先週、アメリカ時代からのお友達とＦＢを通じ豚汁の話で盛り上がり、この週末は絶対に作ろうと決めていました。
で、昨日は豚汁を作りました。豚汁と一緒に食卓に並べる主菜は何が良いか知らん．．．秋鮭の照り焼きにしようか知らん．．．と、ほぼ考えをまとめてスーパーに行ったのだけれど、血迷って、好きでもないのに今や高級魚となった秋刀魚を買ってしまったよ！
東京に住んでいた頃、１尾９０円で売っていて、旦那が安い！とえらく驚いていた記憶にある。なのに、何、最近の秋刀魚！高すぎ！！！でも、旦那が好きなので奮発してしまったワン。
秋刀魚の煮つけ
私は背の青いお魚が大好きなのに、なぜか秋刀魚だけは好きじゃない！秋になると、みな挙って秋刀魚を買うけれど、買おうかなと思ったことがないんだわ。
なのに昨日は血迷ってしまった！１尾２００円もする秋刀魚を２尾買っちゃったわよ。
秋刀魚が嫌いな理由は、多分子供時代の思い出。秋になると毎晩のように秋刀魚が食卓に登場していたの。母が秋刀魚の開きを焼いたのが好きで、またかよ！とうんざりするくらいお目見えしてました。
父もあんまり好きじゃなかったようで、せっかく母が準備した晩御飯に、二人して秋刀魚の文句をブーブー文句言ってたわ。兄だけが母似で、毎日でも嬉しい！と喜んで食べていたのが、母にとってせめてもの救いだったんだろうね。
そうそう、この前現場仲間が面白いことを言った。１尾１００円の秋刀魚と２００円の秋刀魚の違い。
食卓に安い方を並べたら、旦那さんが、「安い理由は、去年冷凍したものを解凍して売っているからじゃないか？？？」って指摘したんだって。なるほどそうかも知れないね。
あと、昨日もスーパーでは価格が半額の塩秋刀魚ってのが売っていたけれど、半額の理由は、明らかに売れ残りの秋刀魚に塩をし、賞味期限を延ばして売っているからだと思った。
私は好きじゃないし、特に焼いた秋刀魚は勘弁して！だから、小さな体格の割りに２００円もする生の秋刀魚を買い、初めて、煮つけてみたのね。私にはこれまで、秋刀魚イコール焼きと言う等式が頭の中にあったし。
煮付けた秋刀魚って美味しいんだねぇ。これなら来年から、秋になったら１回は買って食卓に並べてもいいかなと思った。ただ、２００円出したら５～６尾買えるイワシと比べたら、うちはイワシでいいかも．．．とも思ったのも正直な感想。
朝のうちに煮て、鍋ごと夕方まで煮汁にマリネして置き、食事前に温め直し、秋刀魚だけお皿に取り出してから、煮汁を少し煮詰めて上からかけました。旦那は大喜び！２尾で４００円も奮発した甲斐がありました。
友達がこれをアップする日はブログを見ないようにする！と言った豚汁。そんなこと言いつつ、絶対にこの記事を見て、あぁ．．．豚汁が啜りたい！！！と指をくわえることと思います。
豚汁にラー油を加えているように見えますが、我が家の豚汁は、生姜、ニンニク、ネギを豆板醤で炒め、別途炒めて脂抜きをした豚バラ、その他の野菜も一緒にさっと炒めて作るからです。
豆板醤を加えても辛さは殆ど気になりません。父はコショウさえ苦手な辛い物大の苦手な人でしたが、私の作る豆板醤を使った豚汁は、最低３回は毎回おかわりしてました。反対に甘味が増してとっても美味しいのです。
でも、久しぶりに作ったら、豆腐を買うのを忘れちゃって、豆腐抜きの豚汁になってしまいました。
豆腐が苦手の旦那には、この方がよかったみたいですが。
昨日はご飯も主食の１つ。摩り下ろした生姜たっぷり加えた炊き込みご飯・生姜めしです。
トッピングは先日私が作った山椒風味の葉トウガラシの佃煮です。生姜めし、めっさ美味しいね！今日はお仕事だったんだけれど、サーモスに入れてお弁当に持って行きました。２度楽しめましたよん。
旦那には残りのご飯でお昼用のおにぎりを作っておきました。
またまた１００均野菜ブースでオクラを買って来た旦那。副菜の１つは、そのオクラと鶏胸肉のおかか和え。味付けは旭ポン酢のみです。
もう一品の副菜はごぼうサラダ。豚汁に使ったごぼうの残りと、キュウリ、人参、魚肉ソーセージで、胡麻辛子風味のサラダを作りました。お弁当に常備菜にもなります。
こんなちっぽけなくせして１尾２００円もしたんだから、よぉ～～く味わって食べてよね！と、食べる前に旦那に前書きしておいた。
秋刀魚の開きのイメージを覆す美味しい煮つけ。でも、その高級さを考えると、同じ背の青い魚なら、私は鯖やイワシで２００％ハッピーだわ。
今年はもう食卓には登場しないよ。もう血迷いましぇん！兎に角、高すぎ！！！
