その頃=中学時代は、まとまった暇が

できると、よくスケートに行っているようだ。

(日記にそう書いてある。)

自分用のスケート靴を持っているのだろうか?

謎である。

 

そんな時に、スケート場で同じ中学生と

思われる女の子と一緒に滑ったようだ。

日記ではあまり詳しくは書いていないが。

 

昭和46年1月15日。

(成人の日で学校はお休みのよう。)

 

昼から、スケートに行った。

関くん(同じバレー部の先輩)や

いろいろな人がいて面白かった。

竜海中の中根さんという子と

一緒に滑った。

あとは、別に。

 

この日は、たったこれだけの日記だったが、

めっちゃぶっきらぼうに書いているところが

めっちゃ、怪しい。

 

その後何日かして?

何ヶ月かして?は定かではないが、

その中根さんという子の友人から

アラカン宛に手紙が来た。

 

その手紙の内容は、

もし、中根さんと付き合う気があるのなら、

この中に入っている手紙にその旨書いて、

私宛に投函してくださいと。

当人(中根さん)は、恥ずかしくて、

とても手紙なんて書けないから、

その子に代わって、私が代筆しましたと

書いてあった。

 

アラカンは、すっかりスケートでその子と

一緒に滑ったことなんて忘れていたし、

部活やら勉強で忙しいし、

とても休みの日にその子とデートするなんて

想像できないと思って、

その返事は、書かずじまい、

出さずじまいになった。

 

その後、何年かして、

アラカンも高校も卒業して、就職して、

高校の同窓会があって、その出席名簿を

見てみたら、何人かがすでに亡くなっていて、

その亡くなっていた子の名前が気になっていた。

 

そしてまた何年かして、

ある時に、自宅で昔の手紙を整理していたら、

その中学時代に手紙をもらった手紙が出てきて、

その差出人の名前が、どこかで見たことの

あるような名前でひっかっていて。

どっかで見た名前だなって。

 

まさかと思って、同窓会の出席名簿の

亡くなった人の名前を照らし合わせたら、

まさにその子の名前だった。

 

しかも、その子とは高校3年生の時に、

アラカンと同じクラスだったのだ。

 

その亡くなった子も、手紙を出した相手が、

まさか同じクラスのアラカンとは

思わなかったでしょうね。

忘れていたでしょうね。

もう何年も経っているし、

すっかり忘れていたのでしょうね。

何らアクションもなかったのですから。

皆、一夜の夢のようでした。

 

でも今一度、

会ってみたいような気もするのです。

竜海中の中根〇〇さん。