先日、某国営放送で、
9.11の映像をやっていた。
正確には、
「映像の世紀バタフライエフェクト。
9.11 ラストボイス。」
という45分の番組だ。
あのおどろおどろしい番組だ。
そもそも9、11 と言われても、
西暦何年かも思い出せなかった。
西暦2001年9月11日だ。
多くの人は、
大きな旅客機が大きなビルに突っ込むシーンは
覚えているでしょう。
でも、多分それだけでしょう。
アラカンも実はそうでした。
ほとんど覚えていないのだ。
さらにその他に2機の旅客機が、
ペンタゴン(国防総省)壊滅を目指したが、
一機はその手前で墜落、
もう一機も乗客たちの協力により、
飛行機をハイジャック犯から奪還し、
そのかなり手前で墜落させていたのだ。
今回のこの番組、
その大きな事件の中で、
乗客やらが残した電話による音声が
残っていて、それを多く紹介しようと
するものだった。
リアルだった。
留守番電話やら、ボイスメールに
残された乗客たちのメッセージ。
「愛している」、
「君を心から愛している」
「ずっと愛していると伝えてほしい」
人間、」極限状態、最後の最後は、
「愛」=LOVE、という言葉しかない
のかもしれない。
それほど愛は尊く、絶対的なものであり、
永遠なものなのかもしれない。
それにしても、
悲しすぎる番組だった。