なんて書いていたら、1月26日夕方、突然のミシェルの訃報。あまりのショックに、なんと言ったらいいのやら。
ここ近年の自伝の刊行や録音をまとめたセットのリリースなど、なんとなく終活をイメージするような動きがあったのも事実ですが、ライブの予定があったり、まだまだ大丈夫かなと思っていたのですが...
心よりご冥福をお祈りいたします。
そんなわけで、書きかけていた新譜の話などをそのまま載せておきます。
既出の音源も多いですが、これだけ纏まった選集は初めてなので興味のある方は買いだと思います。なんだか追悼盤のようになってしまいましたね。
このボックスはタワーレコードでも取り扱っているものの意外と高額で、Amazon.frへの注文の方が送料込みでも6割くらいの値段で買えるのでお得です。Amazon.jpのアカウントを持っていれば注文も簡単です。
これまでに膨大な作品を発表してきたミシェルですが(濱田高志さんの『ミシェル・ルグラン クロニクル』が充実したディスコグラフィーです)、ここ近年、新作の他にも旧作のセット物のリリースが結構あって、入手困難だった音源が再び日の目を見たり、ファンとしては嬉しい限りです。
そんな中から、いくつかのアイテムをピックアップしてみます。
まずは新譜。前述した舞台版『ロバと王女』(2018)のサントラ。
もともとはジャック・ドゥミと組んだ映画ですが、今回は舞台化に合わせて新しく曲を書き下ろしました。
サントラはもちろん素敵ですが、この約半年違いで生まれた2人が作った映画は最高ですので是非とも映像で。
広いジャンルからのセレクションとしては、まずは3枚組の『anthology』(2000)。監修はミシェルの右腕ともいうべきステファン・ルルージュ。まだ30歳くらいの頃ではないでしょうか?2000年代に入ってから若手の研究者たち(日本では濱田高志さん)がミシェルの作品の発掘や整理を行ってくれたおかげで、膨大な仕事の見通しが良くなりました。
上段左はミシェル初のクラシック作品のアルバム。ナディア・ブーランジェ門下の秀才を遺憾なく発揮しています(以前のブログ参照)。上段右は80代になったミシェルが気心知れた仲間たちと録音した作品集。
下段は最晩年にタッグを組んだ、ソプラノのナタリー・デセイとの2枚。左はミシェルの代表作を歌ったアルバム。右は70年代に頓挫した企画を完成させた、女性の一生を歌と音楽で描いた『BETWEEN YESTERDAY AND TOMORROW』(2017)。
耳をすませば、流麗で色気のあるメロディが響いてきます。
本当にたくさんの素敵な音楽をありがとうございました。
天国のドゥミとは再会できたかな?
TV AGE広報部@TVAGE_official
ミシェルの訃報を受けて、2月23日は彼の業績を辿る内容に変更致します。 https://t.co/mJvOUcwgJE
2019年01月26日 18:19













