イギリスの冬は暗くて寒い!10月最終日曜に冬時間が始まると、時計が1時間逆戻り。その頃には夕方4時ごろには日が暮れ始めるので、冬時間になると3時には薄暗くなり、4時には真っ暗。翌日陽が上るのは8時ごろ。兎に角暗くて寒いの!ブルブル

 

 

OLをしてたイギリス時代、暗い内に家を出、昼間は1日中オフィスの電灯の下で、おひさまの顔を一度も見ることなく、暗くなってから帰宅していた私は、よく、「わしら炭鉱夫か!」と、冬になるとジョーク言ってました。ゲラゲラ

 

 

その暗くて寒いイギリスの冬には、お腹の中からハッピーになって温まれる料理が嬉しい。昨日は旦那がそんな冬のイギリスにピッタリの晩御飯を作ってくれました。しかも、和な食材も使って...グッ

 

 

大根入りコッテージパイ

 

 

日本ではポテトグラタンでおなじみのコッテージパイ。日本の母が肉じゃがを作るのと同様に、コッテージパイはイギリス家庭料理の定番の1つ。ニコニコ

 

 

昔私が渡英した当時、周りの人は英語がまだ未熟な私を、まるで子どもを扱うようにしか振る舞ってくれなかったけれど、一人だけ、私を人間として扱ってくれた、アイルランド系のイギリス人女性がいました。私のイギリス人友達第一号!ウインク

 

 

その子が毎回会うたびに笑わせてくれたのが、今晩の献立はと聞くと、必ず返って来た答えが、コッテージパイでした!滝汗

 

 

一昨日もコッテージパイを作るって言ってたけど...と指摘し笑うと、仕事から帰宅して時短で作れるうえに、美味しいしお腹もいっぱいになるので、旦那も私も大好きなんだと言ってました。日本人が献立に困ると肉屋のコロッケを買って帰るのと、味的にも似てるかも。フフフ

 

 

旦那さんもイギリス人以上に芋好きなアイルランドの血を引く人だったから、夫婦して毎日でも芋が美味しく食べれるコッテージパイが好きだったんだろうね。

 

 

確かにコッテージパイは旨い!芋が苦手な私でも、食卓にコッテージパイが並ぶととっても嬉しくなる。音譜

 

 

昨日はそれが食べたくて、朝からリクエストしておいたのね。旦那は初の試みで、和な野菜・大根も加えて作ってくれていました。ニコニコ

 

 

その大根が、小麦粉でとろみをつけたグレービーに絡むと、トロトロでメッサ旨かったの。まるで大根の洋風あんかけを食べているような感じ。ラブ

 

 

付け合わせには頼んでいなかったのに、英国風ベーコンとキャベツの炒め物を準備してくれていました。ありがとうございます

 

 

先日もこのベーコンとキャベツの炒め物を作ってくれた旦那。キャラウェイシードをたっぷり加えたもんで、本人はキャラウェイ入りのが好きなんだと負け惜しみ言いながら食べていたけれど、私はその香りが強すぎ、一口食べてあと全部残してしまいました。とほほ

 

 

昨日はそれに懲りたのか、キャラウェイシードは1粒も入れてなかった。でもね、キャラウェイシードを加えるのはマミーのレシピらしく、本当は量を減らしてでも加えたかったみたいなの。

 

 

それを感じ取った私は、食事前にほんのひとつまみほどのキャラウェイシードをこっそり追加し、旦那好みの味に調えました。フフフ

 

 

ヒント的にたまに口の中に広がるキャラウェイシの芳香な香り。とっても美味しかったワン。これなら料理上手だった義母のレパートリーの1つだと言われても納得!ゲラゲラ

 

 

コッテージパイにキャベツ炒め。イギリスの冬の食卓がそのまま日本の我が家にやって来たような夜だった。大満足で食べ過ぎてしまいました。むかっ

 

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