７月のお料理講習のお知らせ
２種類のスコーン
７月７日（土）１３:００～
英語でクッキング！
ヨークシャプディングとトードインザホール風
７月１４日（土）１３：００～
フィッシュ＆チップスとブレッド＆バタープディング
７月２８日（土）１３：００～
７月２８日に予定していたフラワートルティーヤとフィッシュタコスの講習は、事情によりフィッシュ＆チップスとブレッド＆バタープディングに変更させていただきます。変更の理由は本文でご説明いたします。
各講習の詳細はこちらのブログ、もしくはホームページをご覧ください。
参加お申込みは下記までメール、もしくはホームページのフォームをご利用下さい。ただし、携帯がdocomoの方は、受信できてもご返信が出来ませんので、必ずPCメールでお願いいたします。
infoアットwabisavvycookingドットcom
（アットは＠マーク、ドットはピリオドに変換要）
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昨日は予定通り料理講習を開催しました。７名ご参加予定だったのが、お一人風邪で熱を出され急遽キャンセル、計６人の方が参加してくださいました。（私も風邪を引いちゃったみたいで、今朝はめさしんどい．．．苦笑）
今回は試食用にアロマティックサーモンキッシュ、そして参加者全員がキッシュロレーヌを１ホール焼いて持ち帰ると言う内容で開講しました。
まずはお持ち帰り用キッシュのタルト生地作り。この時季暑いのでバターの温度が非常に気になる題材。自宅で分量分のバターを角切りし、粉と一緒にジップロックに入れて、出発まで冷蔵庫で冷やしておきました。
いつもより１５分くらい早く調理室に行き、使用可能になると即そのジプロックを冷蔵庫に入れ、バターの温度が上がらないよう細心の注意を払いました。
私はいつもペーストリーブレンダーと言う調理器具を使ってバターを粉に擦り込むんですけれど、１個しかないしね．．．それで今回考えたのが、ジップロックごともみもみしてある程度バターを粉に擦り合わせる方法。
ボウルに移し、手早くそぼろ状になるまでバターを粉に擦り込み、水を加えてひとまとめにし、ラップで包んで再度冷蔵庫で冷やしました。
粉がしっかり水を吸ってバターの温度が下がるまで、２つのキッシュのフィリングを手分けして作りましたよん。
限られた時間内で、しかも限られた数のオーブンで試食用とお持ち帰り用、計９ホールのキッシュを焼かないといけないので、試食用のキッシュのタルト生地は前日に自宅で作り、型に貼って冷凍庫で凍らせて置きました。
手順が前後しちゃうけれど、まずはその自宅から準備して行ったタルトのブラインドベイク。２０分ちょい焼いて取り出したら、生地が縮まず綺麗に焼けていてホットしたワン。それに卵をしっかり塗って防水し、再度オーブンへ。
ローレル、クローブ、ホールブラックペッパーを加えた牛乳でポーチしたサーモン、さっと茹でて水を絞り細かく刻んだほうれん草、チーズ、それにディルを、ブラインドベイクが済んでほぼ冷めたタルトに詰めました。
サーモンをポーチした牛乳も使ったので、とっても芳香な香りのキッシュに焼き上がりました。
さてさて、そろそろ皆さんが捏ねた生地が冷えたかなぁ．．．と冷蔵庫から取り出してみると、もうちょっと冷やしたい！まだ生地が柔らかい！でも、時間がないから仕方なく麺棒で延ばすことに．．．（嫌な予感はしたんだよねぇ。汗）
私の予感が的中。恐れていたことが起こりました。
生地がボロボロで、延ばすと周囲からどんどん割れてくる！（滝汗）
私を含め全員が悪戦苦闘の生地延ばし。その模様の写真がないのは、アシスタント兼カメラマンをいつもやって下さる絵留萌さんも、悪戦苦闘で写真どころじゃない！（爆）
取りあえず型になんとか貼り、ふちの余った生地でつぎはぎしてなんとか形をつけ冷凍庫へ。
それを待っている間に今度はキッシュロレーヌ８ホール分のフィリングづくり。６００ｇ強のチーズに３０枚近くあるベーコン。パセリだって１／２袋だよ！
写真はないけれど、アパレイユなんか凄まじいもんだった。調理室で一番大きいボウルから溢れ出しそうな量。生クリーム８００ｍｌに牛乳２リットル、それに卵１６個だからねぇ！（驚）
つぎはぎのタルトですが、ブラインドベイクすると縮みもせずなんとか形になっていました。ホッ！
それじゃ冷めるのを待っている間に試食会としましょうってことで、サーモンキッシュを８等分し、グリーンサラダと共に盛り付けました。今回の私からの差し入れはコロネーションチキンサラダとラズベリーワインビネグレット。
私も一切れ味見をしたら、いつも通り美味しく焼けていました。皆さんも喜んで下さり、よかった！よかった！が、ここからが大変だったのです！！！（滝汗）
それぞれにブラインドベイクしたタルトにフィリングとアパレイユを詰めたのですが、中に数人、タルトの底やサイドがしっかりつぎはぎできていなかった方がいて、アパレイユを流し入れると、その穴から外に流れ出し始めました。
その辺りの写真がないの。だって、絵留萌さんも私もあせりまくりだったから。おまけに時間がだんだん迫って来るのに、なかなかキッシュは焼けてくれない！
取りあえず後片付けを全部済ませ、キッシュを焼いたトレーだけ洗ったら良いようにしましたが、それでも数分時間オーバーしちゃいました。
まぁなんとか一人１ホールずつキッシュは焼けました。穴からアパレイユが漏れたキッシュも、立派なキッシュに焼き上がっていました。
キャンセルした方の分を私が焼いて自宅に持ち帰ったのですが、ここでまた問題が発生！焼き上がってすぐのをアルミフォイルで包んで持ち帰ったもんで、タルトが蒸れてクタクタになってる！
殆どの方が同様にしてお持ち帰りになられたので、必ずオーブンで温め直すか冷蔵庫で冷やして食べてくださいと、取り急ぎ全員にメールを送る羽目に。（汗）
うちは冷たいキッシュが結構好きなので、温め直さず即冷やしましたが、冷たくなったのを食べたら、タルトもちゃんといつも通りにサクサクになっていたし、味も塩辛すぎもせずとっても美味しく出来ていました。
でも、昨日のこの講習で学びました！日本の夏にはバターやラードなど、油脂をたくさん使う題材は避けんといかんってことを。（反省）
来週末のスコーンはバターの量が少ないので、まぁ大丈夫だろうと思いますが、２８日に予定していたフラワートルティーヤは秋以降に延期とし、代わりにフィッシュ＆チップスとブレッド＆バタープディングをご紹介することにしました。
フィッシュ＆チップスはマッシーピーズとタルタルソースの作り方も併せてご紹介します。
今回も遠路はるばるお越しくださった方もいました。お暑い中、皆さまご参加下さいましてありがとうございました。悪戦苦闘のキッシュ作りでしたが、これに懲りず、またお時間がございましたらご参加下さいませ。（感謝）
和 美 Savvy Cookingのホームページが出来ました。
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