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cookieの雑記帳

興味を持ったことなどを徒然なるままに書き留めていきます。半分は備忘録。音楽(classicからpopsまでなんでも)、美術(絵画、漫画、現代美術なんでも)、文学(主に近現代)、映画(洋画も邦画も)、旅や地理・歴史(戦国以外)も好き。「趣味趣味な人生」がモットーです。

この日最後に訪れたのは、長谷川町子美術館で開催中の収蔵コレクション展『薫風 ー 藤井勉の世界』です。
惜しくも昨年、69歳で亡くなられた藤井先生の、2000年以降の作品を中心に、長谷川町子美術館が所蔵する17点の作品をまとめて展示する、小規模ですがステキな展覧会です。
私が藤井先生の作品に出会ったのは1990年代前半頃で、かれこれ30年くらい前でしょうか。ちょうど少女(娘さんたちがモデル)をテーマにした作品を多く描かれていた時期にあたります。
たまたまデパートの催し会場で個展が行われており、そのとき観た作品の、写実的だけれど柔らかなタッチと、画面から伝わる暖かな雰囲気がとても気に入って、注目するようになりました。
その後は花をモチーフにした作品が増えました。

メインビジュアルになっている『花の帽子』を観ていただければ、画風は伝わると思います。
今回の展示は花を描いたものが中心で、人物画は三分の一くらいです。
近年ブームになっている写実絵画の画家たちの一世代前にあたり、おそらくは影響を与えた画家の1人なのではないかと思っています。

藤井さんの他にも、季節に合った作品が一階を中心に展示されています。↓参照。


多くの素敵な作品をありがとうございました。謹んでご冥福をお祈りいたします。

ミュージアムショップに寄りましたが、この展示に関するグッズはありませんでした。係りの方に伺ったところ、「ポスターなら差し上げてますよ」とのことで、『花の帽子』の宣伝用のポスターをいただきました。ありがとうございました。


さて、併せて開催されているのは「おたからサザエさん 番外編」と題する、現在刊行中の「おたからサザエさん」や、そこにも未収録の初期作品の原画の展示です。


美術館のパンフレットには、この美術館ができた経緯について長谷川町子さんが書き下ろした漫画が掲載されています^ ^

美術館までは東急田園都市線の桜新町駅から、徒歩10分弱くらいです。ちょっときつそうだったら、目黒駅方面のバスで1つ目ですので、天気の悪い日などはこちらの方が良いかもしれません。