昨日は10月1回目の料理講習でした。メインの題材は前々からリクエストの多かったコーニッシュパスティ。猛暑の頃にキッシュを題材にしてとんでもないことになったので、涼しくなるまでと待っていたのがやっと開講出来ました!

 

 

昨日は満員御礼の8名様がご参加下さいました。有難うございます。たくさんの方の前で、またキッシュの時同様に、生地がボロボロで包めなかったらどうしようと心配していましたが、問題なく無事講習は終了。ホッ!

 

 

キッシュの時の失敗から学び、今回は講習用の生地は自宅で前日に作り、加えられるだけしっかり水を加え、グルテンをいっぱい生成させて持参しました。順番が逆になりますが、まずはその生地を延ばすところからスタート。

 

 

フィリングも熱いと包めないので、これも自宅で作って持参しました。レシピxほぼ3倍の生地とフィリングを準備しました。私はコーニッシュパスティ屋かっ!って思うほどの量。(爆)

 

 

私が自宅でコーニッシュパスティを作る時、いつも型代わりに使っているのはプラスチック製の100均のどんぶり。持って行こうかなぁと思ったんだけれど、食器が豊富にある調理室だから、似たようなものがあるだろうと期待し持参しなかったのが失敗!

 

 

到着すると即、講習前に適当な食器を探すも、どれも帯に短したすきに長し。結局、お味噌汁用のお椀を型代わりに使い、ミニミニコーニッシュパスティのご紹介となりました。

 

 

餃子の皮より二回りほど大きいだけのお椀で型抜きした生地。フィリングを詰めると慣れている私でも結構閉じにくい。

 

 

フィリングはできるだけ少な目、閉じたらフィリングの入っている部分の生地を引っ張らないように注意しながら、閉じた部分だけ指で摘まんで延ばし、一方から順に折り込んで、コーニッシュパスティ独特の形にして下さいねとデモ。

 

 

ミニミニコーニッシュパスティになった分、30数個作ることになり、一人3つ以上包めたおかげで、最初の1個は手間取っておられましたが、2個目からはスイスイ閉じれるようになり、初めてとは思えない綺麗なコーニッシュパスティが作れました!(驚)

 

 

これを冷蔵庫で冷やして閉じた部分をしっかり固定させている間に、順番が前後した生地作りのご紹介。キンキンに冷えたバターを粉マスタード、砂糖、塩、ベーキングパウダーを加えた粉に擦り込んで行きます。

 

 

そぼろ状になるまでしっかりバターを擦り込んだら、可能なだけたくさんの水を加えて生地をひとまとめに。

 

 

これをラップに包んで冷蔵庫で冷やしました。

 

 

次はフィリング作り。今回は最近私のお気に入りな挽肉を使ったフィリング。まずは油を引かずに輸入牛の挽肉を炒めるところからスタート。

 

 

これをボウルを受けたざるに空け、しっかり脂肪と不思議の水を抜くと、輸入牛独特な臭みも気にならず、美味しいお料理が作れますよとご紹介しました。

 

 

たまねぎとニンニクを炒め、ジャガイモと脂切りした挽肉も加え、コーニッシュパスティのフィリングには不可欠な粉マスタードとホースラディッシュを加えました。

 

 

リー&ペリンウスターシャーソースも、美味しいコーニッシュパスティを作るのにマストな調味料。でも、なければ日本のウスターソース代用でも良いですよ。と説明しながらほぼフィリングも出来たと思っていたら...

 

 

私のレシピで何度もコーニッシュパスティを作って下さったことのある受講者のお一人が、アサヒさん、パセリ入れますよね!と指摘してくれました。

 

 

入れる!入れる!(焦)危うく忘れて失敗こくところを、助け舟を出して下さり、おまけに手早くパセリを刻んでくださって、本当大助かりでした。(滝汗)

 

 

コーニッシュパスティのご紹介が済み後は焼けば済みとなったので、もう1品の題材マルガトーニ作りを始めました。まずはたまねぎとリンゴを刻むところから。全員で手分けして刻んでくださいましたよ。

 

 

バターでたまねぎとリンゴを炒めカレー粉を加えます。カレー粉はこのシャーウッドのカレー粉がオススメです!とご紹介すると、写真を撮る方、手に取ってみる方続出。このイギリス製のカレー粉はアングロインディアン料理だけじゃなく、カレー炒飯などにも最高です。

 

 

ここに別途茹でて身を割いた鶏胸肉を加えます。

 

 

胸肉を茹でたストックはペーパーで濾し、それでスープを煮ます。ペーパーで濾したストックを見たひとりの受講者さんが、めさ綺麗ですね!と感嘆していました。このひと手間が、やっぱり料理を美味しくするんですよね。

 

 

スープの準備も出来、コーニッシュパスティを焼くにはまだちと早いし、ここで私の今回の差し入れでティータイム。今回私が差し入れしたものは、先日ブログでレシピをご紹介したこちらのチョコチップスコーンです。

 

 

パスティの生地同様にバターを擦り込んで作るスコーン。同じようなものばかりで気は引けたのですが、どうしてもこれを食べさせて上げたい受講者の方が一人いたので、事情を説明しながら皆さんに試食していただきました。

 

 

昨日、実はお一人はるばる名古屋から参加して下さった方がいたのです。この方、5月のくらしの大学での講習にも参加して下さり、7月のスコーンの講習にも参加する予定になっていました。

 

 

ところが台風で新幹線が止まり、前日泣く泣くキャンセルされたのです。以降、私のレシピを参考にしながら、試行錯誤でスコーンをご自宅で焼いておられるの。

 

 

私のスコーンを食べて、ご自身の作られるのと比較してもらいたかったのです。今度いつお目にかかれるか分からないし、この機会を逃すまいとスコーンを差し入れさせてもらいました。

 

 

スコーンとヨークシャティーのティータイムが終わると、そろそろコーニッシュパスティをオーブンに投入できる時間。たっぷり溶き卵を表面に塗っていただきました。そして190度のオーブンで30分。初めてのコーニッシュパスティがどんな風に焼けるか、ワクワクドキドキ!

 

 

スープにはリーペリン、マンゴチャツネ、それに白米を入れ、パスティが出来上がるまでの約30分、蓋をせずに時々かき混ぜながら仕上げていただきました。最後にレモン汁と生クリームを加えたら出来上がり!

 

 

みてくださいませ。これが初めて作るコーニッシュパスティとは思えない美しさでしょう!形は不揃いだけれど、どれもちゃんとパスティ独特の形をしているし、破れて汚くなっている部分も殆どありません。

 

 

お待ちかねのいつもの楽しい試食会です。エゲレスを代表する料理が2つと、エゲレスのママ(義母)から教わった付け合わせの野菜を無事試食用調理台に並べることが出来ました。

 

 

見事なコーニッシュ、ミニ、ミニ、パスティ。次回講習する時は、100均のどんぶり持って行きますです。(深謝)

 

 

トードインザホール風でもご紹介した、ミンティーフレンチビーンズ(インゲン)。本当はグリーンピースにしたいのですが、嫌いな方が結構多いので、今回もインゲンを代用しました。

 

 

そしてコーニッシュパスティ以上に人気だったマルガトーニ。これを啜ると、日本のカレーのルーツはインドではなくイギリスってのが分かるでしょう!と私が言うと、全員同意してくれました。

 

 

日本のカレースープってのを私は食べたことがないですが、見た目から大体その味は想像できる。それとは全く別のイギリスのカレースープ。

 

 

好評だった証拠に、帰宅後即お一人の受講者さんからメールが届き、もう一人の方と終わった後すぐにカルディーに行き、リーペリン、マンゴチャツネ、それにカレー粉を買いましたとの報告がありました。

 

 

コーニッシュパスティは作りなれている私でも、相当料理に対する意欲がある時でないと、なかなか実行に移せない手間暇かかる料理の1つ。

 

 

でも、マルガトーニは簡単に作れるので、この冬、カレーライスと交代にこれを食卓に並べていただきたいと思います。

 

 

実に旨くて啜り過ぎるのが難点のスープ。昨日も12~15人分を作ったのですが、鍋の底に残ったのは、お玉1杯分だけでした。(笑)

 

 

今回も楽しく料理し、美味しく試食していただきました。ご紹介したい料理はまだまだいっぱいあります。来月もまた受講者の方から、美味しいっ!の一言が聞けるお料理をご紹介したいと思っています。

 

 

ご参加くださった皆様、そしていつも通りヘルプして下さった絵留萌さん、本当に、本当に、有難うございました。

 

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