旦那のお気に入り、地元の農家さんの100均野菜ブースに並ぶ野菜たちも、季節と共に変わって来ました。
最近よく買ってくるのが里芋やサツマイモ。スーパーで買うと300円くらいする里芋がたった100円。冷凍できるし、見かけたら何袋でもいいから買って来てと頼んでいます。
先週も売れ残った3袋全部買い占めて来ました。今日はその内の1袋ちょいを使い、初めて里芋コロッケを作ってみました。ちょい多忙でスーパーに行けなかったので、お肉の代わりに使ったのは保存食の缶詰。
鯖缶と里芋のコロッケ
うちは厚めに引いた油で揚げ焼きするから、色がちょい焦げているようにしっかりついているけれど、これがなかなか絶品だったんだよね。 思いの外、旦那にも大好評でした。
鮭缶とかツナ缶なら、缶を開けたらそのままマッシュした芋に加えれば、美味しいフィッシュケーキが出来るんだけれど、鯖缶って旨いけど魚臭が強いじゃない。
なので、水を切った鯖缶1缶をサラダ油でほぐしながら炒め、醤油、酒、みりん各大さじ1と、ラカント小さじ1を加えて水分が殆ど無くなるまで炒り煮し、鯖フレークにしてからコロッケの具にすることに。
里芋はあく抜きし、塩でこすり合わせてさらにぬめりを取り、800Wのレンジで8分ほどチンして柔らかくしてから、マッシャーで潰しましたよん。熱い内にバター、塩、ブラックペッパーで味付け。
そこに鯖フレークの半分強と刻み葱を加えてよく混ぜ、俵型に成形してパン粉をまぶしました。衣は小麦粉→溶き卵→パン粉、更に溶き卵→パン粉をまぶした二重衣です。
ちなみに残った鯖フレークはご飯にまぶすと、めっさめさ美味しい!瓶詰の鮭フレークより私好み。
衣をまぶしたら必ずアルミフォイルで包んで、冷蔵庫で最低1時間以上安定させますよ。それから厚めに引いたサラダ油で揚げ焼き。
今日はもう一品メインにもなるとっても美味しいスープを作りました。ローストパンプキンスープです。
カボチャ1/3程の種をくり抜いた陥没に多めにバターを載せ、塩、ブラックペッパーをしてアルミフォイルでしっかり包みます。
これを200度のオーブンで40分くらい焼くと、溶けたバターが陥没にたっぷり溜まっています。
そのまましばらく休ませておくと、カボチャが溶けたバターをしっかり吸うんだよね。その実をスプーンでくり抜き、炒めたたまねぎ、ニンニクと共にコンソメで煮込み、ハンドブレンダーで攪拌し、牛乳を加えて味を調えたら出来上がり。
普通のカボチャのスープより何倍も美味しいよ! バターナッツカボチャでも同様にすると、最高なんだ。
ちなみに私がしたのはカボチャをローストしただけ。後の調理はすべて旦那が担当。
オクラももうこれが最後かなぁ...里芋と共に100均野菜ブースで旦那が買って来ました。茹でて身を割いた鶏胸肉と共に、ゴママヨネーズで和えました。納豆を勝るネバネバ!
これ、今年の夏何度も作ったんだけれど、これを食べ出してから、大嫌いだったオクラが一気に好きになった私。副菜の一品に最高だよ。
作るつもりはなかったんだけれど、3品だけではちょっと食卓が寂しい???と思い、慌てて準備したキュウリ、ワカメ、ちりめんじゃこの三杯酢。
やっぱちりめんじゃこを加えると、美味しいね!爺さんが毎日でも飽きないと言って好んでいた理由がわかるよ。
週日なのに和な晩御飯が我が家の食卓に登場するの、珍しいでしょう!
実は今日から10日間ほど、私は在宅で翻訳のお仕事をしています。この夏に手掛けたお仕事の追加で、またやりませんかとお声をかけていただいたのです。
朝から晩まで8時間は翻訳のお仕事。でも、在宅勤務ってのはめっさめさ楽だよ。早起きしなくていいし、化粧する手間も要らないし。なんといっても、通勤という余分な時間が不要だから、その時間を夕飯作りに回せ、こうして週日なのに和な晩御飯が食卓に並べられます。
翻訳家となって1年が経ちますが、未だに好きになれない仕事。食っていかないと仕方ないから、いやいややっています。
でも、今回手掛けている仕事は、夏にやらせていただいた時から結構お気に入りで、なもんだから、これからの10日ほどは、1年派遣の仕事を頑張ったご褒美みたいな、私にとってはロングバケーションの日々なのよ。
里芋のコロッケって意外にいけるんだね。今回初めて作ってみてビックリしたよ。 ジャガイモで作るコロッケより粘りがあって、ほのかに漂う鯖フレークの甘い風味と混じり、とっても美味しくいただけました。
残りの里芋はとりあえずたわしで綺麗に洗って冷凍しておいた。これはまた後日、煮っ転がしや粕汁にしようと思っています。