2、3日前、夕飯の支度にとりかかる私が日本語で、「さて、晩御飯をつくりますか...」と言ったら、旦那が、近い内に夕飯に作ってほしいものがあると言いました。チキンサテ!私の「さて...」と言う一言に反応したのよ。
おまけに旦那、サテだけじゃなくマレーシアの屋台料理な晩御飯にして欲しいとリクエスト。いや、あんたはマレーシアに行ったことはあるけれど、私はない!マレーシア料理と言われたって、何を作れば良いんだ...
マレーシア料理と言うと連想するのはナシゴレン。私もナシゴレンは大好き。しかし、好きなものはなんでも自宅で作る私も、これだけは理由があり作ったことがない。でも、何年も食べてないし、ほんじゃ一度作ってみますがで色々調べ、こんな食卓を準備してみました。
ナシゴレンとチキンサテ
ナシゴレンを自宅で作らない理由は、それに使う調味料、ケチャップマニスやサンバルが我が家にはないから。たまにしか作らない料理に、それだけのために買っても賞味期限内に使い切れない。だから、好きだけれど作ろうと思ったことがないのです。
ところが、色々調べると、ケチャップマニスもどきが自宅で作れることが分かりました。サンバルも作れるみたいだけれど、これは面倒そうなので豆板醤かサテトムを代用したら大好きなナシゴレンが作れる!
ケチャプマニスもどきの作り方はこちらです!このレシピを元に、醤油大さじ4、三温糖大さじ4、水大さじ2、生姜の輪切り小1かけ、潰したニンニク小1かけ、種を抜いた鷹の爪1本を火にかけ半分くらいになるまで煮詰めざるで濾したら、ケチャップマニスもどきがでけた!
オリジナルレシピではクローブと八角を使っていますが、クローブってのは下手すると正露丸を食っているような味になるし、八角は私絶対NGなので、とりあえずシンプルに作ってみたの。なかなか良いお味!
サテをリクエストしながらマレーシアの屋台料理って言うけれど、サテはインドネシアの焼き鳥。マレーシアでも食えるのか?まぁ、どうでもいいけどさぁ。 こちらのレシピを参考に作ることにしました。
チキンサテ
オリジナルレシピでは蜂蜜と醤油を使っていますが、せっかくケチャップマニスもどきを作ったので、それを使ってレシピをこんな風にアレンジしてみました。
<材料 2~3人分>
(ピーナッツバターペースト)
摩り下ろした生姜...小1かけ
摩り下ろしたニンニク...小1かけ
ライムジュース(果汁100%)...大さじ2
ケチャップマニスもどき(上のレシピ参照)...大さじ3
カレー粉(辛口)...大さじ1
ピーナッツバター(無糖)...大さじ3
(その他)
鶏胸肉、皮を剥ぎささみ風に切り分ける...500g前後
ココナッツミルク...140g(小さい缶1つ分)
ピナッツバターペーストの材料全てをよく混ぜ合わせます。その内2/3はサテのソース用に使い、残りの1/3は胸肉に擦り込んで半日冷蔵庫で漬けておきました。
竹串を10分程度水に浸けてグリルの中で焦げないようにしてからチキンに刺します。手で持つ部分には更にアルミフォイルで焦げないようにカバーしておくと良いです。薄くサラダ油を塗ったグリルトレーに載せ、両面をこんがり焼きます。
焼いている間にサテのソースを作ります。ソース用に残したピーナッツバターペーストとココナッツミルクを鍋に入れ、常時かき混ぜながら煮立てたら出来上がり。
ちなみに私が使っているオススメのカレー粉と、生のライムより安上がりで料理に便利なライムジュースはこちらです。
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518円
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カレー粉はカルディーなどで売っています。ライムジュースはやまやで売っています。(店舗によっては売っていません。)
胸肉にペーストを擦り込んでから、母の用事で市役所に行ったついでに、ちょっと足を伸ばしてカルディまで行きました。ケチャップマニスやサンバルが売っているかなぁ...と期待しながら。
さすがはカルディ!どちらも売っていました。 しかも、ケチャップマニスは賞味期限内に使えそうな大さじにして10杯分程度の小瓶。値段も税込213円とお手頃。買うことに決めたらサンバルも買いたくなり、こちらは税込み486円ですが買ってしまいました!
自分で作ったケチャップマニスもどきと、豆板醤かサテトムを利用し、こちらのレシピを参考に作るつもりだったナシゴレン。せっかくこの2つの調味料を手に入れたので、これらを使ってつくることに。
ナシゴレン
材量だけ参考にして作り方は全然無視し、作りやすいようにして作りましたが、昨日の材料を備忘録として残しておきます。
<材料 結構大盛2人分>
(ナシゴレンソース)
トマトピューレ...小さじ2
ケチャップマニス...小さじ2
薄口醤油...小さじ2
サンバル...小さじ1
(その他)
サラダ油...適宜
ニンニク、みじん切り...1かけ
鷹の爪、種ごと細かく刻む...1本
エビ...10尾
鶏胸肉、1cm角切り...120g前後
たまねぎ、みじん切り...小1個
人参、5mm幅のスティックに切り分ける...小1/2本
いんげん、2~3cmに切り分ける...70~80g
温かいご飯...400g強(1.5合弱)
塩、ブラックペッパー...適宜
ナシゴレンのソースをよく混ぜ合わせておきます。
フライパンにサラダ油を熱しニンニクと鷹の爪を炒め、香りが立ち始めたらエビを加えてさっと焼きます。エビは取り出して盛り付け用に。
同じフライパンで胸肉を炒め、ほぼ火が通ったら野菜を加えて炒めます。少し強めの火で野菜から出た水分を飛ばすようにすればよいですね。
ご飯を加えて野菜と満遍なく混ぜ合わせながら炒めます。ご飯に火が通ったら、中心のご飯を外側に寄せて鍋肌を見せ、そこにナシゴレンソースを加え、ジュジュジューっと泡が立ち始めるまで火を加えます。
ソースをご飯に混ぜ合わせ、塩、ブラックペッパーを加えてさっと混ぜわせたら出来上がり。
このご飯の量がオリジナルレシピの7割程度だったので、調味料をオリジナルレシピの2/3に減らしたのですが、これだと日本人の味覚にピッタリの、薄味な上品なナシゴレンになります。
アジアンなこってり濃厚な甘辛いナシゴレンにするには、調味料はオリジナルレシピ通りか、私がアレンジしたレシピの2倍使っても良いと思います。味のバランスは抜群ですが、濃口好きの我が家ではちょっと薄味過ぎました。
また、ケチャップマニスもどきを使われるのであれば、私のアレンジしたレシピの量の倍は必要です。本物のケチャップマニスは黒蜜に醤油を加えたような味で、もどきよりかなり味が濃いです。
この2つの料理を同時進行で作り、且つ、ナシゴレンに半熟目玉焼きを載せようとしたら、チキンがちょい焼けすぎて、シーちゃんとベイ坊のささみジャーキーのようになってしまった!でも、このサテ、めさめさ美味しかった。ソースも最高!
そしてナシゴレンはと言うと、アジアン風味が好きな人には本物のケチャップマニスが受けるでしょうが、私個人としては、日本人にはケチャップマニスもどきの方が、断然受けが良いと思います。
このもどきソース、焼肉のたれのようで、焼き餅につけるたれのようでもあり、でも、アジアンな風味がある別物ソースでめさ美味しいです!正直、ナシゴレンもこのもどきソースで作れば良かったと後悔したほど。
わざわざケチャップマニスを買う必要など全くありません。但し、ケチャップマニスもどきを作られるのであれば、砂糖は黒糖を使うことをお勧めします。本物のケチャップマニスはどえろう濃厚で甘味が強いです!
いずれにせよ、2つともとても美味しいお料理になり、私の発した「さて...」と言う一言で、マレーシアの屋台料理をリクエストした旦那も、大満足な晩御飯でした。
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