8月15日は、終戦記念日。

 

終戦が1945年。

もう今から79年前の話となる。

 

戦争の記憶がある人たちの数も

相当減りつつある。

実際に戦時中のことが記憶がある人の

年齢は、90才以上くらいの人たちに

なってしまうでしょう。

 

そして、あと10数年もすれば、

この世の中が、誰も戦争を知らなくなる

世代になってしまう。

 

戦争を語り継ぐと言っても、

形ばかりになりそうだ。

 

アラカンは、最近某国営放送の

朝の連続テレビ小説、通称「朝ドラ」を

見ている。

 

2020年の「エール」(古関祐而がモデル)

からほとんど毎回見ている。

 

エール以降の朝ドラ、

おちよちゃん、

おかえりモネ、

カムカムエブリバディ、

ちむどんどん、

舞い上がれ、

らんまん、

ブギブギ、

そして今の虎と翼に続いているのだが。

 

どの回も、戦中戦後の話も多く

盛り込まれている。

毎回悲惨な映像だったり、

悲惨な生活ぶりが描き出されている。

 

普段は、私たちも戦争のことなどすっかり

忘れているが、こういったドラマで

戦時中の様子が描かれてると、

はっとすることも多い。

 

赤紙1枚で、働き手の男が簡単に戦争に

徴兵されていく。

愛する家族と離ればなれになっていく悲惨さ。

 

今の平和な社会があるのも、

悲惨な戦争、戦後を乗り越えてきた

先人たちの筆舌には尽くし難いご苦労が

あったからこそなのだ。

 

そんなことは、普段の生活に埋没し、

普通に忘れてしまっている。

 

戦争の悲惨さを忘れないためにも、

アラカンは、終戦記念日を祝日にして

みたい気持ちがあるが、

終戦記念日は、世間的にどうも「祝日」

には相応しくないらしい。

 

訳のわからない「海の日」「山の日」の

祝日よりもどれだけ終戦記念日の方が、

意味ある「日」となることか、

と思うのだが、いかがだろうか。