてみましたので、今の時季ならシンプルにボイルした新じゃがを絡めて食べても、とても美味しいと思います!ぜひ作ってみてくださいませ。
ポークピカタ
レシピをご紹介する前に1つ、最近驚いたことがあるのでそれを。
5年前日本に戻って来た頃、犬達の散歩ルートにある水路でたま~~に甲羅干ししている亀を見つけると、珍しくって携帯を取り出し写真を撮ったりしていました。
水路横の歩道はほんの200~300m。ところが最近そのほんの短い距離に見かける亀の数が異常に増えたのね。亀を見かけない日の方が珍しくて、1匹1匹数えながら歩くと、2、3日前なんか、なんと、26匹もの亀が甲羅干してました!
私は日本を離れていた期間が長いので日本の情報に疎い。これはてっきり地球温暖化の影響で亀が異常繁殖したに違いないと思い、ネット検索したりしたわ。 したらさぁ、ペットとして飼った亀が大きくなって世話ができなくなり、池や川に放された結果がこれらしい。
縁日の亀すくいなどで見かけるミドリガメ、別名アカミミガメ。写真を見たら名前の通り耳の辺りが赤いんだけど、私が水路で見かける亀も、大概この赤い耳をした亀。変わった亀やなぁと思っていたんだよね。
雨が降って水路の水が増した時、道路まで上がって来て付近の住宅にまでやって来ないかなって心配になる。結構狂暴そうな顔しているし、私ならドアを開けてあの亀が目の前にいたら、マジ、怖いよ!
今日も天気がいいから、午後の散歩でまたたくさんの亀を見るだろうな。26匹の記録を更新しそうだわ。
余談でした!閑話休題。
ここからは海外版のピカタのレシピです。私は豚フィレを使いましたが、手に入れば子牛の肉、または鶏胸肉やささみでも美味しく作れます。
<材量 2~3人分>
豚フィレ肉...300g程度
塩、ブラックペッパー...適宜
小麦粉...適宜(結構たっぷり!)
オリーブオイル...大さじ2~3
レモン汁...大さじ2
水...180ml
顆粒コンソメ...下記注参照
ケイパー、しっかり水分を切る...大さじ1
バター...30g程度
注)豚フィレにまぶした塩とケイパーの塩分を考慮し、コンソメは分量よりも多少少な目に使うとよいです。私は水500mlに対し大さじ1の分量の業スーのコンソメを使っていますが、夕べは小さじ1弱使用しました。
<作り方>
1.豚フィレを2cm幅に切り分け、ラップに挟みミートハンマーで軽く叩いて1cm程度の厚みにする。(力を入れすぎると肉が潰れるので、軽く4~5回たたいてくださいませ。)両面に塩、ブラックペッパーをししばらくおく。
2.豚フィレの表面に浮いた水分を軽くキッチンペーパーでパッティングして取り除く。全体にしっかりと小麦粉をまぶす。
3.フライパンにオリーブオイルを熱し豚フィレの両面を焼く。一旦皿に取り出す。
4.同じフライパンにレモン汁を加えて1分程度弱火で煮る。水、コンソメを加え、水分が半減するまで煮詰める。
5.4にケイパーとバターを加え、バターを溶かしながらソースに自然なとろみをつける。
6.ブラックペッパーをし、必要なら塩を加えて味を調え、豚フィレを戻しさっと火を通す。
昨日はこのポークピカタを茎ブロッコリーを加えたペペロンチーノと共にいただきました。ペペロンチーノにたっぷりニンニクを使っているので、ピカタのソースには使いませんでしたが、お好みで豚を焼いた後、ニンニクを加えてソースを作っても良いと思います。
レモンとケイパーでとても爽やかな風味のソースです。フィレだからお肉もやわらかくて食べやすいし、とっても美味しかったです。
パルメザンチーズを加えた溶き卵に潜らせて焼くピカタも美味しいですが、この海外版のピカタ、ぜひ一度試してみてくださいませ。ソースが結構多いので、シンプルにボイルして塩、ブラックペッパー、バターを絡めたパスタと共に食べても、きっと美味しいと思いますよ。
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