2、3日前、久しぶりに犬達の朝の散歩に出かけた旦那。大好きなワンコイン(100円)野菜ブースで沢山の野菜と買って来てくれました。
900円で紫玉ねぎ3個、白茄子2個、キュウリ3本、万願寺1袋、ゴーヤ3本、大きなオクラ16本、それに青茄子5本。野菜が高いこのご時世に、めさ安いでしょう!しかも全部無農薬野菜ってから嬉しい!
この内の青茄子3本を使い、夕べはとっても美味しいスパゲッティソースを作りました。
茄子入りボロネーズ
ところで、我が家ではボロネーズと呼ぶけれど、日本では一般的にボロネーゼって呼ぶ。この違いは何なんだ?で、ウィキペディアで調べたら、ボロネーゼの呼び方はイタリア語で、ボロネーズはフランス語発音なんだって。
なるほど!旦那は学生時代外国語はフランス語を選択していたし、私も第二外国語にフランス語を専攻していたから、我が家ではボロネーズなんだ!と納得。
とか、えらそうなこと言っているけれど、私はメルシーとボンジュールしか話せないし、フランス語はまぁまぁ話せると自慢していた旦那は、新婚旅行先のタヒチで、現地の人が話すフランス語がさっぱり分からなんだ!
あんた、フランス語はまぁまぁ話せるって言ってたやん!と指摘すると、ここはタヒチ訛りのフランス語だから、なかなか理解しずらし...だって。
結局のところ、ボロネーズとフランス語読みしている旦那と私は、フランス語さっぱりなんだわ!
イタリア語発音でもフランス語発音でもどっちでもいいや。兎に角この茄子入りのボロネーズは旨い! と言うことで、今日は久々にレシピにしてこの旨いソースの作り方をご紹介いたします。
<材料 3~4人分>
オリーブオイル...適宜
茄子、大きく切り分けあく抜きしておく...3本
合い挽き...350g
たまねぎ、みじん切り...大1/2個
ニンニク、薄切り...2~3かけ
鷹の爪、種ごと細かくちぎる...2本(オプショナル)
カットトマト缶...1缶(400g)
水...トマトの缶1杯分
赤ワイン...大さじ3程度(なければ酒で大丈夫)
リー&ペリンウスターシャーソース...大さじ1(なければ日本のウスターソースでオケ)
トマトペースト...大さじ2
コンソメ...固形なら1個、顆粒なら小さじ1
塩...適宜
ブラックペッパー...半端なくたっぷり
砂糖...適宜
ドライオレガノ...小さじ1
ドライバジル...小さじ1
ドライタイム...小さじ1/2弱(タイムを入れすぎると美味しくない!)
ローリエ...1葉
<作り方>
1.フライパンにオリーブオイル大さじ1程度を熱し、ペーパーで水分を拭き取った茄子を炒める。(茄子は油を吸いやすいので蓋をして炒めてくださいませ。そうすると蒸気が全体に回り、少ない油で炒めることが出来ます。)
2.茄子全体に火が通りしんなりしたら皿に取り出す。同じフライパンで挽肉を炒める。(油は追加しません!)挽肉全体にしっかり火が通ったら、ボウルを受けたざるに挽肉を空ける。(余分な脂肪をここでしっかり切ります。)
3.煮込み用の鍋にオリーブオイルを適宜熱し、たまねぎ、ニンニク、鷹の爪(オプショナル)を炒める。1~2分炒めてしんなりしたら挽肉を戻す。(ボウルに溜まった脂肪は全て処分!)
4.3をさっと混ぜ合わせたらトマト缶、水、ワイン、リーペリン、トマトペースト、コンソメを加える。塩は小さじ1/2弱ほど、ブラックペッパーはたっぷり、砂糖は小さじ1を加える。ドライハーブとローリエを加えたら蓋をして火を最小にし1時間煮る。
5.1時間煮てソースが水っぽいようであれば、蓋を取り10分ほど強火で水分を飛ばす。味見をし、必要に応じ塩と砂糖で味を調える。
6.5に茄子を加え、潰さないように注意しながら混ぜ合わせ、10~15分程度煮たら出来上がり。
もちろんこれで即茹でたスパゲッティにかけて食べても美味しいのですが、これを一晩置くのね。そうするとソースは熟成され、翌日再加熱すると、まるでトマトジャムのようにねっとりし、味に深みが増しています。
私はボロネーズを作る時は、前日、時には前々日に煮込み、毎日1回再加熱して、より深い味わいのあるソースに仕上げています。
これ、旦那に教えてもらった作り方に、私のアイデアの調味料やハーブを加えたレシピなのですが、昔ボロネーズってあんまり好きじゃなかった私ですが、この作り方で作りだしてから、こんなに美味しいパスタソースは他にないってくらい、大好きになりました。
茄子を加えると食べごたえがあって、いいよね! もち、茄子抜きのシンプルなボロネーズでもオケよ!
サラダを準備しようと思ったらレタスもサラダ菜もない。で、思いつきで、冷凍してあったほうれん草を解凍し、キヌア、ツナ、バジル、パプリカ、たまねぎと共に、雑穀サラダを作りました。これがまた旨かった!
スープは朝の内に作っておいたの。ビーツの水煮を葱の代わりに使ったビシソワーズです。
ビーツは火に弱いので、たまねぎとジャガイモを先にしっかり煮込み、出来上がり直前に加えて2分ほどだけ煮ました。ハンドブレンダーで攪拌し、生クリームを加えてまろやか仕上げています。夕飯まで冷蔵庫で冷やしておきました。
ビーツが苦手な人にはNGな冷製スープですが、ビーツ好きにはこの風味たまらない美味しいスープ。
昨日は私の大嫌いなところに行かなくちゃならなかったの。大阪入管。
昔旦那がしっかりした仕事をしていた頃は、2回目の更新で永住ビザをくれたくせに、今不安定だから、毎年1年のビザしかくれやしないのよ。この更新日がめっさかったるい!
夫婦してイライラしているから、昨日も入管で申請書に記入しながら、危うく夫婦喧嘩になりそうになったわ!
半日仕事の入管手続きと夜は英会話。前日から作っておいたボロネーズと、朝の内に作っておいた冷製ビーツのスープのおかげで、手早く晩御飯の準備ができました。
パルメジャーノレジャーノをたっぷりトッピングしていただきました。おいちぃ~~~っ!
是非皆さまも、お手頃な価格の茄子をお手にされましたら、このボロネーズ、いや、ボロネーゼか、作ってみてくださいませ。呼び方なんかどうでもええ!だって、旨いもん!
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