今日の我が家の食卓には中華な晩御飯が並びました!中国

 

 

実はこれ、昨日のお休みの晩御飯に食卓に並べるつもりだったもの達。

 

 

旦那のリクエストで作ったんだけれど、前夜、あまりよく眠れなかった旦那は、夕方6時ごろから寝落ちてしまい、8時になっても、9時になっても、10時になっても起きてこなかったので、一人で食べるのもかったるいし、翌日の晩御飯に回すことにしたのです。メインは...ニコニコ

 

 

ちりめんじゃこ炒飯

 

 

仕事先で同僚達とよく話題になるのが、家庭で作る炒飯がべちゃべちゃで美味しくない。チーン

 

 

いや、家庭の火力の弱いコンロで、しかも、テフロン加工のソテーパン(底の深いフライパン)でも、お店顔負けのパラパラ炒飯が出来るんだよ!と、私は反論し続けていました。嬉

 

 

でね、先週、納豆炒飯を晩御飯に作った時、炒飯がべちゃべちゃになると愚痴るお友達に、一口ずつだけどお裾分けすることにしたの。現場の食堂のレンジでチンして温め試食してもらうと、みんな、レシピ教えて!と、パラパラ度にびっくりしていました。叫び

 

 

なもんで、昨日のお休み、私の炒飯の作り方をレシピにまとめ、今日、みんなにレシピ配布いたしました。フフフ

 

 

と言うことで、今日はそのレシピをこのブログでも一挙公開!ついでに、お友達にも公開したアレンジ炒飯の作り方も公開することにいたします。

 

 

基本のパラパラ炒飯の作り方

 

<材料 3~4人分>

 

サラダ油...大さじ2~3

ニンニク、みじん切り...大1かけ

生姜、みじん切り...大1かけ

溶き卵...2個分

冷御飯、必ず調理前にレンジで温め直す...2合

顆粒丸鶏ガラスープの素...大さじ1

市販の焼き豚、細かく刻む...計量カップに1杯程度

白コショウ、黒コショウはNG...適宜

長ネギの白い部分、小口切り...1本分

塩...適宜

酒...大さじ1.5程度

薄口しょうゆ...大さじ1.5程度

ごま油...大さじ1程度

 

 

<作り方>

1.ソテーパン(深めのフライパン)または中華鍋を強めの火にかけ油を熱す。ニンニクと生姜を加え30秒程度炒める。

 

2.1に溶き卵を加え、菜箸でさささっと4、5回かき混ぜて空気を入れ、卵が固まり始める前に御飯を加える。しゃもじで切るようにしながら手早く混ぜ、卵を御飯全体にコーティングする。

 

3.卵が御飯全体にまんべんなくコーティングされたら中華出汁を加え、同様に切るようにして、ご飯の塊を潰しながら2~3分炒める。

 

4.焼き豚を加え、更に切るようにして混ぜながら、豚に火が通り香りが立ち始めるまで5分程度炒める。

 

5.白コショウをたっぷり(4~5ふり以上)加える。コショウが全体に混ざったらネギを加え、更に混ぜながら1分程度炒める。味見をし、必要に応じて塩で味を調える。

 

6.鍋の中心の御飯を外側に寄せ、鍋肌の見えている箇所に酒、しょうゆの順に加える。ジュジュジューと音を立てて香ばしい香りが立ち始めたら、御飯全体に行き渡るように混ぜる。

 

7.再び御飯の中心に陥没を作る。火を止め、鍋肌の見えている箇所にごま油を大さじ1ほど加え、手早く御飯全体に行き渡らせる。

 

 

パラパラに作るコツの1つは、たまねぎは使わない!どうしても使いたいなら、ハンバーグを作る時のように、先に別のフライパンで炒めておいて、上のネギを加える過程で、ネギの代わりに予め炒めておいたたまねぎを加えると良いです。

 

 

2つ目のコツは温かいご飯を、卵がまだ生の内に御飯全体にしっかりコーティングすること。そして、使う御飯は冷御飯ではなく、必ず、温かいご飯。キヌア御飯を使うと、一層パラパラ感が増しますよん。

 

 

3つ目のコツは調味料を加えるタイミングと、その加え方。特に、酒と醤油は鍋肌で焼いてから御飯に絡める。これはケチャップライスやナポリタンでも同じことが言え、ケチャップを鍋肌で焼いてから御飯やスパゲッティに加えると、普段の数倍美味しいものが出来ます。

 

 

4つ目のコツはごま油。必ず火を止めてから、一度鍋肌に垂らして一気に御飯に混ぜ込み、即お皿に盛ること。ごま油に火を加えちゃうと、絶対に美味しい風味の炒飯は出来ません。

 

 

補足的に、練り中華だしもNG!プロはどんな中華だしを使っているのか知らないけれど、家庭用の火力の弱いコンロでは、練りだしは御飯をべっちゃりさせる原因の1つ。

 

 

まぁこれは、長年パラパラ炒飯が作りたくて、色々工夫を凝らした私の経験からの話ですから、何言ってんだ、もっとパラパラに炒飯は作れるんだよ!とおっしゃる方は、どうぞ私のレシピと蘊蓄はご放念くださいまし。ウインク

 

 

そして、お友達には次のアレンジ炒飯のレシピも教えて上げたワン。

 

 

納豆炒飯

普通サイズの納豆2パックを包丁でコンコン叩きひきわりにする。(付属のたれや辛子は不使用)ニンニク、生姜、豆板醤(もしくは鷹の爪のちぎったものを種ごと)と共に2分程度混ぜながら炒める。その後は基本の炒飯と全く同じ作り方。ただし焼き豚は不要。

 

 

キムチ炒飯

豚バラ(100~120g程度)を適当な大きさに切り分け、焦げ付かない加工が施されたソテーパンまたは中華鍋でこんがり色づくまで炒める。一旦取り出し、豚の脂肪でニンニク、生姜、キムチ(計量カップ1杯程度)を炒める。3~4分炒めてキムチの水分を飛ばし、その後は基本の炒飯と同じ作り方。焼き豚を戻す過程で先に炒めた豚バラを加える。

 

 

高菜炒飯

ニンニク、生姜、(お好みで鷹の爪のちぎったもの種ごと1本程度)、高菜(計量カップ1杯程度)を2~3分炒める。その後は基本の炒飯と同じ作り方。ただし焼き豚は不要。

 

 

カレー炒飯

別のフライパンでミンチ(合い挽きでも豚でもチキンでも100g程度)を油を引かずによく炒める。(テフロン加工されていないフライパンを使う場合は、少量の油を加えると良い。)ざるに空け、肉から出た脂肪と水分をしっかり切る。

 

ニンニク、生姜、たまねぎのみじん切り(1/2個分)を炒める。たまねぎがしんなりしたら、カレー粉大さじ1とあればターメリック小さじ1を加え、混ぜながら1分程度炒める。

 

卵は使用してもしなくても良し。ただし、パラパラに仕上げたければ卵を使用することをお勧め。

 

その後の作り方は基本の炒飯とほぼ同じ。ただし、焼き豚の代わりに別途炒めて脂切りしたミンチを加え、ネギの代わりには冷凍グリーンピースを大さじ2ほど加える。酒、醤油、ごま油は使用せず、その代わりに、出来上がり寸前にガラムマサラを少量(小さじ1/2ほど)を加えてさっと混ぜ合わせたら即火を止める。

 

 

ちなみに本日のメインの献立・ちりめんじゃこ炒飯は、基本の炒飯レシピの焼き豚を、たっぷりのちりめんじゃこに代えただけのものです。めっさめさ美味しかったよ。もち、パラパラ!合格

 

 

旦那のリクエストのもう一品はこれ。

 

 

酸辣湯

 

 

旦那が唯一、豆腐に文句をつけず食べる一品の1つ。酸っぱくしてくれと、いつ作ってもうるさく言うので、今晩の酸辣湯には黒酢を多めに加え、更に食卓で追加して啜ってもらいましたワン。チョキ

 

 

サラダは旦那の作ったジャーマンスタイルのパスタサラダ。マヨネーズベースのパスタサラダも美味しいけれど、ドレッシングで和えたパスタサラダ、私的には120点上げたい美味しい一品でした。ラブラブ

 

 

スープの味見をした旦那は、炒飯は明日食べるので、自分はスープとサラダだけでよいと言い、私のミニスープボウルの5倍くらいの量のスープだけ啜りましたワン。多分、残った炒飯は時計が零時を打つ前に、旦那の腹の中に消えていくことと思うけれど...ゲラゲラ

 

 

いつもの炒飯の作り方をちょっと変えることで、同じ鍋で、同じ調味料なのに、プロ顔負けのパラパラ炒飯が家庭でも作れます!是非お試しくださいませ。

 

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