私は外でランチをする時、ご飯やパスタ類よりも本当はサラダをメインに選びたい。



日本でも最近は、サラダをメインとしたメニューを見かける様になりました。しかし、そのサラダはいまいちボリューム感に欠けるものが多く、到底それだけでは満腹感を味わえそうにないので、結局仕方なく他の物を選ぶことになります。



私が食べたいボリューム満点で、それだけでお腹が一杯になるサラダって言うのは、こういうサラダなんです。



チキンシーザーサラダ


イギリス時代、友達とよくランチに行ったパブ。そこに行くといつも、冷たく冷えたワインを飲みながらサラダを食べていました。野菜だけじゃなく、チキンやベーコン、チーズなどもたくさん入った、私好みのお腹一杯になる大盛りサラダでした。



日本のレストランでランチをする際にも、この手のサラダが食べられないかメニューを探しますが、どれもみな見た目の美しさを意識し過ぎて上品に作っている為、大食漢の私には物足りなさ過ぎます。



外で食べられないなら家でと、我が家では夏でも冬でも、ボリューム満点のサラダがよく晩御飯のメインの献立となります。ニースワスサラダ、グリークサラダ、タブーレ、それにこのチキンシーザーサラダなど。



オリジナルのシーザーサラダに、焼いた鶏胸肉とベーコンを加えただけの簡単なものです。これに私手作りのシーザードレッシングをかけて食べます。



<材料 2人分>

食パン(8枚切れ)、1cm角に切る...1枚

ベーコン...5~6枚

鶏胸肉、皮を取り除き両面に塩こしょうする...1枚(約300g)

オリーブオイル...適宜

パルメザンチーズ、野菜ピーラで削るか包丁で薄く切る...50~60g


(ドレッシング)

全卵...1個

オイル漬けアンチョビフィレ、油を拭き取り細かく刻む...4枚

にんにく、みじん切り...大1かけ

レモン汁...小1個分(約大さじ2)

オリーブオイル...1/2カップ

パルメザンチーズ、削りたてのもの...大さじ2

塩こしょう...適宜

☆私愛用のカップは250mlカップ。1/2カップは125ml。


(サラダ)

コスレタス、適当な大きさにちぎる(または切る)...1個

チェリートマト...適宜



<作り方>

1.クルトンを作る。 オーブン皿に重ならない様にパンを並べ、200度前後で予熱を済ませたオーブンで約15分焼く。途中一度オーブンから取り出しフライ返しで裏返す。完全に冷ます。


2.フライパンを熱し油を引かずにベーコンを焼く。こんがり色目がついたらクッキングペーパーを敷いた皿に取り、余分な脂を取り除く。完全に冷めたら5ミリ幅に刻む。


3.フライパンに少量のオリーブオイルを熱し鶏肉を焼く。蓋をして弱火で両面蒸し焼きにする。中まで焼けたらクッキングペーパーを敷いた皿に取り、余分な脂を取り除く。完全に冷めたら3~4ミリ幅の薄切りにする。


4.ドレッシングを作る。卵、アンチョビ、にんにく、レモン汁を泡だて器で混ぜ合わせる。滑らかになったらマヨネーズを作る手順で、連続的に泡立てながら少量ずつオリーブオイルを加え、クリーミーなドレッシングに仕上げる。


5.4にパルメザンチーズ、塩こしょうを加えて調味する。


6.皿にサラダを山盛りにし、クルトン、ベーコン、鶏肉、パルメザンチーズをトッピングして、たっぷりドレッシングをかけていただく。


クッキングリッシュの会

このレシピのドレッシングはアイオリ風のです。残ったらフランスパンにつけて食べたり、茹でたての新じゃがにかけて食べたりしてもとっても美味しいです。


にほんブログ村 料理ブログ 料理教室へ