今朝起きたら、夕べ寝る前に4枚残っていた食パンが1枚も残っていませんでした。昨晩またまた徹夜で仕事をした旦那が、夜食にサンドイッチを作って全部食べてしまったからです。


こう言うことが我が家にはしょっちゅうある。だから二人家族でも、私は食パンは常に2斤近く買って置いてあります。昨日はうっかりしていて買い足すのを忘れたらこの始末です。


トーストが食べれないのでなんか代わりのものをと考え冷蔵庫を物色したけれど、正月実家に帰る前に冷蔵庫の整理をしたので食べ物らしい食べ物がなにも残っていなかった。


そこで、今週末のクッキングリッシュの会のサブ題材、これを朝食と試作をかねて焼いてみました。


ヨーグルトスコーン

クッキングリッシュの会

人それぞれに好みのスコーンがあって、ぱさぱさのドライなのを好む人もいれば、ふんわりしっとりした焼き上がりのものを好む人もいます。


私も以前はふんわりしっとりのスコーンが好きで、いろいろ工夫を凝らし好みのスコーンのレシピを完成させました。


でも、ふんわりしっとりスコーンのレシピが完成すると、ぱさぱさのドライなスコーンが恋しくなって来たのです。ふんわりしっとりスコーンは残念ながら英国伝統のスコーンの域を超え、反って物足りなさを感じました。


ぱさぱさでドライ過ぎるのも苦手だけれど、スコーンはやっぱりある程度デンスなものでないと美味しくありません!


その点このヨーグルトで作るスコーンは、ドライ過ぎずふわふわ過ぎず、ちょうど良い具合に密度が詰まったものに焼き上がります。


今回クッキングリッシュの会でスコーンをサブの題材にするに当たり、1つはスイートスコーン、そしてもう1つはセイボリースコーン(チーズスコーンなど)を考えていましたが、液体をかえることでスコーンの味がどう変化するか、プチ実験をすることに急遽変更しました。


まずスタンダードに牛乳で作るスコーン。次にヨーグルト、サワークリーム、そしてバターミルクを使ったスコーンを焼き、どれが一番自分の口合うか、参加者のみなさんに食べ比べをしてもらおうと思います。


私の個人的な好みはヨーグルトスコーン(卵なし)です。イギリスのスーパーで袋に入って売っているスコーンに、そっくりそのままの素朴なスコーンに焼き上がるヨーグルトスコーンは、最高に美味しい!


<材料 5.5cm型7~8個分>

小麦粉...230g+打ち粉
ベーキングパウダー(日清袋入り)...1袋(5g)
塩...小さじ1/4
グラニュー糖...大さじ2
バター...40~50g(本日は50g使用)
プレーンヨーグルト...120ml前後(分量は粉による)
牛乳...適宜


<作り方>

1.オーブンを220度で予熱する。小麦粉、ベーキングパウダー、塩、グラニュー糖をボールに入れ、スプーンでよくかき混ぜる。(ベーキングパウダーが固まっていると、その部分に大きな穴が空いて焼き上がるので注意。)

2.1にバターを加え指先でつぶしながら、クランブル(粉々に壊れたビスケットのような)状態になるまで粉に擦り込む。

3.2にヨーグルトを徐々に加え手早くまとめる。ほぼひとまとまりになったら軽く打ち粉をした台の上に取り出し、手早く滑らかな生地に捏ね、綿棒または手のひらで生地を押しつぶし約2cmの厚みにし型で抜く。生地がなくなるまで繰り返す。

4.3の上表面に牛乳を刷毛で塗り、残った打ち粉を茶こしに入れてまぶす。オーブンに入れ15~20分焼く。


今回はミンスミートを作った時に残ったレーズン(約50g)を、手順3でヨーグルトを加える前に加えて生地を捏ねてみました。

クッキングリッシュの会

また、同じヨーグルトスコーンですが、下の写真のものは溶き卵1個+ヨーグルトで計120~130mlにしたもので生地を捏ねたスコーンです。

クッキングリッシュの会

卵を入れるとケーキのようなふわふわしっとり感が出ます。こちらも美味しいけれど、私的には断然ヨーグルトのみで作ったスコーンの方がおすすめです!

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