5月は気になっている新譜が目白押しで、嬉しい悲鳴をあげていますが、まずは昨年発売されたmicrostarの名盤『She got the Blues』のアナログです。
内容は言うまでもなく素晴らしいのですが、12 inchの手触りは格別です。
そしてもう一枚。ポップス界の帝王Burt BacharachがTonio K.と共作した楽曲のオリジナル デモ音源集です。
こういった音源を発掘し販売しているスペインのレーベルからのリリースで、限定1000枚とのこと。
1980年代後半あたりからバカラックと数々の共作をしているTonio K.。2005年のオリジナルアルバム『At This Time』でもがっちり手を組んでいました。どんな人物なのか気になっていましたが、アルメニア移民系のSSWで、1950年生まれは「はっぴいえんど」の面々あたりと同世代です。西海岸を中心に1960年代半ばからバンド活動を、また1970年代からはソロでも活動を始め、オリジナルアルバムも何枚もリリースしているようです。かなりのベテランですね。
アルバム内容の詳細はこちらやこちら参照していただければと思います。
SMAP(稲垣吾郎さん)や椎名林檎さんに提供した作品も含まれています。
デモといっても十分完成された音源だと思います。オリジナルと比較してみるのも良いですね。
いつも座右にバカラック、がモットーですので、こういった新しい音源はとても嬉しいですね。