リトルプレス”森の中のこぐまのこぐー”ができるまで。
あこがれの人に話を聞きに歩き始めたのです。
という前回のつづき。
(始めの第一歩から私の苦手分野だし。。)
もともと人に伝えることが得意ではないのに
さらに、今回自分の伝えたいことがあまりにぼんやりしていて、
何が聞きたいのか、何をお願いしているのか???
自分でもハテナとなる始末。
本当にどこに向かっているのかわからない状態なのでした。
でもそんな中で出会った人たちがくれた言葉やアイデアが
実はその後いろんな場面で浮かんできて、
大切な大切な土台を作ってくれていたのです。
『紙のカレンダーという形を思い切りはずしてしまったら?
てぬぐいに書くとか、12という数字にこだわってみるとか。』
『お店で扱っている商品もそうだけど、
一つの使い方だけでなく、アイデア次第でいろいろな使い方が楽しめるものが多い。』
『カレンダーというのははっきりと「しょうみきげん」があって、過ぎると価値が変わる。
カレンダーは1年見てもらい続けられるという利点が大きい。』
『なにより、自分が好きなものを作るということがいい。ワクワクは伝わるから。』
そんな中のふとした雑談の中から
リトルプレス(小部数冊子)という言葉を知ります。
リトルプレスのことを調べているうちに、
イメージがぐーんと広がり、
作りたいものがだんだんと見えてきた。
そして、一気にワクワクしちゃった本との出合い。
リトルプレスを扱っているという名古屋にある本屋On Readingさん。
本屋自体が一つのアートになっているような場所。
そこでワクワクするリトルプレス何冊かに出会う。
たくさんのアイデアに本当にワクワクした。
その中に、○○カレンダー(○○は忘れた。)というのがあって
開けてみると、
1月18日。次のページは2月30日。っていうカレンダー(?)。
ふうん、これもカレンダーなのね。と。
その時、
カレンダーの形から離れて
1から12までの数字でリトルプレスにしようって
そう決めた。
一歩前進。
つづきはまた次回。
*** できあがったリトルプレス