我家の毎年の恒例となった8月の小旅行まであと3日!1週間家を空けるのに、先週月曜日から整理を始めた冷蔵庫の中も、かなりガラガラになってきましたが、しかし、先週のお好み焼き大会で使った卵の残りが、まだ6個もありました。
そこで夕べはその残りの卵を使って、久々に夫婦の大好物、これを作りました!
キッシュロレーヌ
寮生活をしていた時、ランチの一品に毎日必ず登場していたのがキッシュ。一度食べてそお味のあまりの不味さに、キッシュとはこんなものと思い込み以降全く口にすることがなかった私。
ところが結婚し、キッシュ好きの旦那が作って欲しいと言うのでレシピ本片手に作ってみたら、意外や意外にとっても美味しくて、それ以来私もキッシュの大ファンになりました。
このキッシュ、フィリングはだれでも簡単に作れるのですが、土台のパイを焼くのがなかなか難しい。先日紹介したコーニッシュパスティーと同じで、パサパサでポロポロの壊れ易いショートクラスト生地を使うからです。
なんべんも、なんべんも生地作りには失敗しました!どうやったら破れない生地が練れるか、いろいろ研究もしてみました。そしてその失敗と研究の結果、失敗なくショートクラストの生地を練るコツを私は掴んだのです。
そのコツとは、天ぷらの衣と逆のことをすれば良いんです!
つまり粉に水をたっぷり吸わせてやると、グルテンをたっぷり含み粘土のようになります。そうなるとゴムの様に伸縮のある、非常に扱い易いショートクラスト生地になると言う訳です。
まずは粉とバターの割合。これは2:1が一番扱い易いことに気づきました。そしてそのバターは冷たいことが原則!バターが溶けて粉に染み込むと、粉は水を十分吸わなくなってしまうからです。
そしてもう1つ。レシピ本ではよく“耳朶くらいの柔らかさ”と言う表現が使われますが、ショートクラストの生地は、耳朶くらいのやわらかさに1まとめになったら、更に小さじ1~2くらいの水を加えてやるくらいの方が、扱い易い生地が作れます。
こうして水分を十分に含んだ生地は冷蔵庫で1時間くらい寝かせ、グルテンをたっぷり含んだ生地に仕上げます。
このコツさえ掴んでしまえば、キッシュ作りは至って簡単!
およばれに手作りケーキを持っていても、甘いものは一度に食べきれず先様の冷蔵庫に数日残ってしまうこともあります。でもこのキッシュは、旨過ぎてその場で取り合い。あっという間になくなります。(笑)
<材料 上部直径24~25cmのフラン型1個分>
(ショートクラストペイストリー)
小麦粉...180g
塩...少々
バター...90g
卵黄...1個分
冷水...適宜(粉により異なりますが大さじ3~5)
(フィリング)
生クリーム...200ml
牛乳...70~75ml
全卵...2個
卵黄...1個
ブロックベーコン、細切り...1パック(160g)
チーズ(グルイエールやエメンタールなど)...100g
パセリの葉のみじん切り...大さじ3程度
塩こしょう、味の素...適宜(ただし調味料は殆ど不要!)
<作り方>
1.塩を加えた小麦粉にバターを加え、指でつぶしながら粉に擦り込む。バターを粉に擦り込んだら卵黄を加え生地を練る。冷水を少しずつ徐々に加えながら生地をひとまとめにする。
2.1をフォイルで包み冷蔵庫で最低30分以上冷やす。
3.オーブンを190度で予熱。2の生地を軽く打ち粉をした台の上に載せ、麺棒で型の大きさに合わせて延ばす。
4.3を型に載せ軽く手で押さえながら型に貼る。型の上部の余分な生地を包丁で切り取る。全体にフォークで空気穴を空ける。
5.4をオーブンに入れ15分焼く。15分経ったら一旦オーブンから取り出し、フィリングに使う卵の一部を全体に刷毛で分厚く塗る。オーブンに戻し更に5分焼く。
6.パイを焼いている間にフィリングの準備をする。ジャグに生クリーム、牛乳、全卵、卵黄を入れよく掻き混ぜて、塩こしょう、味の素で軽く調味する。熱したフライパンに油をひかずベーコンを焼き目がつくまで炒める。チーズは削っておく。
7.焼き上がった5にベーコン、チーズ、パセリをまんべんなく広げる。
8.6の卵液をゆっくり7の具の上に流し込む。190度のオーブンで約30分約。
そうして焼き上がったのが、このキッシュです!
フィリングはいろいろ工夫してみるといいですよね。この前サマーパーティーに来て下さった方の中には、私のキッシュのレシピを参考に、ほうれん草をフィリングに加えて作った方がいました。それもとっても美味しそう!
上のレシピは一応上品な方4人分ってことで!でも、色気より食い気の我家では、たった二人で完食でした!(爆)
そこで夕べはその残りの卵を使って、久々に夫婦の大好物、これを作りました!
キッシュロレーヌ
寮生活をしていた時、ランチの一品に毎日必ず登場していたのがキッシュ。一度食べてそお味のあまりの不味さに、キッシュとはこんなものと思い込み以降全く口にすることがなかった私。
ところが結婚し、キッシュ好きの旦那が作って欲しいと言うのでレシピ本片手に作ってみたら、意外や意外にとっても美味しくて、それ以来私もキッシュの大ファンになりました。
このキッシュ、フィリングはだれでも簡単に作れるのですが、土台のパイを焼くのがなかなか難しい。先日紹介したコーニッシュパスティーと同じで、パサパサでポロポロの壊れ易いショートクラスト生地を使うからです。
なんべんも、なんべんも生地作りには失敗しました!どうやったら破れない生地が練れるか、いろいろ研究もしてみました。そしてその失敗と研究の結果、失敗なくショートクラストの生地を練るコツを私は掴んだのです。
そのコツとは、天ぷらの衣と逆のことをすれば良いんです!
つまり粉に水をたっぷり吸わせてやると、グルテンをたっぷり含み粘土のようになります。そうなるとゴムの様に伸縮のある、非常に扱い易いショートクラスト生地になると言う訳です。
まずは粉とバターの割合。これは2:1が一番扱い易いことに気づきました。そしてそのバターは冷たいことが原則!バターが溶けて粉に染み込むと、粉は水を十分吸わなくなってしまうからです。
そしてもう1つ。レシピ本ではよく“耳朶くらいの柔らかさ”と言う表現が使われますが、ショートクラストの生地は、耳朶くらいのやわらかさに1まとめになったら、更に小さじ1~2くらいの水を加えてやるくらいの方が、扱い易い生地が作れます。
こうして水分を十分に含んだ生地は冷蔵庫で1時間くらい寝かせ、グルテンをたっぷり含んだ生地に仕上げます。
このコツさえ掴んでしまえば、キッシュ作りは至って簡単!
およばれに手作りケーキを持っていても、甘いものは一度に食べきれず先様の冷蔵庫に数日残ってしまうこともあります。でもこのキッシュは、旨過ぎてその場で取り合い。あっという間になくなります。(笑)
<材料 上部直径24~25cmのフラン型1個分>
(ショートクラストペイストリー)
小麦粉...180g
塩...少々
バター...90g
卵黄...1個分
冷水...適宜(粉により異なりますが大さじ3~5)
(フィリング)
生クリーム...200ml
牛乳...70~75ml
全卵...2個
卵黄...1個
ブロックベーコン、細切り...1パック(160g)
チーズ(グルイエールやエメンタールなど)...100g
パセリの葉のみじん切り...大さじ3程度
塩こしょう、味の素...適宜(ただし調味料は殆ど不要!)
<作り方>
1.塩を加えた小麦粉にバターを加え、指でつぶしながら粉に擦り込む。バターを粉に擦り込んだら卵黄を加え生地を練る。冷水を少しずつ徐々に加えながら生地をひとまとめにする。
2.1をフォイルで包み冷蔵庫で最低30分以上冷やす。
3.オーブンを190度で予熱。2の生地を軽く打ち粉をした台の上に載せ、麺棒で型の大きさに合わせて延ばす。
4.3を型に載せ軽く手で押さえながら型に貼る。型の上部の余分な生地を包丁で切り取る。全体にフォークで空気穴を空ける。
5.4をオーブンに入れ15分焼く。15分経ったら一旦オーブンから取り出し、フィリングに使う卵の一部を全体に刷毛で分厚く塗る。オーブンに戻し更に5分焼く。
6.パイを焼いている間にフィリングの準備をする。ジャグに生クリーム、牛乳、全卵、卵黄を入れよく掻き混ぜて、塩こしょう、味の素で軽く調味する。熱したフライパンに油をひかずベーコンを焼き目がつくまで炒める。チーズは削っておく。
7.焼き上がった5にベーコン、チーズ、パセリをまんべんなく広げる。
8.6の卵液をゆっくり7の具の上に流し込む。190度のオーブンで約30分約。
そうして焼き上がったのが、このキッシュです!
フィリングはいろいろ工夫してみるといいですよね。この前サマーパーティーに来て下さった方の中には、私のキッシュのレシピを参考に、ほうれん草をフィリングに加えて作った方がいました。それもとっても美味しそう!
上のレシピは一応上品な方4人分ってことで!でも、色気より食い気の我家では、たった二人で完食でした!(爆)